おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。
音楽活動をしている人なら、必ず思う事があります。「オリジナル曲を売りたい!」「どうやったら自分の音楽が売れるんだろう?」など、音楽で生きていくために、販売の方法を知りたいと思うはずです。
ですが、自分の音楽で生きていける人はとても少ないです。なぜなら、音楽の作り方は知っていても、売り方を知っている人はほとんどいないからです。
ほとんどの音楽を志す方は、歌の上達や曲作りなどの商品開発にしか力を使わないでしょう。売り方などの、ビジネス面の勉強は全くもってしません。
参考に、ほとんどのミュージシャンの経験値量は、以下の通りになります。
ですがそこが盲点です。
世の中の売れている音楽というのは、売り方を熟知しているマーケティング担当の人が就いて初めて売れていきます。
こんなことを知っていますか?
そこらへんのプロなんかよりも、とてもいい音楽をしているのに売れていないミュージシャン。なぜ、音楽においての技量が上回っていても売れないのでしょうか?
この答えは簡単です。正しい売り方を知らないからです。そこまで上手くない人が売れている現実がある通り、それだけ売り方は重要です。
ですので今回は、自分の歌や曲や音楽を売るまでの流れを徹底解説していきます。
この記事で売り方を学び、あなたの音楽活動が成功することを祈っています。
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もくじ
自分の音楽は商品なんだと考えろ!
あなたが時間とお金を費やして身に着けたスキルで、素晴らしい音楽を作っているかと思います。そして、それを売りたいのですから、「自分で作る音楽は商品なんだ」と自覚しましょう。
売るための商品としっかり認識することで、客観的に売り方を学んでいけます。自分の音楽となるとプライドが邪魔をする場合があるので、このマインド取り入れるが吉です。
また、世の中にはたくさんの商品があります。食べ物や娯楽品、衣料品など、様々な物があります。そして、商品を売る流れはすべて同じ流れなのです。
それは、欲しいと思ったものを、お金という対価と引き換えに交換する。
商売の原則はこれが基本です。まずお客さんに、欲しいと思ってもらえなければ、売れることがないのです。さらに細かく考えると、お客さんに自分の商品を知ってもらわなければ、欲しいとも思ってもらえないのです。
このように、「自分の音楽は商品なんだ」と自覚することで、売り方の流れが見えやすくなるのです。自分の音楽を作った後は、下手なプライドは持たないようにしましょう。かえって邪魔になる場合があります。
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商品を売るまでの流れ
商品が売れるまでには、簡単には以下の図のような流れになります。
一見シンプルに見えますが、この流れの間や前後には、複雑な要因が入ってきます。そして、一つだけ大事な事があります。
それは、お客さんがいなければ、商品を買ってもらう事は不可能という事です。
お客さんを増やす事こそ、ビジネスの基本です。なのでまず、お客さんを集めるところから始めるのがコツです。
自分の音楽に興味を持ってもらう。そうすることで、お客さんに商品を買ってもらう確率が上がります。一般人では到底考えない、その要因を解説していきましょう。
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音楽を売る具体的な流れを知ろう
商品が売れるまでの具体的な流れは、以下のようになります。前提条件として、すでに売るものがある場合で解説していきましょう。すでに売るものとは、あなたの音楽、つまり曲でいきましょう!
- 無料で曲を公開し、存在を知ってもらう
- 集客媒体を作り、さらに多くのお客さん候補を集める
- 集客したお客さんたちに、有益な事を与え続ける
- 集客して信頼構築した人たちに、欲しがるようなものを提示する
- 販売サイトや決算サービスで購入してもらう
無料で曲を公開し、存在を知ってもらう
あなたが音楽を売るうえで、一番自分のことを知ってもらえるのはどんな事でしょうか?
そう、曲を聴いてもらう事です。曲を聴いてもらうと言っても、いきなり売ったりするわけではありません。
知らない人から、いきなり曲を買ってくださいと言われても、普通は買ってもらえません。
ですので、まずは無料で曲を公開し、聴いてもらうのです。
「無料で商品の曲を公開してしまったら、売れないのでは?」と考える方もいるでしょう。
しかし、それは間違いです。ここでは、売ることは考えません。なぜなら、信頼関係のない相手には、商品が売れないからです。
この段階で最重要視することは、自分の音楽に興味を持ってくれそうな人に、曲を聴いてもらう事です。
公開した曲に興味を持ってくれそうな人は、自分の商品を買ってくれる可能性が高いです。なぜなら、人の行動は感情によって引き起こされるからです。
もし、自分の音楽に興味をもってくれて、「もっと聴きたい」と思ってもらえればそれはもうファンになっていると言えます。
この状態までくれば、有名なアーティストのように、曲を販売しても買ってもらうことができるでしょう。
曲を無料で公開するには、インターネットがおすすめです。動画やクラウドサービス、様々な方法があります。自分が売りたいものに興味を持ってくれる人が集まりそうな媒体を使うのがおすすめです。
このように、無料で曲を公開し、存在を知ってもらうことで、自分の音楽に興味を持ってくれそうな人を集めていきます
集客媒体を作り、さらに多くのお客さん候補を集める
集客とは、先ほどの無料で曲を公開するように、お客さんになってくれそうな人を集めることを言います。
この工程では、集客媒体を作り、さらに多くのお客さん候補を集めることを目的にします。
曲を無料公開しただけでは、なかなか聴いてもらえる機会がありません。なぜなら、沢山の人が公開している中、自分の音楽にたどり着いてもらうのは難しいからです。
そこで、集客媒体を作っていくのです。そうすることで、相手の方から自分の音楽にたどり着きやすくなるのです。
集客媒体でお勧めなのは、以下の二つがあります。
- ブログ
- YouTube
こちらの媒体は、自分が知りたい事や見たいものを、記事や動画の中から探すサイトとなります。逆にいえば、相手が知りたいことを発信することで、探してもらえる。という構造になっています。
この、「探してもらえる」というところがポイントです!
見ず知らずの曲など、探してもらえることすら難しいです。なぜなら、そのこと自体を知っている人は作った本人しかいないのです。
そこで、集客媒体まで相手に来てもらい、ついでに曲を聴いてもらうという形にするのです。そのためには、発信することは相手の有益になる事であるのが重要です。
なぜなら、相手が知りたい事でないと、無名の人は探してもらえないからです。
この事を地道に行い、フォロワーを増やしていきましょう。見ず知らずの他人より、あなたの商品を買ってくれる可能性が高いですからね。
ブログなら読者。YouTubeならチャンネル登録者がフォロワーとなります。
これらを効果的に増やしていく事が、お客さんを集めることに繋がります。この事が、個人でできる最大効率の集客なのです。
集客したお客さんたちに、有益な事を与え続ける
集客媒体で、お客さんが増えたとしても、集めただけでは意味がありません。
商品を買ってもらうには、お客さんとの信頼関係が大事です。なぜなら、お客さんの好感度が高いほど、商品を買ってもらうハードルが低くなるからです。
ですので、集客したお客さんたちに、有益な事を与え続けることで、信頼関係を構築していきます。
この事は、恋愛に置き換えると分かりやすいです。
恋愛のゴールを、付き合う事と条件づけます。そのためには、まず相手と知り合わなければいけません。そこからデートを重ね、好感度を上げていきます。相手の付き合っていいレベルまで好感度が上がれば、はれて付き合うことができるのです。
ビジネスにもこの事が使えます。
相手と知り合う事は、自分の音楽を聴いてもらう事に置き換えられます。次の段階の、デートを重ねることが、今回の工程です。
それは、有益な事を与え続ける事です。
デートは、相手に自分の事を良く思ってもらいたいからしますよね。そのためには、相手が喜ぶことをするはずです。
その時に、相手が喜びそうなデートコースを考えたりと、このような事をします。それを重ね、相手が喜べば、好感度が上がっていくのです。
デートをするのは、相手に付き合ってもらうためです。相手をお客さんに置き換えると、有益な事を与えつづけることは、商品を買ってもらうためになります。
有益な事を与えつづけることで、相手の好感度をあげ、商品を買ってもらうことができるのです。では、有益な事を与えつづけるにはどうすればいいのでしょうか?
それは、集客した人の属性によって違います。
音楽の記事や動画で集客したのならば、音楽に関する有益な事を発信し続ける事が重要です。来てくれた相手は、音楽のことに興味があるから、あなたの集客媒体まで来てくれたのですから。
そこで的外れな事をしてしまうと、集客した人たち離れていくでしょう。なぜなら、興味がないことを知ろうとはしないからです。
学校の授業とか、ちゃんと受けようとしない人がいますよね?寝てる人がいたり、成績が悪い人がいるのは、ちゃんと受けないからです。
でもそれは当たり前です。そもそも学校の授業に興味がないんですから。ですので、集客した人の属性を無視した行動は控えましょう。
このように、有益な事を与え続けることで、お客さんとの信頼関係を構築していきます。そうすることで、商品販売のハードルが下がっていくのです。
集客して信頼構築した人たちに、欲しがるようなものを提示する
有益な事を与え続け、信頼構築した相手は、「もっとあなたの音楽を聴きたい」と思うようになります。
つまり、ファンになっている状態ですね。この状態になって初めて、販売をしていきます。
その時大切になってくることは、相手の欲しがるものを提示することです。そうしなければ、いくら信頼関係を構築したとしても、買ってくれることはないでしょう。
有益な事を与え、欲しがるものを掲示するためには、メールマガジンやline@を使うといいでしょう。
そうすることで、一対一という図式が作れます。誰に言っているかわからないメッセ―ジよりも、あなただけにメッセージを送っているという方が、相手も喜んでくれます。
そして、メールマガジンやline@は一斉送信という形なので、属性があっていないと効果がありません。だからこそ、集客媒体で、自分の売りたい属性が合う人を集めるのです。
また、有益な事を与え続けていくうちに、相手から「有料でいいのであなたの曲を聴きたいです。」という連絡が来ます。そのような場合には、快くあなたの商品を買ってくれます。
この工程までくれば、あなたの商品の売れ行きは、今までと比べ物にならないほどに増えるでしょう。
このように、集客して信頼構築した人たちに、欲しがるようなものを提示することで、あなたの商品のの売れ行きが、グーンと上がっていくのです。
販売サイトや決算サービスで購入してもらう
商品を買う時に、お金のやり取りが発生します。その場合は、レジや手売りなどで直接行う事が主流でしょう。
ですが、せっかくインターネットで集客したのです。お金のやり取りもインターネッ手で完結させてしまいましょう。
そのためには、販売サイトや決算サービスを導入することが望ましいです。銀行振り込みやPaypalというクレジット決算サービスを使うといいでしょう。
銀行振り込みは、メールでのやり取りで行い。Paypalはそのサイトまで足を運んでもらえばいいのです。
そのために、販売サイトを作ることが理想です。商品を買うために必要な文章とURLをのせ、買いたい人に訪れて貰えばいいのです。
そうすることで、販売が半自動化でき、とても効率的に売ることができます。
こちらが、曲販売の最後の工程となります。
このように、販売サイトや決算サービスで購入してもらうことで、安心してお客さんに商品を買ってもらうことができます。
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音楽の販売方法一覧
今まで、販売までの流れを解説しました。ですが、音楽の販売方法は他にもあります。そんな方法の一覧をまとめましたので、参考にどうぞ♪
音楽の販売方法一覧
- 無料ライブから売る
- 月額制で売る
- 1人のために売る
- 音楽人に売る
こちらになります。それぞれの具体的な方法を解説していきましょう。ですが前提として、お客さんがついている状態とします。
なぜなら、お客さんがいなければ、商品は売れないからです。だからこそ、まず集客を行っていくのです。それができたら、売る方法などいくらでもあるのです。
その方法を、マネタイズというのです。ここでは、マネタイズの方法といってもいいでしょう。
無料ライブから売る
無料ライブで分かりやすい物は、路上ライブです。そこで、名前を売ったり、CDを売ったりしていきます。
無料で生音を聴いてもらい、商品を買ってもらいます。新曲を聴いてもらってもいいですし、カバーソングなどでもいいでしょう。
大事な事は、生音で相手の感情を動かせるかです。人は、感情で行動を起こします。買おうと思わなければ、人は物は買いません。
そのために効率的な、無料ライブを行い、曲を売っていきます。自分の技術に自信がある人は、取り入れていきたい方法です。
ですが、集客ができていることが前提なのは忘れずに!
月額制で売る
最近、サブスクリプション制が流行っていますね。基本的に、定期課金制と呼ばれるものです。
月払いや年払いなどで、商品を買ってもらえます。メリットは、とても収益が安定することでしょう。長く続けてもらえるほど、曲単価が上がっていきますから。
音楽人ができるサブスク制の商品は、ファンクラブや聴き放題サービスです。サ-ビスを作ると言っても、そこまで難しくはありません。
流れとしては、
- サービスページの作成
- パスワードの設定
- サイトページのURLとパスワードを購入者に配布
さらに、特典などをつけることで、商品の値段を上げても買ってもらえるようになります。
- 曲ごとのメイキング映像
- ファンクラブ限定の毎日の発信
- 会員限定の少数ライブ
おすすめとしては、ファンクラブと聴き放題をくっつけてしまうという事です。こうすると、サービスを作る手間が省けますし、色々な特典を付けられるので、単価も上げることができます。
このように、定期課金制を導入することも、音楽の販売方法の一つです。
1人のために売る
どんなに有名なアーティストでも、出来ない売り方があります。それは、1人のために売ることです。これは、ファンが増えるほど行う事が難しいのです。
なぜなら、人生の時間は皆公平だからです。ファンが増えるほど、一人当たりに使える時間は少なくなっていきます。だって、アーティストは一人だけですから。
だから有名なアーティストの売り方の真似をすると、無名のミュージシャンは失敗します。なぜなら、一曲200円を10人に売っても、生活していけませんからね。
だからこそ、まだ少数のファンしかいない人にはとても有効です。例えば、「あなただけの曲を作ります」や「あなただけのライブを行います」などです。
こうすることで、一曲数万円でも、欲しいと思う人が現れます。プレミアがつくものって、個体数が少ないのです。だからこそ、値段が上がっていきます。
このように、1人のために売ることは、音楽の販売方法の一つです。
音楽人に売る
音楽人の中には、オリジナル曲をやりたいけど、自分では作れないという人も大勢います。また、番組や自分の動画のBGMなどを欲しがる人もいます。
そんな人たちに、曲を作って販売するという方法もあります。相手の要望を取り入れながら作っていく事で、大変喜ばれます。
このように、曲が欲しい音楽人に売るということも、音楽の販売方法のひとつです。
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まとめ:自分の歌や曲や音楽を売るまでの流れを徹底解説!自作曲・オリジナル曲が売れていく販売方法とは?
いかがだったでしょうか?
何も考えず、ただ商品の販売をするのは、得策ではありません。ほとんどの音楽人は、こうした失敗を必ずします。そんなことにもならないよう、きちんと売り方を学びましょうね♪
音楽を売る具体的な流れは、以下の通りです。
- 無料で曲を公開し、存在を知ってもらう
- 集客媒体を作り、さらに多くのお客さん候補を集める
- 集客したお客さんたちに、有益な事を与え続ける
- 集客して信頼構築した人たちに、欲しがるようなものを提示する
- 販売サイトや決算サービスで購入してもらう
そして、音悪の販売方法は、以下の通りです。
- 無料ライブから売る
- 月額制で売る
- 1人のために売る
- 音楽人に売る
一番大切な事は、「集客」です。お客さんを集めなければ、商品が売れることはあり得ません。
なのでまず、「集客」の勉強から始めていってはいかがでしょうか?
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