おいす！凜です。
「プロの歌手になりたい！」と願う人は大勢います。
そう考えたときに、ほぼ全員ボイストレーニングやボーカル教室に通おうと考えます。
なぜなら、「プロの歌手になるには、まず歌が上手くなくてはいけない」と漠然と思っているからです。そして、何年もレッスン代を払い続け、プロの歌手を目指します。
本当に、このことでプロの歌手になれるのでしょうか？
答えはNOです。
実際には、ボイストレーニングやボーカル教室に通っても、プロの歌手にはなれません。この事に気づかず、時間とお金を無駄に浪費してしまうのです。
今回は、ボイストレーニングやボーカル教室に通うだけではプロになれない理由と、あなたがプロの歌手になるためにやるべきことを解説します。
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もくじ
プロの歌手への道のり
なぜボイストレーニングやボーカル教室に通うだけではプロになれないのかを知るには、プロの歌手への道のりのゴールをまず知らなくてはいけません。
そのゴールとは
歌手活動だけで生活できるかどうか
つまり、会社員のように収入を得られる。そして、それが続いていかなくてはいけないのです。これがプロの定義です。
歌を歌って、生計を立てる。これがプロなのです。
確かに、ボイストレーニングやボーカル教室に通えば歌は上達します。
ですが、それだけで収入が得られますか？
むしろ、レッスン代で減っていきます。歌が上手くなるのは悪いことではありません。ですが、プロの定義からするとかなり的外れな行動なのです。
歌を歌って、生計を立てる。
プロの歌手になるには、このための道のりを、正しく理解し・学び・実践する。
ほとんどの歌手志望の人は、これに気づきません。ですので、歌手になれずに諦めてしまうのです。
ですが、これに気づけたあなたはラッキーです。
今から道のりを知れるのですから。
道のりを知って、やるべきことを行う。
プロの歌手になるには、これしかないのです。
一度、頭を真っ白にして学んでいきましょう。
ゴールから逆算する
さて、プロの歌手への道のりのゴールは
歌手活動だけで生活できるようになることでした。
ここから逆算して、道のりを考えていきましょう。
という事で、簡単に逆算しました。
つまり、プロの歌手になれている
↓
歌手活動で生活できる
↓
歌手活動で収入が得られる
↓
商品を買ってもらえる (楽曲・ライブ・グッズ・ファンクラブなど)
↓
あなたの商品を買いたい人がいる (ここまでくればほぼ勝ち)
↓
あなたのファンになる (好きになるルート)
↓
あなたの活動に興味がある (ここで好きになるかならないかで命運が分かれる)
↓
あなたの存在を知る (例えば、たまたま曲を聞いたなど)
↓
あなたの活動を何かしらでアプローチ (宣伝)
↓
行動に移す
↓
そして身に着ける
↓
それを獲得する方法を学ぶまたは知る
↓
答え、歌手なるには商品を買ってくれる人が必要(つまりファンやフォロワーの存在) なぜなら、収入がなければ歌手活動を続けられないから
↓
そのために何をすべきか考える
↓
歌手になりたいと思う
(実際の行動手順は下から上へ行っていく)
と、こんな感じです。
ここまで緻密に考えたことがありますか？
逆算する時は、つまりどういうことか？を考えていけば答えは出ます。
ただ漠然と「歌手になりたい」と思っているだけでは答えなんて出ません。
自分の中で、こうすればなれると決めつけるのではなく、どうしたらなれるのか？を突き詰めていくのが大切です。
さて、道のりが分かりましたね。この中で、あなたがやるべきことを見つければいいのです。
そして、プロの歌手になるにはボイストレーニングやボーカル教室だけではいけない理由を解説していきましょう。
プロの歌手に必須なのはファンがいること
プロの歌手とは、歌手活動の収入で生活できることでした。
そのため、プロの歌手で必須なのはファンがいること。つまり、商品を買ってくれる人が必要不可欠なのです。
この人たちがいて初めて収入が得られ、プロの歌手として活動できるのです。
ファンになる要素は「歌が上手いこと」だけか？
プロの歌手で必須なのはファンがいることでしたね。
では、どのような理由でファンになってくれるのでしょうか。
それは、様々な理由があります。
例えば、「声が好き」「価値観が似てる」「曲がかっこいい」などがあります。
確かに、「歌が上手いから」という理由もあるでしょう。ですが、それだけではないのです。ほかの理由からでもファンになってくれます。
つまり、歌が上手くなくてもプロになれる。という事は、ボイストレーニングやボーカル教室のような歌の上達への道のりがプロになれる条件ではないのです。
そもそもあなたの存在を知らなければファンになることすらできない
さて、歌手になるにはファンが必要やらファンになる要素やら話しましたが、そもそもファンはどうして生まれるのでしょう？
それは、何かしらのきっかけであなたのことを知ったからです。ここから始めて興味を持ち、ファンになっていくのです。
という事は、何かしらであなたのことを知らなければ、永遠にファンは出来ないのです。
ですので、ボイストレーニングやボーカル教室だけではファンは増えません。
つまり、ボイストレーニングやボーカル教室だけではプロの歌手になれない
ボイストレーニングやボーカル教室に通うことは、歌の上達への道のりです。
プロの歌手になる道のりではないのです。
ボイストレーニングやボーカル教室に通うことを否定しているわけではありません。ただ、目的が的外れだといいたいのです。
ですが、あなたの目的は何ですか？
「プロの歌手になること」ですよね。
そのために必要なことを行っていきましょう。
プロの歌手になるために今日からやるべき事
さて、ここからはあなたがやるべきことをお伝えします。
歌手になる道のりを書きましたが、実は大きく分けて二つのルートがあります。
- 大手のレーベルと契約し、メジャーデビュー
- 契約せず、個人で活動
この二つです。
ですが、やるべきことは一つです。
それは、今日からファンを増やす事。
なぜなら、この事がどちらの道にも必要になってくるからです。
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メジャーデビューを目指す場合
レーベルと契約し、メジャーデビューするには、スカウトされるのが一番現実的です。
そのために必要なのが、実績です。集客販売の実績なのです。
なぜなら、レーベルが歌手と契約する目的は、お金が儲かるからです。
ですので、儲かりそうなアーティストをスカウトするために探します。
ただ闇雲に探すわけではありません。集客販売の実績でめどをつけるわけです。
なぜなら、元々ファンがいるアーティストならほかの人もファンになるだろうと考えるからです。つまり、儲かる確率が上がるからです。
ですので、「デビューさせても売れないのではないか？」と警戒されれば、スカウトはされません。
その警戒を解くために必要なのが、ファンを増やすことなのです。
したがって、デビュー前からファンがいることがメジャーデビューの条件です。
個人で活動する場合
あまり知られていませんが、デビューすることがだけ歌手のなり方ではありません。個人の活動でもプロとして活動できるのです。
なぜなら、自分でファンを獲得し商品も販売できるからです。
というより、メジャーデビューの条件がデビュー前からファンがいることという事は、どのみち個人で活動していかなければなりません。
昔までは、レーベルと契約しなければファンを増やすことができませんでした。なぜなら、ファンを増やすための宣伝が個人では到底支払えないような金額でしか行えなかったからです。
ですが今はインターネットがあります。
これを使い、全国にむけてあなたのファンを獲得できるようになったのです。
例えば、次のような手段があります。
- ブログ
- YOUTUBE
- SNS
また、商品の制作や販売も個人で行えるようになりました。業者に依頼したり自分で作ったりと様々です。
このように、個人での活動でも、ファンを獲得できれば、プロの歌手になれるのです。
ファンを増やして、プロになるには
まずは、自分の存在を広めていくほかありません。あなたを知る人が増えるほど、ファンの数も増えていきます。
昔までは、テレビや広告などを使う資金がなければ、存在を広めることは不可能でした。ですが、今はインターネットという世界規模で繋がれるツールがあります。
ブログ・YouTube・SNSなどを使って数万人規模で存在を知られるようになることが可能です。
さらに、ファンを増やすことによって、メジャーデビューに向けた実績を作ることができます。なぜなら、ファンが増えるほど、集客販売の量が増え、事務所やレーベルがスカウトしに来る確率が増えるからです。
実績とは、例えばこのような物です
- CDをX枚売った
- ライブにX人動員した
- 自分のフォロワーがX人いる
このような実績を出し、事務所やレーベルにその存在が知られれば、向こうから声をかけてくるようになります。要するに、スカウトです。
また、個人での実績なので、そのまま個人でプロの歌手として活動できるのです。ファンという顧客が増え、集客販売ができるので、個人事業主として十分に活動できます。
プロになるのはそこまで難しいことではありません。難しいのは、プロとして活動し続けることです。
自分の歌に価値が付き、買ってくれる人が出てくればプロと言えます。ですが、それだけで生計を立てるのは簡単ではありません。
よく、メジャーデビューすれば歌手として生きていけると考える人は多いです。
ですが、それは幻想にすぎません。なぜなら、レーベルからデビューした場合、歌手はほとんど収入が得られないからです。
メジャーデビューする場合に、販売するのはCDとなります。そこでの売り上げは、すべてアーティスト(歌手)に入るわけではありません。
CD販売までに携わった、事務所やレーベル、CDショップなどに売り上げは分配されます。
上記の画僧のように、アーティストは約１％しか受け取れません。1500円のCDが売れたとしても、15円しか受け取れません。
メジャーデビューした場合、500枚売れればいい方です。500枚売れたとしても、7500円です。バイトの一日の給料にも満たしません。
よって、メジャーデビューを果たしたとしても、歌手として生活していくのは困難なのが現実です。実際問題、副業で生活費をまかなう人も沢山います。
ですが今では、個人で歌手活動のすべてを行うことができます。
デビューをせず個人で活動すれば、売り上げはすべてアーティストの物です。このため、収入が得られるハードルが低くなり、アーティストして活動していく事が容易になるのです。
このように、個人の活動でファンを少しずつ増やし、収入基盤を作っていく事が歌手になる最短ルートと言えます。
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まとめ
今回は、プロの歌手になるにはボイストレーニングやボーカル教室だけではいけない理由を解説していきました。そして、何をすべきかを。
ボイトレやボーカル教室に通えば、歌の技術は上がります。ですが、歌の技術だけが、プロの歌手になる条件ではないのです。プロとして活動していくうちの武器の一つと考えてください。
この武器は、プロになるための武器ではないのです。
プロの歌手になる条件は、活動していく中で生計を立てられること。つまり、ファンを増やすこと。経営者目線で行くと、商品を買ってくれるお客さんを増やしていく事です。
そして、個人で活動することで収入の安定度を上げていきます。このことで、プロとして活動しながら実績も得られ、メジャーデビューもしやすくなります。
これらにより収入が得られ、歌手としてずっと活動していくことができます。歌の技術はそこからでも遅くないのです。
つまり、歌手になりたい人の大多数は、やるべき順序が逆になっています。ここを間違えると、プロになるまでにとても時間がかかり、諦めていくという事に繋がります。
正しく理解し・学び・実践する。
この事が大切です。
あなたの活動を応援しています！
以上、凜でした！
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