おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。
高校生が進路を決める場合考えることがあります。それは、進学か就職です。さらに、音楽の道を考えた場合、その手の学校のことを調べると思います。
基本的には、音楽の仕事をするために進学をします。
僕も、音楽の専門学校に進学しました。専門学校のホームページで見たように、音楽漬けの毎日がおくれて、将来は音楽の道で生きていけると、高校生の僕は本気で思っていたのです。
しかし、入学して一年後、そのことを後悔する日がやってきます。
今回は、僕が音楽の専門学校に行って後悔した理由と、それをふまえ音楽の道を目指したい高校生はどうするべきかを解説していきます。
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もくじ
僕が音楽の専門学校に行って後悔した理由
まずは、僕が音楽の専門学校に行って後悔した理由をお伝えしていきます。
周りが以上に低レベル
こんなことを言うと、驕っていると思われると思いますが、単純にそう思いました。
僕は、ボーカル専攻で、同じコースの人が、約12人いました。少人数制を押していた学校だったので、人数には納得がいっていました。
そこで、様々な授業を受けたのですが、その時思ったことを上げてみましょう。
- モチベーションが低い
- 授業についていけないような、明らかに初心者が混じっている
大きく思ったのが、この二つになります
モチベーションが低い
一つ目が、周りのモチベーションが低い事です。
平気で遅刻するような人や無断で休む人も多数います。大きな理由があるのなら分かりますが、基本は寝坊などでした。学ぶ意欲が感じられないと当時僕は思いました。
人間は、環境で行動が変わってしまいます。僕は、流されまいと日々音楽の修練に励みました。
また、課題やテストなどがあっても、忘れてきたり、やってこない人もいました。これでは、学校に来る意味がありませんよね。
このような理由で、僕は周りのモチベーションが以上に低いなと感じました。
授業についていけないような、明らかに初心者が混じっている
二つ目は、明らかな初心者がかなりいる事です。
僕は、初心者でも専門学校に来るなとは思いません。ですが、そんな初心者に限ってモチベーションが低い場合が多かったです。
自分に迷惑がかからなければ気にはしませんが、このような人たちが足を引っ張ることになります。
マンツーマンではないので、授業が遅れたり、初心者向けの授業に変更になったりします。
学校側は、お金をもらっていますのでこの事はわかります。ですが、僕はそんな授業に対してひとり物足りなさを感じるようになりました。
少しならいいのですが、それがずっと続くとなると地獄です。自分が出来る事をただ繰り返す日々となり、時間を無駄にしているなと思ったのです。
さて、なぜこのような事が起こるのか考えてみましょう。
一番濃厚なのが、入試試験がないことです。ほとんどの専門学校は、出来る人に合わせるのではなく、出来ない人に合わせてしまっているのです。
そのような背景が、僕に物足りなさを感じさせる原因といえます。
高い学費に見合わないと感じた
物足りなさを感じてしまったことにより、こんな高い学費を大切な親に払ってもらってまで行く意味があるのかと考えるようになります。
ですが今までは、他の人が足を引っ張っただけです。それだけで疑うのは、早計ですよね。
ですが、一年続けてみると決定的な理由が出てきました。
それは、授業レベルも低かった。一年間で学んだことは、僕がほとんど出来る事でした。やはりカリキュラム自体が、初心者に合わせて出来ていたのです。
首席で一年を終えても、達成感はなかったのです。
このことから、高い学費を払って学んだことを後悔していきます。
ですがまだ希望がありました、「音楽の仕事につけるなら我慢できる」と。
そんな希望も、打ち砕かれてしまう事になります。
必ずしも音楽の仕事につけるわけではない
僕の最大の後悔でもあり、最大の転機となったのはこの事です。音楽の仕事に就ける見込みがないという事です。
先輩や周りの人たちは、バンドなどの音楽活動をしていました。その人たちの進路は、フリーターや自分の家を継ぐなど音楽からかけ離れたものばかり。
そんな現状を目の当たりした僕は、専門学校に不信感を抱くようになってしまいます。
今なら言える事ですが、自分の道は自分で作るしかないのです。仕事も同じ。
専門学校にすべてを頼るのは、愚策といえるでしょう。
このように、専門学校に入ったとしても、音楽の仕事に就けるわけではないのです。
これらを踏まえ専門学校に行くべきか
さて、僕の後悔の話だけでは悲しいですよね。ここからは、専門学校に行くべきか否かを考えていきましょう。
結論から言うと、場合によります。
分かりやすいように2つに分けました。
- 完全初心者なら行くべき
- ある程度できる人は行かないべき
このような形となります。では、それぞれの理由を見ていきましょう。
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完全初心者なら行くべき
音楽を触れたことのない初心者ならば、専門学校に行くべきといえます。なぜなら、学べる量も質も初心者からしたら最高な物ばかりだからです。
僕は物足りませんでしたが、基礎からしっかりと学べ、ちゃんと勉強すれば胸を張れるくらいには成長するでしょう。
音楽が好きだけど初心者という方には、最適な選択肢といえます。
ある程度できる人は行かないべき
専門学校には、ある程度できる人は行かないべきといえます。なぜなら、初心者向けのカリキュラムが多く満足できる内容ではないからです。
僕もそうでした。
ですので、専門学校に通う時間をほかの時間に当てた方がいいでしょう。
専門学校では、音楽の仕事につけるわけではありません。
ある程度できて、専門学校に行くか悩むという事は、音楽の仕事につきたいと思っている人でしょう。
ですので、音楽ビジネスや音楽の仕事に就く方法などを学んでいく方が効率的です。
学校に使うはずだった、多額な時間とお金をそちらに使うべきといえます。
音楽を仕事にしたいなら専門学校に行くことは無駄である
さて、先ほどまでは音楽の技術においていくべきかを解説してきました。
ですが、音楽の仕事をしたいと思っている方には、絶対に行くべきではありません。
なぜなら、音楽を仕事にすることにおいて、一番大事なことを教えてくれないからです。
僕も結局、一人で学ぶことになりましたので。
専門学校は1番大事なことを教えてくれない
専門学校は、技術のことしか教えてくれません。音楽を仕事にするために一番大事なことを教えてくれないのです。
その一番大事な事とは、「集客スキル」です。
音楽だけでなく世の中の仕事に共通している事、それは「お客さんがいないと仕事にならない」という事です。
集客スキルとはつまり、お客さんを集める能力です。
例えば、歌手になりたいとしましょう。歌手で生活していくにはお金を稼げないといけません。それがプロというものです。
歌手の主な収入源は、CDやライブのチケットの売り上げです。つまり、CDやライブチケットを買ってくれなければ、歌手として生きていくことができません。
それらの商品を買ってくれるのは「お客さん」つまり「ファン」です。つまり、「集客」できなければ、音楽を仕事にすることはできないのです。
これができないと、いつまでたっても稼ぐことはできません。
このようなことは、専門学校は教えてくれないのです。実際に通っていた僕も教えてもらえませんでした。
ですがそれもそうです、「教えられる人がいない」のですから。専門学校で教えてくれるはずはありません。
音楽を仕事にしたい場合、そんな学校に何百万円と払うのは無駄だと言いたいのです。
この部分は、あなたが自分で勉強するしかありません。現代では、お客さんを集める方法は沢山あります。YouTube・ブログ・SNSなどツールを使って集客をしていきます。
僕は、そのことを専門に教えています。まずは、僕の記事を色々と読んでみてくださいね♪
あなたの活動が成功することを祈っています。
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まとめ;僕が音楽の専門学校に行って後悔した理由
いかがでしたでしょうか?
専門学校は、まったくの初心者が音楽の技術を身に着けるにはいい所といえます。
ですが、音楽を仕事にしたいなら行くべきではありません。一番大事な部分を教えられる人がいませんからね。
また、ある程度音楽の技術がある人も行くべきではありません。僕のように、物足りなさを感じることが間違いなく出てきます。
それなら、自分の勉強は自分で行うべきです。そこに時間とお金と熱量を向けましょう。
学生は、一番自由に時間が使える時期です。そんな貴重な時期ですので、後悔のないように自分で道を選びましょう。
僕のブログでも、音楽の知識や技術・音楽ビジネスまですべて教えています。特に得意なのが、ボイストレーニングと音楽ビジネスです。
興味があれば、僕の記事を是非お読みくださいね♪
以上。凜でした!
“僕が音楽の専門学校に行って後悔した理由 専門学校や音大に行くべきか悩むならしっかり情報を集めろ! ” への7件のフィードバック