おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。
「歌手になりたい!」と思う人は多いと思います。ですが、どんな人が歌手になれるのか?どんな特徴を持った人が歌手になれるのか?という事を知っている人は少ないです。
また、自分が当てはまっているのか?という事も、気になりますよね。
だからこそ「歌手になれる人の特徴」を理解し、そこを目指すことで、晴れて歌手になる事が現実味を帯びてきます。
今回は、ほとんどの人が知らない、または誤解している「歌手になれる人の特徴」を詳しく解説していきます。プロの本質を理解し、夢のような歌手活動を始めていきましょう!
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もくじ
歌手になれる人の特徴
歌手になれる人の特徴とは、一体なんでしょうか?「見た目がいい?」「歌が上手い?」そんなことではありません。
その特徴とは、とてもシンプルです。それは、「お客さんがいる事」です。歌手のお客さんとは、「ファン」ですよね。
つまり、「ファンがいる人」は、歌手として生きていく事ができます。
では、なぜファンがいる人は歌手になれるのでしょうか。その事についてもっと深堀していきましょう。
なぜファンがいる人=歌手になれる人なのか
結論から言ってしまうと、ファンが歌手の収入を担保してくれることが、ファンがいる人=歌手になれる人の答えです。
どんな人間でも、生活費が無ければ生きていく事はできません。歌手とは、歌に関することで生計を立てる人です。そして、歌手の生計を作る人は、まぎれもないファンなのです。
ですので、ファンがいる人は、歌手活動で生計を立てることができ、歌手になれるわけです。
この時、ファンから生計をまかなうという事を、後ろめたく思ってはいけません。よく、「稼ぐ人は悪」みたいな風潮がありますが、ファンは歌手の商品を喜んで買っています。
お金を出してまで買う価値があると思ったからこそ、歌手にお金を払います。そこには、後ろめたい感情などありません。お互いに利益があり、幸せになる素晴らしい事です。
このように、ファンが歌手の収入を担保してくれることが、ファンがいる人=歌手になれる人の答えです。
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ファンが一定数いると、音楽業界から声がかかる
ファンが一定数いると、音楽業界から声がかかるようになります。いわゆる、スカウトというやつです。
音楽業界とは、主に事務所やレコード会社の事を指します。事務所やレコード会社は、人材発掘を行っています。そして、何を重要視するのかというと、「売り上げの実績」です。
「売り上げの実績」は、ファンに数に比例して増えていきます。つまり、「ファンがどのくらいいるのか?」という事を、彼らは重要視するのです。
事務所やレコード会社も、1つの会社です。世の中の会社が、一番に求める事は、売り上げや利益です。そのことが、会社自身の成長に繋がります。
ですので、「売れる歌手」を探すことが彼らの使命であり、仕事です。
だからこそ、「ファンの数の多さ」を重要視します。逆に考えれば、ファンが多ければ、スカウトされ、歌手になれるとも考えることができますよね。
世の中のメジャーデビューしている歌手は、ほとんどがこのパターンです。今ではネットで活動し、多くのファンを獲得した歌手やYouTuberが、メジャーデビューしています。
この背景には、事務所やレコード会社が儲かるから。という事を理解しておきましょう。
ですので、メジャーデビューをしたければ、事務所やレコード会社を儲けさせればいいのです。現実に絶望するのではなく、最善の策を考える事が、あなたの夢を実現させてくれます。
このように、ファンが一定数いると、音楽業界から声がかかります。この背景には、ファンが多いほど売れるため、事務所やレコード会社が声をかけ、メジャーデビューを誘う事があるからです。
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ファンさえ集まれば、個人でも歌手になれる
先ほど、ファンが一定数いると、事務所やレコード会社から声がかかり、歌手になれると解説いたしました。
また、ファンさえ集まれば、個人でも歌手になる事は可能です。詳しい内容は、以下の記事をご覧ください。
→ メジャーシーンにとらわれず、個人で音楽家になる方が成功する理由
多くの人は、事務所やレコード会社と契約することを目指しています。なぜなら、この方法でしか、歌手になれないと思い込んでいるからです。
ですが、これは20世紀での話です。インターネットが普及した今、個人でも十分に歌手として生きていく事ができます。
歌手活動で必要な、以下の活動を個人で行う事ができます。
- ファンを集めるための宣伝
- 音源制作並びにCD制作
- ライブの開催・運営
- グッズの制作・販売
- ファンクラブの運営・制作
自分で曲が作れなくても、安く外注することができますし、ライブをしたければ、お金を払えばライブハウスを借りることができます。
このような活動が個人で行えるようになったため、歌手としてお金を稼ぐことができます。
主な、歌手活動の変化は、以下の図にまとめています。こちらを参照にすれば、いかに個人で活動しやすくなったかが分かります。
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さらに突き詰めると、個人で活動した方が、歌手になりやすい現実があります。この理由は、事務所やレコード会社に所属して活動すると、売り上げのほとんどを持ってかれてしまう事実があるからです。
例えば、CDの売り上げです。CDを販売するまでには、沢山の工程があります。レコーディング、プレス、流通、販売などです。
そこにかける費用を払うのは、事務所やレコード会社です。個人の歌手では、高額な経費を払うことができません。
だからこそ、売り上げのほとんどは、経費をまかなう事務所やレコード会社の取り分となります。歌手自身の取り分は、数%となります。
ですので、1000円のCDが売れても、最大でも90円しかもらえません。最大でこれですから、かなりの数を売らなければ、生活費をまかなう事はできません。
つまり、数万人規模のファンが必要です。この規模でファンを集めるのは、とても大変です。
メジャーシーンの歌手が短命なのは、そこまでファンが集まらないからでしょう。
ですが個人では、売り上げの100%が自分の取り分です。つまり、少ないファンの数で歌手として生きていける事ができます。
この理由から、個人のほうが、歌手になるハードルが低いことが分かります。
また、個人での活動の方が、自由に活動ができます。事務所やレコード会社に所属すると、そこの方針に従わなければ、契約してもらえないことだってあります。
アイドルや、ルックス重視のバンドなどがいい例です。ですが、演者本人は、本当にやりたい事ではないときの方が多いです。
例えば、「ロックをしたいのに、弾き語りをやらされる」「自分で作った、曲や歌詞が、上の意向どうりに改変される」などがあります。
このような理由から、ストレスがたまり、デビューしたとしても幸せを感じないことが多いです。さらに、心を病んでしまったり、歌手を辞めてしまったり、薬物に手を出したりしてしまうことが多いです。
きらきらと見える歌手ですが、裏ではとてもストレスがたまる場合もあるのです。
ですが、個人で活動するのなら、全ては自分次第です。その分責任も伴いますが、それはそれでとてもやりがいを感じることができます。自分がすべて行ったことで、ファンが喜んでくれることは、歌手にとって何よりの幸せですからね♪
このように、ファンがいれば、個人でも歌手になる事は可能です。
歌手になれない人の特徴と共通点
それでは、逆に考えて「歌手になれない人の特徴」はあるのでしょうか。それは、もちろんあります。
歌手になれない人の特徴は、歌の技術に夢中で、ファンを集めていない人です。
意外と、ほとんどの人が陥っている落とし穴でもあります。多くの人は、「まず歌が上手くないと歌手になれない」と考えます。
その思考から、歌の練習などに時間とお金を使い、歌手になる事に一番大切な、ファンを集める事を見失っています。
これは、歌手の生計は誰が作るのか?という事を知らなければ、思いつかない人も多いでしょう。ですが、ファンを集める事は最重要思考です。
ですので、この特徴に当てはまっているのなら、その前提から変えていかないと歌手になる事はできません。
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歌手は他人に歌を提供するために活動する
さて、歌手は自分以外の人に歌を提供することで、生計を立てます。ですので、自分の歌を、他人に知ってもらう事が出来なければ、歌手にはなれません。
「相手に聴かせるために、歌の練習をしてるんだ」という意見もあるでしょうが、それだけでは歌手にはなれませんし、ずっとその事をしていても、一向にファンは集まりません。
大事な事は、完璧を求めない事です。そうすれば、ファンを集めながら、自分の歌も向上することに目が行くようになります。
人は、成長します。何かが出来たら、次もこうしたいと、どんどん欲が出てきます。これが歌の技術ならば、いつまでも満足できないという風になってしまいます。
これでは、ただの歌が上手い人どまりです。いつだって、歌手を支えてくれるのは、ファンであると心に刻むようにしましょう。
また、ファンと一緒に成長するという心構えで、活動していきましょう。そうすれば、ファンもあなたの変化を楽しめますし、成長するほど、質の良いものを提供できるようになります。
事務所やレコード会社が求めるのは歌が上手い人ではない
また、歌が上手い人を事務所やレコード会社は求めていません。なぜなら、売り上げが見込めない限り、契約しても、会社が損するだけだからです。
事務所やレコード会社は、契約する歌手に多くの投資をします。宣伝のための広告や、マネジメントなどですね。
このような事が出来るのは、それだけ売り上げがあるからか、売り上げが見込めるためです。歌手の売り上げから、このような経費を取り戻し、さらに利益が出る事で、会社も成長します。
だからこそ、売れない歌手には見向きもしませんし、売れる見込みがある歌手には、目をつけます。
その見込みとは、歌が上手い事ではありません。いかにファンがいるか?ファンを増やせそうか?という事です。
結果的に、歌が上手い人にファンがつくという事もありますが、今の音楽シーンは、いろんな需要があります。ですので、歌が下手でも、売れている歌手などごまんといるのです。
つまり、歌をうまくするのに目が行くと、事務所の意向に沿っておらず、デビュー出来ない現実が待ち受けています。
歌が上手い人に人が集まるのではない
ファンを増やすには、まず知られないといけません。何事も、知っているから調べられますし、好きになることができます。
では、まず人を集められれば、そこからファンが増やせそうですよね。
ですが、歌が上手い人に集まるわけではありません。ほとんどの人は、深く調べる事はしません。すでに人気のものや、世の中に出回っているものを追っかけます。
その理由は、知られる機会が多い事は、人のところに情報が行きやすいからです。その事で満足してしまえば、調べる必要もありませんから。だからこそ、メディアやテレビに出ると、人気が出やすいのです。
つまり、歌が上手い人に人が集めるのではなく、知られるきっかけが多い人に人が集まります。
結果的に歌が上手い人に人が集まったという事はありますが、人に知られる機会が多い方が、人が集まるのは明らかです。
まずは、人に知られる機会を多く作ることが、歌手になるための第一歩です。そのためには、歌の向上はほどほどにし、知られる機会を作っていきましょう。
一票の投票のように、少しでも発信することが、人生を変える手段です。
このように、歌が上手い人に人が集まるのではなく、知られる機会が多い物に人は集まります。
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歌手になれる人を目指そう!
ほとんどの人は、歌手になれる人に当てはまってはいません。だからこそ、歌手として生きていける人は少ないです。ですが、実際に歌手という職業がある以上、なる事はできます。
大切な事は、いかに効率的に、歌手になる事の確率を上げていくか。という事が大切です。そのためには、いかに人に知られる機会を作るかが重要です。
今日から一人ずつファンを増やしていけば、歌手になる夢は現実味を帯びてくるでしょう。
まずは、インターネットを使い、世界中に自分を広めていきましょう。そこで使えるのが、以下の媒体です。
- ブログ
- YouTube
- SNS
- 配信
- 多くの人が利用するサービス
個人でも始めることができるのは、インターネットが一番効率的です。もちろん、テレビや番組に出られれば最高ですが、僕たち個人にそこまでの力はありません。
ですが、地道に一人ずつファンを増やすことができます。あなたの堅実な努力が、未来を変えます。
ファンを増やせば、歌手になれます。それは、事務所やレコード会社に所属する方法でも、個人でなる方法でもです。
まずは、正しい方法を知り、実践していきましょう。
僕のブログでは、音楽を仕事にする方法を発信しています。もちろん、歌手になる方法もです。ぜひ、活用してみてください。
僕の記事が、あなたの役に立てば幸いです。
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まとめ:【プロの本質を理解しましょう】歌手になれる人の特徴となれない人の特徴を解説!
いかがだったでしょうか?
今回は、歌手になれる人の特徴となれない人の特徴を解説いたしました。
歌手になれる人の特徴は、ファンがいる人の事です。歌手の収入は、ファンが支えています。多くのファンがいれば、歌手活動をしながら、生きていく事が可能です。
そのため、多くのファンがいれば、事務所やレコード会社から声がかかる事もありますし、個人でも歌手になれることができます。
逆に、歌手になれない人の特徴は、歌の技術に目がいき、ファンを増やさない人です。
この人たちは、歌が上手くなれば、ファンが増え、歌手になれると思っています。ですが、そうではありません。
ファンになってもらうためには、人に知られなければ不可能です。歌の向上だけそしていては、誰にも知られずファンが増える事はありません。
また、今まで歌手になれない活動をしていた人もいるかもしれません。ですが、未来を変える事は可能です。
今日から、地道に一人ずつファンを増やしていけば、いずれは歌手になる事が可能です。
正しい方法を学び・実践する事で、歌手への道は近くなっていきます。
まずは、インターネットを使い、ファンをコツコツと増やしていきましょう。詳しい方法は、以下の記事に書いてあります。
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僕の発信が、あなたの役に立てば幸いです。
以上。音楽人講師の凜でした!。