おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。
ライブ活動をしたいと思っても、初めてで経験がないと不安になりますよね。
「どうしたらライブができるの?」「手続きは?」「初めてだけど大丈夫かな?」このような事を考えたりします。
僕も最初は、どうしたらライブができるのか右も左もわかりませんでした。
人が世代を超えるたびに、このような悩みは尽きないと思います。
そこで、音楽活動を教えている僕が、ライブ活動のイロハをすべて解説したいと思います。記事をいくつか分けようと思っているので、是非お付き合いください。
今回は、ライブをするまでの流れと、ライブ活動の始め方を分かりやすく解説していきます。
バンドでも、ソロでもライブをすることは一緒です。どの形態でライブをしようか迷っていても、安心して読み進めてくださいね♪
追記
コロナ禍で、ライブを行うのが困難になってきました。そこでできるのが、インターネットでの音楽活動です。
僕は、音楽人講師として、その道の講師をしています。僕の記事でも、たくさんの知識があるのでぜひ活用してくださいね♪
参考にどうぞ!
→ 【ウィズ・アフターコロナ対応!】音楽活動をネットで行う正しいメリットとコツを解説!ネットを使う音楽活動の正しい方法。
もくじ
ライブ活動は誰が行ってもOK
ライブ活動を始めるときに、多くの方はこう思います。
「初心者の自分が、ライブハウスに出られるのだろうか?」ということです。
ですが、心配する必要はありません。
なぜなら、ライブハウスに出演すること自体には、経験や資格は必要ないからです。
しっかりと使用料を払えば、だれでも借りたり、使うことができます。
ごく一部、審査差を通らないと出演できないものもありますが、最初の段階からそのような敷居の高いところに出演する必要はありません。
だんだんと、経験を積んでいけばいいのです。
ライブハウスも、ビジネス的に経営されているところです。出演する人はみなお客さんですので、親身に接してくれます。
つまり、余計な心配はいりません。
誰でも最初は初心者です。自分のパフォーマンスに自信が持てなかったり、不安になる事もあるでしょう。
しかし、そんな頑張るあなたの姿に、観客も親身にきいてくれます。
何事も、やらなければ始まりません。先延ばしにせず、やりたいときに即行動することが、チャンスをつかむ第一歩です。
えいや!と新しい場所に飛び込んでみるのも、人生において大切なことですよ♪
ぜひ、早めにライブ活動を始める目標を立てちゃいましょう!
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ライブハウスに出演するための条件
さて、だれでもライブハウスに出演できるといいましたが、最低限の条件が一つあります。
それは、「曲を演奏できること」です。
ライブをしたいと思っても、演奏ができなければ元も子もありません。
ですが、「ライブがしてみたい!」と思ったあなたは、少なくとも曲ができるレベルでしょう。なぜなら、曲ができない人が、ライブを行おうと思わないからです。
では、何曲ほど演奏できればライブハウスに出演しても大丈夫なのでしょうか。
ほとんどの場合、5曲できれば大丈夫です。この理由は、ほとんどのライブハウスでは、5曲程度しか演奏ができないからです。
多くの場合、一日に3~8組のミュージシャンが、ライブハウスに出演します。そして、一組の持ち時間が20分~30分前後です。
出演するバンドが少ない場合、自分の持ち時間が多くなります。逆に、出演するバンドが多い場合は、持ち時間が少なります。
この理由は、ライブハウスの営業時間や、ライブイベント時間の長さは大体決まっているからです。
一曲5分程度で考えられるので、持ち時間から曲数を逆算することができます。もちろん、MCの時間も、持ち時間に含まれます。
ほとんどが20分から30分の持ち時間ですので、5曲程度曲が演奏できれば、ライブハウスに出演しても恥ずかしくないパフォーマンスができます。
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オリジナル曲がなくてもライブハウスには出演できる
ライブハウスに出演するときに、オリジナル曲がないと出演できないということはありません。
カバーやコピー曲の出演であっても、ほとんど大丈夫です。ですので、オリジナル曲を作らなければいけないということはありません。
ほとんどのライブハウスは、著作権使用料を毎月払っています。ですので、安心してカバー曲をライブで行っても大丈夫です。
カバー曲ができないライブハウスは、必ず事前に「カバー・コピー曲はできません」と知らせてくれます。
ですので、「オリジナル曲が作れない」という人でも、簡単にライブを始めることができます。
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楽器ができなかったり、歌が歌えなくてもライブを行うことはできる
ライブハウスには、歌が歌えない人や楽器ができない人でも、ライブを行っている人たちは多くいます。
カラオケ音源での歌やダンス。また、自分のパート以外のカラオケ音源で演奏をしたりと、いろんなタイプのライブを行っている人たちがいます。
つまり、自分ができないことを補うものを用意できれば、ライブを行うことはできるのです。
ライブハウスは、カラオケ音源まで用意してはくれません。よって、自分で用意する必要があります。
例えば、音源をCDに焼いたり、フラッシュメモリにインストールして渡したりすれば、ライブハウス側でしっかりと流してくれます。
カラオケ音源を用意する方法は、以下の3つあります。
- CD音源やダウンロード販売の、「instrumental」を使用する
- カラオケでの「CDプレス」サービスを利用する
- 自分でカラオケ音源を作る
- 外注してカラオケ音源を作ってもらう
1、アーティストのシングルには、歌なしの「instrumental」が入っているのが主流です。自分がやりたい曲でこれがあるのならば、是非使用してください。
2、カラオケでは、自分の歌を録音したものをCDに焼いてくれるサービスがあります。この時、歌を歌わないで録音すれば、カラオケ音源だけが手に入ります。そのCDをライブハウスに渡せば、ライブが行えるでしょう。
3、今では、パソコン一つで曲を作ることができます。このスキルができるのならば、自分で作ったカラオケを使用するのもいいかもしれません。
4、主に商用利用する人が使用する方法ですが、外注することもひとつの手です。
このように、楽器ができなかったり、歌が歌えなくてもライブを行うことはできます。
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ライブを行うには、「主催者」やライブハウスに頼もう
一般的には、「ライブの主催者に出演を頼む」ことで、ライブを行えます。
あなたも、「出演したいです」という風に頼めば、出演することができます。
ただ、ライブの主催者にはだれでもなる事ができます。必ずしも、「ライブハウス」が主催者ではありません。
ライブハウスでのライブには、いかの2種類の形態があるのです。
- ライブハウスが主催者 → ブッキングライブ
- 外部の人(イベンター)が主催者 → イベントライブ(イベンターがつける名称による)
あなたがライブに出たい場合、そのライブにあった主催者に連絡を取らなければいけません。
ブッキングライブに出たければ、ライブハウス。その他のライブに出演するには、それぞれのイベンターに連絡しましょう。
まずは、近くのライブハウスに行ってみることをおすすめします。親切に、たくさんの知識を教えてくれます。
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ライブハウスやイベンターを探すには
それでは、ライブハウスやイベンターの探し方を解説いたします。これには、以下の2つの方法があります。
- 友人や知り合いに紹介してもらう
- ネットで調べる
それでは、それぞれ解説していきます。
友人や知り合いに紹介してもらう
もし、あなたの周りに音楽活動をしている人がいたら、ぜひ相談してみましょう。
仲が良ければ、その分信頼した情報が手に入ります。また、知り合い自身も出演しているものかも知れません。
学生の方なら軽音部の人に聴いてもいいですね。
ネットで調べる
現代では、ネット検索でほとんどのことは調べることができます。
もちろん、ライブハウスやイベンターが主催しているライブの情報も、たくさん出てきます。
調べる際には、自分がやりたい音楽性やジャンルなどを決めておくといいでしょう。また、場所などをキーワードに含めることによって、近くのライブハウスがすぐに見つけられます。
そうすることで、思わぬ出会いがある時さえあります。
主催者に出演希望を伝えた後の流れ
よさそうなイベンターやライブハウスを見つけたら、「出演希望の盲」を伝えてみましょう。
そして、OKの返答が来たら、そのあとにもやることがあります。
出演決定までの流れは、以下の通りです。
- あなたの音楽性やプロフィールなどを伝える
- 主催者から、日程や条件を提案される
- 提案されたものから、自分が出たい日程を申し込む
- 出演決定
主催者のホームページやSNSアカウントには、連絡先が載っています。
そこに出演希望を送れば、あとは主催者から返答が来るので、それに従えばOKです。
その際、伝えるべき内容を、以下に紹介します。
- メンバーの編成・アーティストプロフィール
- 希望する出演日程や曜日
それでは、それぞれ解説していきます。
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主催者に伝えるべき内容:メンバー編成・アーティストプロフィール
最初に、メンバー編成・アーティストプロフィールを伝えましょう。
例えば
バンド名 ○○○○
- ボーカル 1名
- ギター 2名
- ベース 1名
- ドラム 1名
もちろん、ソロの場合は自分のことだけを書けば大丈夫です。
そして、自分の音楽性やジャンルなどを伝えるとなおよいです。
そうすることで、あなたに合ったライブを、主催者が提案してくれます。
主催者に伝えるべき内容:希望する出演日程や曜日
次に、都合の良い日程を提案してもらうため、あなたが出演希望の日程や曜日を伝えます。
この時、多めの日程や曜日を伝えるといいです。
この理由は、あなたの希望に合ったものが見つからないということを防ぐためです。
また、人気のライブほど、予定が埋まっているため、ライブ出演までが長くなります。
相場では、長くても2か月くらいかかると見込んでおきましょう。ですので、あなたの曜日や日程が許す限り、多めに伝えることが重要です。
ですので、なるべく早めに伝えることを心掛けましょう。
社気に出るとわかりますが、ホウレンソウは早いに越したことはないです。完璧主義になって先延ばしにするより、すこしもろくても早いほうが連絡される側は喜びます。
あなたも、重要なことは早く決まったほうが嬉しいですよね。
僕も、ネット通販の注文確定の連絡は、早いほうが嬉しいです。いちど、連絡が遅いことがあり「注文できてない?」と思い込んでもう一度注文をしてしまったことがあります。
結果、2つ商品を買ってしまいました、、、
これが、安い商品だったからよかったものの、数万円以上の商品なら大変です。
返品手続きなど、余計な面倒が増えてしまいますよね。
コミュニケーションは、迅速なほど人は喜びますし、信頼が芽生えます。
審査がある場合のライブ出演について
イベントやライブハウスによっては、音源の審査があるときがあります。
これは、主催者がライブにあったバンドやミュージシャンを見つけるために行います。
この場合は、音源を提出する必要があります。
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音源審査は、オーディションのように厳正なものではない
ライブハウスやイベントの音源審査は、あくまでもバンドやミュージシャンの特徴を知りたいがために行うものになります。
そのほうが、主催者側もライブの構成を作りやすいからです。
多くのライブ主催者は、音楽性が似ているアーティストを共演させます。ですので、音源で判断したいのです。
この理由には、人は同じような属性を好きになる傾向があるからです。
例えば、ロック好きの人がいるとします。そして、ロックのライブを見に行くとしましょう。
その時、出演するアーティストはすべてロックのほうがお客さんは喜びます。なぜなら、お客さんはロックバンドを見に来ているからです。
こうすることを決めると、お客さんを楽しませられるライブを作ることができるのです。
「合格しないと出演できない」と思うことは、的外れですので、安心していただいて大丈夫です。
おもい切って、主催者にアポを取っていきましょう
録音はスマホでOK
審査用の音源は、質が良いものでなくても構いません。主催者は、音楽性や雰囲気がわかれば十分なので、ある程度曲全体がわかればいいのです。
ですので、手軽に録音できるスマホで大丈夫です。
雑音などが入ってなければOKですので、しゃべり声や環境音には気を付けましょう。
基本的には、スタジオ練習の際に録音すればいいでしょう。深く考えず、いつも通りの演奏をしてくださいね♪
そして、録音した音源の渡し方は、以下の通りです。
- メールに音源を添付する
- 音源をパソコンに移し、CDに焼いて渡す
- ネット上にアップロードし、URLを伝える
曲数は、ライブで行うものが一番いいです。ですが、主催者側が指定するのならば、それに従いましょう。
主催者からの連絡があった後の流れ
音源審査が終わった後に、主催者から出演のための連絡が来ます。ほとんどは、出演の日程や曜日などを提案されます。
例えば、「8月の17、24、30日でなら、どれが空いてますか?」というような感じです。
それと同時に、チケットノルマや持ち時間を知らせてくれます。
ほとんどの場合、持ち時間は指定されます。たまに、自分で希望を出せることがあるので、その場合は自分ができる曲数とMC時間を逆算して伝えましょう。
この時、まだ決定ではないので、都合の良い日程がなければ断っても大丈夫です。また時がたってから、連絡をしてみましょう。
あるいは、提案された日程よりも先のライブを提案してもらいましょう。
ライブ出演が決まったら、基本的にはキャンセルはNGです。
ライブは、いろんな人の出演を構成したものです。キャンセルをすることにより、予定が変わって迷惑が掛かってしまいます。
また、キャンセル料もかかってしまうので、よっぽどのことがない限り、キャンセルはしないようにしましょうね♪
また、バンドやグループの場合は、あなたの予定だけで決まるわけではありません。しっかりと、事前にメンバーと日程を確認するようにしましょう。
出演決定は、あなたが都合のいい日程を、主催者に返信した時点で決まります。
契約書とかはほとんどないので、口頭やメールでの決定という形となります。
あとは、ライブに向けて準備を進めていきましょう。曲を仕上げたり、MCを考えたり、やれることはたくさんありますよ♪
あなたのライブ活動が、充実することを祈っています。
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まとめ:バンドやミュージシャンのライブ活動講座:ライブをするまでの流れ
いかがだったでしょうか?
今回は、ライブに出演するまでの方法や流れを解説しました。
ライブは、敷居が高いと思っている方も多いですが、そうではありません。
今では、だれでもライブを行うことができます。
楽しいライブライフを行っていきましょう!
追記
コロナ禍で、ライブを行うのが困難になってきました。そこでできるのが、インターネットでの音楽活動です。
僕は、音楽人講師として、その道の講師をしています。僕の記事でも、たくさんの知識があるのでぜひ活用してくださいね♪
参考にどうぞ!
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