仮歌バイトを効率よく依頼されるために必要な事 副業から歌で稼いでみよう!
凜

おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。

歌の仕事の中で、仮歌を提供することで成り立つものがあります。

最近では、仮歌シンガーからデビューする人も少なからず存在し、認知度も広がってきています。

しかし、「仮歌の仕事をするにはどうしたらいいのか?」という人も多いことでしょう。

昔であれば、知人の紹介などでしか依頼されなかった仮歌。

しかし、インターネットでの発信者が多くなってきた今、需要も増えつつあります。

そこで、仮歌バイトを効率よく依頼されるために必要な事を解説していきます。

正しい音楽活動を教えている僕が、0から仮歌を依頼されるところまでを詳しく解説していきます。

こんな人におすすめ!

  • 歌を仕事にしてみたい人
  • 音楽の副業をしてみたい人
  • 好きで人の役に立ちたい人

まずは仮歌の仕事内容をチェック!

仮歌といっても、求められる仕事内容は大きく分けて2つです。

音楽人ができる集客・宣伝・プロモーション方法

  1. コンペ楽曲用の仮歌
  2. 実際に歌う歌手のお手本用の仮歌

求められる需要でいえば、1番のほうが多いですね。

しかし、音楽の多様性が増えてきた昨今、歌があまり得意でない人もレコーディングをする時代です。

よって、2番の需要も増えてきています。

しかし、コンペの楽曲やアイドルなどの歌のお手本などは、女性がメインの場合が多いです。

女性は歌以外も、武器になりやすいですからね。

ですので、仮歌も女性ボーカルのほうが需要が多い傾向があります。

では、1つづつ解説していきましょう。

コンペ楽曲用の仮歌

コンペとは、楽曲を作品として出したい人が、自分で曲を作れない場合に開催します。

そして、自分たちの音楽性や求める楽曲を、世の中の作曲家さんたちに応募をかけていくのです。

そして、その楽曲を提出する際、条件として「仮歌あり」というのがほとんどです。

しかし、作曲家さんで歌が上手い人は少数派。

だからこそ、仮歌を依頼したいんですよね。

楽曲コンペは、ほとんどの場合シングルやアルバムを販売する際に開催されます。

そこから、CDに載せる曲を選ぶのです。

有名なアーティストとなると、応募の数も多数です。100曲を超える事もありますので、そこから選ばれるのはかなり至難の業とも言えます。

だからこそ、曲の華である歌の質をよくしたい。そして、応募数も増えれば仮歌の需要も増えます。

ですので、コンペ用の仮歌案件が割合的には多いという事になります。

実際に歌う歌手のお手本用の仮歌

こちらは、コンペなどで正式に採用された楽曲に対して、お手本用で入れる仮歌です。

せっかく商用作品なのですから、質をよくしたいと思うのは当たり前の事ですよね。

ですので、正式採用の仮歌に不満がある場合は、さらにお手本として条件が合う仮歌さんを探すのです。

しかし現在では、コンペ用とお手本用を同じにしてしまう場合のほうが多いのは事実。

仮歌を介するほど、コストがかかるのは当然の事。

だったら、最初からお手本のような歌を入れた方が、採用率も上がりますし、最終的なコストもかからずに済むのです。

よって、お手本の仮歌の依頼では、プロレベルのボーカリストの場合がほとんどです。

0から仮歌を目指すのであれば、個人楽曲制作用などを狙っていった方が効率がよさそうですね。

仮歌仕事を依頼されるパターン

それでは、どうやって仮歌の仕事を受けることが出来るのでしょうか?

ここでは、仮歌仕事を依頼される4つのパターンを紹介いたします。

仮歌仕事を依頼されるパターン4つ

  1. 知人からの依頼
  2. バイトとしての活動
  3. クラウドソーシングサイトを活用
  4. 自力での集客 (おすすめ!)

インターネットが普及するまでは、知り合いのミュージシャンに依頼することしか方法がありませんでした。

しかし、リモートで仕事が出来る今、仮歌の仕事を受ける方法は沢山あります。

今回紹介することは、その全てです。

1つづつ、長所や短所もありますので、交えながら解説していきましょう。

知人からの依頼

もしあなたが、コンペに参加する作曲家さんが知り合いなら、仮歌の依頼を受けることがあります。

つまり、音楽関係の知人を通して、仮歌の仕事を受けることが出来るんですね。

僕は、仮歌ではなくミックス・マスタリングの仕事を、この方法で受けていたことがあります。

今では、歌ってみたやYouTuberなどがカラオケなどの動画をあげていますから、ここの需要にこたえたわけです。

そして、仮歌もこの需要がいまだにあります。

メリット

  • 報酬が100%自分に支払われる
  • 相手の信用が高い場合がほとんど
  • お金以外の報酬もある

まず、報酬が100%自分の物になります。後ほど紹介いたしますが、バイトやクラウドソーシングサイトなどを使用して仕事を受けると、紹介料や手数料などで報酬から数10%引かれます。

ですので、仮歌をメインに稼いでいくのであれば、中々痛手なのが現実です。

消費税が10%になった今、高額な買い物をするのに引け目を感じますよね。

これと同じで、例え報酬がいい案件でも、報酬を中抜きされることはかなり痛手なのです。

しかし、知人からならそれがありません。なぜなら、直での依頼だからです。

そして、知り合いならではの信用度が高い事もメリットですよね。

また、お金以外の報酬も付いてくるときがあります。

例えば、「作曲・編曲」「演奏サポート」などです。

実は、作曲家さんはお金がない人が多いのがほとんど。ですので、お金での報酬ではなく、技術での報酬のほうが嬉しいときが多いです。

しかし、これが意外と魅力的です。

普通であれば、作曲や編曲などを依頼した場合、仮歌の報酬の数倍の値段がかかります。

これを報酬でもらえるのであれば、自分に必要な場合かなりお得です。そして、相手と信頼関係も生まれますので、思わぬ縁も生まれる事もあります。

デメリット

  • すべて自分で対応必須
  • そもそも依頼者が少ない

知人間ですので、契約内容や対応などもすべて自分で責任を持たなければいけません。

また、思わぬトラブルも発生する場合もあります。これらも、自分で対応しなければなりません。

ですので、もめないように信頼できる人を自分で選ぶ必要があります。

そして、依頼を受ける流れや条件をテンプレート化することもおすすめです。これなら、仕事を受ける際、非常に楽できます。

また、知人の依頼ですので、そもそも知り合いがいない場合は仕事にありつけることが出来ません。

そして、相手都合となりますので、依頼自体も少ない場合がほとんどです。

仮歌の仕事を本業にしたいのであれば、クラウドソーシングの活用か自力での集客をおすすめします。

バイトとしての活動

これは、仮歌の仕事を特定の企業と契約をして仕事を紹介してもらう方法です。

仮歌 バイト

などで検索をかけたら、求人にたくさん載っています。

仮歌の仕事をまだ経験したことがないライト層向けの方法です。

メリット

  • 会社との契約なのでトラブルは少ない
  • 環境を用意してもらえる場合が多い

バイトとして仮歌をする際の最大のメリットは、トラブルが非常に少ない点です。

依頼主との直接的なやり取りは、契約先の会社ですので、仮歌を提供する人は会社の言いなりになればOKです。

ですので、条件や報酬なども細かく設定されています。

また、採用されれば録音環境も会社自体に用意されていることがほとんどですので、コストがそこまでかからないことが多いです。

初めて仮歌をする人には、ノウハウや流れなども説明してくれるので、初心者向きです。

デメリット

  • 報酬が少ない
  • 外出必須
  • たまに悪徳企業と遭遇する

バイトでの仮歌のデメリットは、報酬が少ないことです。この理由は、会社が間に入る事で、報酬を中抜きされるからとなります。

ほとんどが一回2000円くらいからの設定ですが、最後に紹介する自力での集客であれば2倍くらいは優に稼ぐことが出来ます。

当然の事、バイトを雇う企業はそれに対してメリットがないと求人はしません。ですので、あなたの仮歌の報酬から利益を得るという事になります。

それが、仕事という事なのですから。

また、いちいち外出しなくてはいけないのもデメリット。

環境が整っている人からすれば、「めんどくさい」の一言に尽きます。今では、コロナ禍という事もあり、密閉されたスタジオに行くのは気が引ける要因でしょう。

そして、交通費は自己負担がほとんどです。ですので、最終的な報酬はかなり低くなる事を理解しておきましょう。

最後のデメリットは、悪徳業者が混じっていることです。

これは、オーディション商法と同じで、バイトで集めた人に高額なレッスンなどを受けさせる場合があります。

怪しい場合は、しっかりと断る勇気も必要です。

クラウドソーシングサイトを活用

今では、自分のスキルを売るという事をサイト間でやり取りすることが出来ます。

その方法が、クラウドソーシングです。

代表的なクラウドソーシングサイトは以下の通り。

  • ココナラ
  • ランサーズ
  • クラウドワークス

音楽系の仕事が比較的多いのは、ココナラです。

最近では、個人で活動している人が沢山クラウドソーシングサイトで活動しています。

流れを簡単に説明すると、依頼者が販売者のページを見て、依頼をするかどうか決める。というような感じです。

メリット

  • 報酬のやり取りが簡単
  • 自宅でもOK
  • 認知度が高まり顧客数も多い傾向

メリットとして、報酬のやり取りが簡単です。これは、報酬を受け取る意所までをプラットフォーム間で完結できるからです。

そして、自宅で完結することが出来ます。

また、最近では依頼者も増加傾向にあります。ですので、知人の紹介のように依頼が少なすぎるという事にはなりません。

デメリット

  • 報酬が中抜きされる
  • 認知度高まり、競争が激しい
  • サービス終了したら自分も終わる

クラウドソーシングサイトでは、報酬からの中抜きで運営費を賄っています。便利なサービスも、ボランティアではありませんからね。

相場では、20%~30%引かれます。これは、かなり痛いですね。

10000円の報酬なら、2000円から3000円引かれる計算となります。まあ、所得税が20~30%あると考えてください。

実際には、さらに本当の所得税が引かれますが、、、

ですので、クラウドソーシングサイトの相場はこの手数料を考えたうえでの相場観です。

1万円ぐらい手取りでほしいなら、販売価格は13000円ぐらいを目指す感じです。

ですので、依頼者にとっても相場が高くなるので、安く信頼できる人がいれば、そっちに依頼を流すでしょう。

そして、認知度が高まったことにより、需要と供給バランスも昔とは変わってきています。

昔では、需要のほうが高かったのですが、今は販売者のほうが多いです。

ですので、競争率が激しく、依頼を受けるのが難しいという事も事実としてあります。新規参入の実績がまだないころには、とても厳しい現実です。

当然ですが、サービスが終了したら自分も終わりです。

今まで依頼してくれていた人も、依頼するプラットフォームがないのですから、当然収入も0になりますよね。

ここは、非常にデメリットです。

しかし、これらを全て解決する方法が次の項目です。

だからこそ、僕も一貫して音楽を仕事にする事では、自力での集客をおススメしているのです。

自力での集客

最後に、自力で依頼者を集めて仮歌や音楽の仕事をしていくという方法です。僕自身、この方法で仕事をしています。

これには、インターネットでの発信でお客さんを集めていきます。

おすすめするツールは、以下の通りです。

自力で依頼者さんを集めるツール

  • ブログ
  • YouTube
  • SNS
  • アプリ

これらを有効活用して、自分の能力を相手に理解してもらい、仕事をもらうという感じです。

簡単に言えば、YouTuberが案件をもらうような流れですよね。

この方法では、かなりいいことが沢山あるので、他と併用しながらでも、是非試してみてください。

メリット

  • 報酬が中抜きされない
  • 仮歌以外の仕事を得られる
  • 自宅でOK
  • 軌道に乗ると収入が安定する

まず、プラットフォームを介さないので報酬は100%自分の物になります。

なぜなら、自分が発信している媒体がプラットフォームの役割を果たすからですね。

そして、一番の魅力は仮歌以外の仕事が得られる可能性がある事です。

例えば、仮歌は歌に価値をつけていきます。つまり、歌に関することを発信するというわけです。

そして、視聴者さんもいろいろ分かれるという事ですよね。

例えば、「依頼者さん候補」「あなたの歌に惹かれた人」です。

そうなれば、仮歌の依頼を受ける可能性もありますし、あなたが歌手として活動していくためのファンになる人もいるというわけです。

よって、歌手になる事を視野に入れている人はとても魅力的なメリットです。

そして、自宅でOKなのも愚問ですよね。

ネット上で依頼を受け、作品を納品し、決算もネット上で完結できる。これこそ、インターネットでの活動の醍醐味です。

最後のメリットは、軌道に乗ると収入が安定することです。

これは、発信が多くみられるようになっていけば、その分お客さんを増やすことが出来るからです。

そして、仮歌の依頼者だけがお客さんではありません。あなたの歌自体に魅力を感じる人に、あなたのライブを売ってもいいですよね。

そして、さらに作詞作曲が出来るのであれば、それも商品になります。

つまり、自力で集客が出来るようになると、あなたの活動が無限大に広がっていきます。これも、ネットの魅力ですよね。

時間場所にとらわれない活動が、可能になります。

デメリット

  • 軌道に乗るまで時間がかかる
  • 他と比べると作業の量が多い

インターネットでの発信が軌道に乗るまでは、時間がかかります。

有名な発信者も、有名になるまでに地道な発信を長く続けているからこそ成り立っているのです。

しかし、その見返りはその努力以上に見合うものがあります。

続ける事は、一番の強みです。

後は、作業の量も多くなります。

例えば、発信の数も何百としていかなければいけません。

ですので、一年くらいの活動が必須です。そして、最初は報酬が発生しません。ここを我慢できない人は、かなりのデメリットになるでしょう。

しかし、これだけは伝えておきます。

やはり、何かを成している人は、必ずそれに見合う努力をしています。

最初に楽をするほど、未来の質は落ちていきます。将来楽をするために、今頑張るマインドを身に着けた方が実は得をします。

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仕事を効率よく依頼されるための3か条

さて、何事でもそうですが仕事を依頼されるためには3つのコツがあります。というより、ハードルのほうがしっくりきますかね。

本質から言うと、依頼者目線で考えることがコツです。

やはり、依頼されるためには依頼者が仕事を依頼したくなるような要因があると強いですよね。

それには、3つのコツがあります。

仕事を効率よく依頼されるための3か条

  1. 認知させる
  2. 魅力を伝える
  3. 行動させる

この3つが出来れば、どんな事でも仕事にすることが出来ます。今回は、仮歌の依頼を受ける事をメインにそれぞれ解説していきます。

また、クラウドソーシングなどでも使える技術ですので、是非参考にしてみてくださいね。

認知させる

まずは、自分を知ってもらう所から始めます。

仕事を依頼する人は、依頼できる人を知らなければ、仕事を振る事はできません。

だからこそ、まず知ってもらう所から始めるのです。

これは、クラウドソーシングサイトであれば、自分の販売ページを見てもらう所。

自力で集客するのであれば、自分のメディアを見てもらう所からですよね。

そこから、依頼者は仕事を振るか考えるわけです。

ですので、まずはこのハードルをクリアすることが重要です。

魅力を伝える

自分を知ってもらうだけでは、仕事を依頼される確率は低いままです。

あなたも、新商品が発売されたことを知っているだけでは、それが良いか悪いかを判断することは難しいでしょう。

そして、仮歌の依頼者は少しでも質が良くて安い人を選びたいわけです。

そこで、発信から自分の魅力を理解してもらうのです。

ですので、これをうまくできるのは自力での集客が強いですよね。

発信している内容で、自分の実力は相手に伝わります。そして、中抜きがない分クラウドソーシングサイトよりも依頼を受けやすいわけです。

中抜き分、値段を安くできるわけですから。

前提として、知ってもらいながらよさを理解してもらわなければ成り立たないことは理解しましょう。

しかし、ここがクリアできれば、自分が依頼される可能性はとても上がります。

最初の活動では、ここまでをクリアできるように頑張っていきましょう。

行動させる

いくら人に知られようが、いくらいいと思ってもらおうが、依頼されなければ仮歌の仕事はできません。

ですので、相手に依頼をしてもらうという行動をしてもらわなければいけません。

ここで、「行動させる」という事が必要となるのです。

ここで考える事は、行動するハードルを意図的に下げてあげる事です。

例えば、初回だけ半額とか、自分の受け行った仕事の実績を公開するなどですよね。

そうして、依頼者を安心させてあげるのです。

そうすれば、依頼するという行動をとりやすくなるので、依頼を受けやすくなるという事です。

しかし、魅力を理解してもらえた時点でこのハードルは下がっていますので、上記2つの工程が一番大事です。

まずは、最初の知ってもらう工程からクリアしていきましょう。

さらに詳しい方法は、僕が行っている動画レッスンで解説しています。

無料での提供ですので、興味があれば活用してください。

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まとめ:仮歌バイトを効率よく依頼されるために必要な事

いかがだったでしょうか?

今回は、仮歌を仕事にするために必要な知識を全て解説しました。

4つの方法がありましたが、自分に一番合った方法を実践していきましょう。

まず行動してみない限り、何が起こるかわからないのが人生です。

迷わず挑戦。この事が、未来を変える唯一の方法です。

まずは正しい方法を学んで、成功ルートに切り替えていきましょう。

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