おいす!凜です。
歌の上達には、必ず練習が必要になります。それは、教室やスタジオなどで練習することもあれば、家で行う人もいるでしょう。
僕自身、最初はボーカル教室やカラオケなどで練習していました。ですが、こういった場所では長い時間できない事と、リラックスできないことに悩みます。そして、もっと効率的な方法がないか探しました。
そして見つけたのが、家や自宅での練習でした。本番さながらの練習はスタジオなどが適していますが、声や歌の練習だけなら家や自宅でも十分に質の高い練習が出来ることに気が付いたのです。
そして、そのコツをあなたにお伝えしようと思います。役に立てば幸いです。
→ 最先端の音楽を仕事にする方法を解説した、全15回・合計6時間以上の無料レッスンをプレゼント中!
もくじ
スタジオ練習と家や自宅での歌の練習の役割の違い
ほとんどの人が、歌や楽器を練習する場合、スタジオ練習を思い浮かべると思います。なぜなら、スタジオでしか音が出せない場合やそれが一番上達すると思い込んでいるからです。
ですが、歌の練習ができる場所はスタジオやカラオケといった場所だけではありません。家や自宅でも効率的に質の高い練習は出来ます。
ですので、スタジオ練習と家や自宅での練習の役割の違いを学び、目的に応じた練習場所で効率的に行えるようになりましょう。
スタジオ練習の役割
スタジオ練習での魅力は何でしょうか。
それは、ライブさながらの機材やその通りの音量で練習が行えることです。
つまり、リハーサルなど本番に対しての確認や調整のために使うのがいいでしょう。
また、ドラムなどスタジオでしか演奏できないものがあります。バンド練習などの目的に使うのが適切と言えます。
ですので、歌の上達に関してはスタジオではなくていいのです。むしろ、機材を通していない生声を重視して練習する方が歌の上達に繋がります。
このため、スタジオではなくとも効率的に歌の練習ができます。
家や自宅練習の役割
家や自宅での練習の魅力は何でしょうか。
それは、普段生活している場所なので、リラックスすることができ、集中力がいつも以上に上がることです。
練習の幅は少し狭まりますが、集中的に歌の練習が行えます。
つまり、基礎練習を高い質で行う場合に、家や自宅を活用するのがいいでしょう。
ですので、普段の練習は家や自宅で行い、機材を使った練習やスタジオならではの動いて練習する場合はスタジオやカラオケで行う。
この事が、効率的に歌の上達に繋がります。
歌の上達の8割は家や自宅で行える
歌の上達の要素は色々あります。ですがその8割は家や自宅での練習で身に着けることができます。
身に着けることができないのは、パフォーマンス面と機材を使った技術などです。家に設備があれば別ですが。基本的な歌の技術は、ほぼすべて練習できます。
この事から、家や自宅での練習を取り入れることは、とても効率的に歌の練習が行えるのです。
→ 最先端の音楽を仕事にする方法を解説した、全15回・合計6時間以上の無料レッスンをプレゼント中!
家や自宅での練習は、練習量を稼ぐのに最適
歌の上達は、練習量と練習の質で決まります。あとは、本人の吸収量次第です。
この事は、式で表すことができます
歌の上達量 = (練習量×練習の質)×吸収量(最大値が1とする、基本0.4~0.7くらい)
どんなに才能があっても、練習したことをすべて吸収出来るわけがありません。一回の練習で70%も身につけばいい方です。ですので、吸収量は基本0.4~0.7くらいですね。
歌の場合、たとえ長時間練習したとしても、内容が悪ければ上手くはなりません。むしろ、悪い癖がついたり、喉を壊したりしてしまいます。
逆に、どんなに練習内容があっても、練習量がなければ上手くはなりません。知識だけ持っていても、何もしなければ身につかないのです。この事は、どんな事にも言えます。スポーツ・音楽・ビジネス、すべてです。
そして、この練習量を稼ぐのに持って来いなのが、家や自宅での練習です。
皆さん、一日に使う時間はどこの場所が一番多いですか?
答えは、家や自宅です。次に、仕事場です。
練習することを、仕事にしてしまうのが一番時間を稼げるのですが、あまり現実的ではありません。
ですが、家や自宅にいる時間を少し練習に当てるだけで、かなりの時間を使えます。
これは、かなり現実的であり、自分の無駄な時間を探すことに繋がりとても有益です。
また、歌を本気で行っている人は、ボーカル教室やボイストレーニングに通っている人もいます。ですが、レッスンを受けられるのは、週に一時間程度くらいが相場です。
つまり、レッスンを受ける時間より、家や自宅での練習の時間の方が圧倒的に多多くとれます。
この事が、練習量を稼ぐのに最適なのは、家や自宅での練習である理由です。
そして、この時間をどう使うかにより、歌の上達への命運は分かれます。
家や自宅での練習だと、上手くならない人の理由
家や自宅での練習で、なかなか上達しない人が多いです。
レッスンやボーカル教室などに通うと、みるみる上達していくのになぜだろうと思う人も多いです。
この答えは簡単です。練習する物において、苦手な物、苦手な事をしないまたは見つけられないからです。
レッスンやボーカル教室に通えば、先生があなたの苦手なところや悪い所を見つけてくれます。そこから、何を練習するべきかを考え、教えてくれるのです。
ですので、先生に頼りきりだったこの事は出来ない人が多いのです。ですが、悲観することはありません。
ボイストレーナーや教室の先生は、この事をお金と引き換えにやっているのですから。あなたが見落としてしまうのは至極当たり前のことです。
ここまでは、苦手な物を見つけられないことに対してです。
もう一つ、上達しない理由として、苦手なことをしないという事が挙げられます。
ほとんどの人が、曲で歌を練習します。そして、曲には得意な物もあれば苦手な物もあります。また、苦手なパートや出来るパートなどもあります。
さて、家や自宅での練習において、ついやってしまうことがあります。それは、自分ひとり自由に練習できるので、つい好きな曲や楽な練習に時間を長く使ってしまう事です。
この事は、家や自宅での練習を始める人が陥りやすい落とし穴です。
練習とは、出来ない事を身に着ける事か、出来る事をさらに伸ばしていくかの二種類に分かれます。
出来ない事を出来るようにするのが、一番時間と労力を使います。ですので、練習量を稼げる家や自宅での練習においては、出来ない事を身に着ける練習をしましょう。
また、出来る事をさらに伸ばしていくのは自分だけでは難しい場合があります。悪いケースだと、出来ることの繰り返しで伸びていかない場合があります。
ですので、歌の技術において、初心者の方は出来ない事が多いです。そのため、出来ない事を身に着ける練習を家や自宅で行いましょう。
そうすることで、上達の実感も得られますし、自分の苦手や出来ないことを見つける練習にもなります。
このように、家や自宅での練習で上手くならない人は、得意な練習に時間をかけすぎているということが分かります。
→ 最先端の音楽を仕事にする方法を解説した、全15回・合計6時間以上の無料レッスンをプレゼント中!
苦手な事を練習する時、注意するべきこと
ここからは、実際に家や自宅で練習していくときの注意点を解説していきます。
ほとんどの人は、曲で練習すると思うので、それを仮定して話していきます。
曲を練習するうえで、最初から最後まで通しで練習してしまう人がいます。ですが、曲の中には得意な部分と不得意な部分があると思います。
例えば、Aメロは出来ても、サビは歌うのが辛いなどです。
このような場合、苦手な部分に特化して練習するべきです。繰り返し練習することで、苦手を克服することができます。
1曲通しで練習するならば、大体五分かかります。そして、苦手なところだけを練習するならば、1パート30秒くらいです。
通しで練習なら、すべて一回分の練習となります。ですが、苦手なところに特化すれば、1パート30秒なので、通しに比べて10倍の練習量を苦手なパートに費やせます。
そうして、一つずつ 苦手を克服していきましょう。この事が、遠回りにみえて、一番、効率の良い方法です。
急がば回れですね♪
しかし、苦手なところをずっと練習していると、ストレスや嫌気がさしてくると思います。
次は、それについての考え方を解説していきます。
練習に嫌気がさしたら
苦手なことを繰り返す。
それは、とても辛く、そしてつまらないものです。
ですが、歌の上手い人はすべてこの道を通っています。
そして、あなた以外の上達を目指している人も同じ道を通ります
ほとんどの人は、乗り越える前に逃げ出してしまうでしょう。だからこそ、本当に歌の上手い人は少数なのです。
その時考えるべきなのは、チャンスととらえる事。ライバルと差をつける、いい機会です。
そう考えれば、頑張れます。辛いことすら楽しめる考え方の柔軟性を身に着けましょう。
それは、壁にぶち当たったとき、あなたを救ってくれます。
少しの息抜きは大事
いくら考え方を身につけたとしても、体は正直な物です。
ストレスがたまり、最悪歌を辞めてしまう人もいます。これは、とてももったいないですね。
そんな時は、息抜きすることも大事です。
歌の上達のことなど考えず、好きなだけ好きなことをしてみてください。息抜きと同時に、新しい発見があるかもしれません。
そして、息抜きで歌う場合は、自分の歌の上達を実感できるいい機会でもあります。
ですので、少しの息抜きも大事なのです。
練習量=時間ではない
はい、タイトルにボイトレは短期集中型で行えとあります。
「練習量が大事とか言ってるのに、短期集中型って矛盾してるよね」
と思うかもしれません。
なぜこのように書いたのかを知るには、練習量=時間の概念をなくす必要があります。
よく、何時間練習したとか何時間勉強したと言ってくる人がいます。すごいと感じる人もいるでしょうが、僕からしたらこの言葉には何の重みもありません。
なぜなら、時間と量は比例しないからです。長時間行ったからと言って、練習量が増えるわけではありません。
例えば、8時間でノート8枚分勉強した場合と、8時間でノート64枚分勉強したとしましょう。
同じ時間でも、差が出ていますよね。一概に、長時間練習したから練習量が増えるわけではないのです。
この概念をなくすためには、時間を最後につけましょう。
例えば、ノート8枚分勉強したら、結果8時間だった。
このような感じです。
こうすることで、作業の効率が視覚化できます。
練習量とは、例のノート8枚分勉強した。という事実です。
時間は、後からついてくる物言いなのです。
ですので、一概に時間で練習量を測ってはいけないのです。
練習量が多くても、10分でできるパターンなどがありますから。
時間を使うなら、何かを区切ったりする場合の目安に使うといいでしょう。
例えば、休憩に10分など、練習量に関わらない方が好ましいです。
ですので、練習する時は、目標を決めましょう。
~が出来るまでや~回行うなどです。
こうすることで、練習量を明確に出来ます。
短期集中型の意味
ここでの短期集中型とは、短い時間を設定し、集中してやるわけではありません。
前にも書いた通り、歌の上達において時間とは、作業の結果でしかないからです。
大事なのは、集中して目標の作業を終わらせること。結果10分だろうが1時間でも構いません。
そして、目標を細かく設定し、少しずつクリアしていくというスタイルで行います。また、休憩などを行わず、1回で終わらせるのがコツとなります。
ですので、休憩がないと集中が切れるような目標設定は避けましょう。最初は、やりすぎくらい簡単な目標にして、集中して作業を終わらせるという事に慣れましょう。
そうすることで、集中して作業できる時間が増えていき、効率よく練習が進むようになります。また、家でダラダラ練習するより、圧倒的な効果が期待できますし、貴重な時間の節約になります。
ここでは、細かな目標を決め、集中して1回でクリアしていく。
このことが、短期集中型の意味となります。必ずしも、時間を決めて行うという事が正解というわけではないのです。
まあ、自分の限界を測るために一時間でどこまでできるか?などでしたら、時間を決めて行うというのも正解でしょう。
一番言いたいことは、「長時間練習したから上手くなる」という時間に逃げる理由はなくそう。という事です。
継続できるコツは身近にある
家や自宅での練習が大事と言っても、続かない人は大勢います。どんな事においてもそうではないでしょうか。
始める時は、モチベーションが高いので行動を起こせるのですが、そのモチベーションはどんどんなくなっていきます。そしていずれやらなくなるため、継続できない。そんな結果となってしまいます。
せっかく始めたことですから、続かなくなるのはもったいないですよね。
それを解決するには、身近の生活や行動にヒントがあります。
あまり考えたことはないでしょうが、あなたがずっと続いているものは何ですか?その答えは、当たり前のようにやっていることが大半ですよね。
例えば、歯を磨いたり・シャワーを浴びたり・寝る前にスマホを見るなどです。
これは、習慣というものです。当たり前ではない事を当たり前にすることで、体が勝手に動くという状態を作ります。
歌の練習を「習慣化」することで、毎日つづくようにすることができます。
「習慣化」のコツは、一つだけです。
当たり前になるまで、やり続けるという事です。かなり脳筋なやり方ですが、この方法しかありません。
心理学では大体、3か月続ければ習慣化されると言われています。ですので、とりあえず3か月続けてみるという事が大切です。
その際、モチベーションや気分などは無視します。まず、3か月続けるという事だけを意識しましょう。
これをしないと気持ち悪い。この感覚が芽生えたら「習慣化」されていると言えます。最終的にはここまでを目指しましょう。
まとめ
今回は、家や自宅での歌の練習のコツとメリットを解説しました。
家や自宅での練習を上手くできるようになれば、あなたの上達は何倍にも早くなります。
是非試してみてくださいね♪
では、簡単にまとめていきます。
スタジオ練習と家や自宅での練習にはそれぞれ役割があり、用途を分けることで効率化を図れる。
家や自宅での練習の際には、苦手なことを短期集中型で行っていく。好きな曲や得意な曲は息抜きで行うべし。
練習量は、時間で測らずに作業の量で決める。そうすることで、自分の作業効率が視覚化でき、目標を決めやすくなる。
家や自宅での練習が続かない場合は「習慣化」を目指す。そのために、3か月続けることが大事。
あなたの発動を応援しています。
→ 最先端の音楽を仕事にする方法を解説した、全15回・合計6時間以上の無料レッスンをプレゼント中!
以上!凜でした。