音楽のプロを目指すには?間違った方法と正しい方法を解説

音楽を志す人は、一度は「プロを目指そう」と思う人が多いです。しかし、具体的にどうすればいいかわからない人が大半だと思います。

残念な事に、プロを本気で目指す人のほとんどが間違った努力をしてしまっている現実があります。

それにより、プロになれている人はまだ少ないですし、貴重なお金と時間を無駄にしてしまっている人も多いです。

僕は、音楽人講師として、正しい音楽活動を教えています。その経験から、プロを目指す際の間違った活動が明らかになりました。

また、正しい方法も確立出来きました。

そこで、音楽のプロになる方法の、間違った方法と正しい方法を解説していきます。

まずは音楽においてのプロの定義から

まずは、音楽においての「プロ」という意味について理解していきましょう。

以外にも、ほとんどの人はこの意味を勘違いしてしまっています。

例えば、「音楽の才能が特出している」とか「音楽歴が長い」などですよね。

しかし、本当の意味は違います。

音楽のプロとは、「音楽で生計を立てている人」の事を指します。

ですので、プロを目指すことは、音楽で生活できる位の収入を得ることが出来ればいいのです。

逆に、メジャーデビューをしても生計を立てられない人が沢山います。その人たちは、いくらレコード会社と契約していようが、プロとは呼べないのです。

個人でも、生計を立てられていればプロ。業界でも、生計を立てられていればプロなんだという事を理解しておきましょう。

音楽のプロを目指す際の間違った方法

プロを目指す人のほとんどは、今回紹介するような間違った方法を行ってしまいます。

細かく分けると、以下のような行動です。

音楽のプロを目指す際の間違った方法

  • 音楽のスキルだけ身に着けようとする
  • 音大や音楽専門学校を目指す
  • 事務所やレコード会社の所属を目指す
  • 自分の作品だけ作る

これらの行動は、プロを目指す際に間違った方法となります。もちろん、無意味ではありません。

しかし、プロに直結する方法ではない事とは言えます。ですので、こうした行動を続けてもプロになれない人がほぼすべてです。

次では、なぜ間違っているのかという事を詳しく解説していきます。

音楽のスキルだけ身に着けようとする

音楽のスキルだけを身に着けようとすると、プロになる事はできません。

なぜなら、音楽のスキルだけでは生計を立てることが出来ないからです。

これは当たり前の事なのですが、音楽のスキルを認められることにより、音楽の仕事がもらえたり、商品が売れることによって収入を得ることが出来ます。

つまり、音楽のスキルを身に着けるのではなく、音楽のスキルを相手に知ってもらわないといけないという事です。

という事は、音楽のスキルを身に着けるだけでは、誰かに知ってもらう事はできません。

よって、いつまでもプロにはなれないという事なんですよね。

失敗する人は、「高いスキルがあればプロになれる」と思う人が多いです。

例えば、以下のような行動をします。

  • 沢山の練習時間を確保しようとする
  • 音楽の技術を高めるために、技術のレッスンを受けたりする。

しかし、これではプロになる事はできません。実は、あなたよりも低いスキルでも音楽を仕事にしている人は多くいます。

その人たちは、上手く自分のスキルを相手に知ってもらっているからなんですよね。

ですので、高いスキルを身に着けようとしなくていいです。

人並みにスキルがあるのであれば、「自分の存在を広める」という事をするだけで、プロになれる可能性が広がります。

とても高い技術があるのにプロになれていない人は、「自分の技術だけを磨きすぎている」事が原因です。

それは、ただの自己満足です。

プロになりたいのに技術だけを磨いている時点で、プロになる努力を放棄しています。

プロになりたいあなたは、このような失敗をしないようにしましょう。

あなたの貴重な時間とお金は、自分の存在を広めるために使う事を強くお勧めします。

音大や音楽専門学校を目指す

これは、僕が実際に犯した失敗ですので、強くいう事が出来ます。

音大や音楽専門学校を目指すと、プロになる事はできません。

僕自身、音楽専門学校に入学して主席を取りましたが、音楽を仕事にする事はできませんでした。

この大きな理由は、音楽を仕事にする方法を教えてくれなかったからです。

上記で説明した、スキルは沢山学ぶことはできるのですが、重要な自分の存在を広め、音楽を仕事にしていく知識を学ぶことが出来なかったからです。

これを実感した僕は、専門学校を中退し、新しくビジネスを学びました。この結果、今では音楽人講師として仕事が出来ています。

何が言いたいのかというと、音大や音楽の専門学校は「技術」しか学ぶことが出来ないのです。

それに対して、1年で数百万円という学費がかかります。僕自身、300万円以上の学費を無駄にしてしまいました。

私立の音大であれば、卒業までに1000万円ものお金がかかります。

ですが、これだけの費用が掛かったとしても、音楽を仕事にする事はできません。もちろん、プロになれている人はほとんどいないのです。

逆に、ビジネスを学ぶのに総額で約80万円僕はかかりました。しかし、今ではそれ以上の稼ぎがあるので、全然無駄になっていません。

このように、音大や専門学校を目指すとプロになる事はできません。スキルを身に着けたい方でも、民間のレッスンのほうが安く済むのでそちらをおすすめします。

事務所やレコード会社の所属を目指す

音楽事務所やレコ-ド会社への所属を目指しても、プロになる事はできません。

ほとんどの人は、プロを目指すというと「事務所やレコード会社に所属しよう」と考えます。

しかし、実際には所属すらしてもらえない人がほとんどです。そして、所属をしてもプロになる前に消える人が99%以上いる現実です。

なぜなら、以下のような理由があるから。

所属をしてもプロになれない理由

  • 所属をしても仕事ほとんどがない
  • 事務所やレコード会社に収入の95%以上とられる

この理由により、生計を立てられている所属者は少ないです。メジャーデビューをしたとしても、バイトを掛け持ちしている人も沢山いる現実があります。

事務所やレコード会社に所属しても、安定して仕事をもらえるのは売り出したい一部の人間です。

その他の人は、自分で仕事を取れる人材か試します。なぜなら、お金をかけなくても仕事を増やしたいからです。

その方が、コストがかからず儲かる事が出来ますからね。経営者として、コストを削減するのは当たり前の事です。

そして、事務所やレコード会社は所属した人の仕事の報酬から大半を吸収していきます。

例えば、大手事務所やレコード会社の売り上げ配分は以下のようになります。

アーティスト本人が受け取れる売り上げは、1%~5%です

残りの売り上げは、自分以外の組織に取られていきます。そして、バンドやユニットなどのばあい、さらにそれをメンバーで分け合います。

これにより、受け取れる収入は雀の涙程度という事なんですよね。

特に、大手ではない組織ほど、CDは売れません。この場合、所属した人の収入はバイトよりも少なくなります。

ですので、他で生活費を賄わないといけません。

今回はCDの例でしたが、グッズやライブ、ファンクラブや他の仕事でも同じような構造です。

所属したアーティストは、組織のかなり下っ端という事だけは理解しておきましょう。もちろん、大御所と呼ばれるトップアーティストは別ですが。

また、ミュージシャンだけでなく、作曲家や編曲家なども同じ構造です。ごく一部の売れっ子以外は、「収入がほとんどない」という状態が普通です。

こうした理由から、組織を目指すこともプロを目指す努力としては間違ったものとなります。

所属を目指すのであれば、まず個人で売れっ子となり、立場が上の状態でスカウトされるのを待ちましょう。

そうすれば、お互いの利害の一致で物事が進みますので、あなたが損することはありません。

個人で売れっ子になるために必要な事は、以下の無料メール講義ですべて解説しています。

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自分の作品だけ作る

じゃあ自分で生計を立てようと思った賢い人でも、自分の作品や商品だけを作ると失敗します。

これは、あなたの作品を買うのがお客さんだからこそ言えます。

とてもいい作品があったとしても、肝心なお客さんがいなければ売れる事はありません。

ですので、まずはお客さんを集める事が先という事です。いきなり商品を作るという事は、お客さんの意向を無視した愚行ですので。

まずはお客さんを集めて、意見を踏まえながら作っていくのが正しい商品づくりです。

意外と、これが出来ていない個人音楽家が多いので、出来るようになれば、余裕で売れるようになります。

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誰でも音楽のプロを目指せる正しい方法とは?

それでは、音楽でプロには何が正しい方法なのでしょうか?

それは、「自分のお客さんを増やす事」です。これが出来れな、100%プロになる事が出来ます。もちろん、どんな業種でもです。

音楽でのお客さんとは、以下のような人たちです。

音楽においてのお客さん

  • プレイヤー:楽曲やライブなどを買ってくれるファン
  • 音楽講師:レッスンや教材を買う生徒
  • その他:仕事を依頼したり商品を買う企業や個人

あなたの音楽に価値を感じ、お金を払ってくれるのは、お客さんです。ですので、彼らがいない限り生計を立てることは不可能です。

お客さんは、「上手ければ勝手に集まる」わけではありません。上記で解説した通り、技術がいくら高くてもプロになれない人は沢山います。

よって、お客さんを集めるためだけのスキルが必要になります。

そのスキルとは、以下のようなスキル。主にマーケティングスキルといいます。

プロになるには必須なマーケティングスキル

  • 効果的に自分の存在を広めるスキル
  • 売れる商品やサービスを開発するスキル
  • 相手のためになる技術を提供するスキル

ほとんどの人は、自分でお客さんを集めるという発想自体を持ちません。だからこそ、これが出来る人はとても重宝されますし、プロになる事が可能です。

現代だと、インターネットでの集客がおすすめです。これなら、ほとんどお金をかけずにお客さんを沢山集めることが出来ます。

例えば、以下のようなツールを活用してお客さんを集める事が可能です。

集客が出来るツール

  • ブログ
  • YouTube
  • SNS
  • 配信アプリ

僕自身、このブログからお客さんを集める事に成功しています。

ただ、この方法を音楽向けに教えてくれる人はほとんどいません。僕自身、専門学校にいっても教えてもらうことが出来ませんでした。

もちろん、事務所やレコード会社でも教えてくれませんし、あなたの周りにも教えてくれる人はいないでしょう。

僕は、その現実を変えるために活動しています。実際、誰も教えてくれない現実に僕自身とても悩んだからです。

そして、音楽人講師として「お客さんを集め商品を販売していく方法」をスクールで教えています。

また、無料で学べる動画レッスンも公開しています。プロになる流れを全て学べるので、興味があれば活用してみてください。

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まとめ:音楽のプロを目指すには?間違った方法と正しい方法を解説

いかがだったでしょうか?

今回は、プロになるにはどうしたらいいかというテーマで解説をしました。

音楽のプロは、音楽だけで生計を立てられている人の事だけを指します。

この時の正しい行為は、「自分の力でお客さんを集める事」これだけです。

逆に、「音楽のスキルだけを身に着ける」「組織に所属する」「音大や専門学校に通う」という事は間違いです。

僕自身、この間違いを犯して4年と300万円以上をむだにしました。

あなたは、そんな失敗を犯さないよう、今回の記事を参考にして活動をしてみてください。

また、僕のブログでは200近い記事が存在しています。ですので、全部読むのは大変だと思います。

そこで、僕の知識を全て集約した、無料度がレッスンを作成しました。

以下のメールマガジンから誰でも受け取れますので、興味があれば活用してみてください。

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あなたの活動の役に立てれば幸いです。

凜

以上。音楽人講師の凜でした。