おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。
歌手になりたい人は、いろいろな悩みを抱えますよね。特に多いのは「自分の歌のレベルで、歌手になれるのだろうか?」という事です。
多くの方は、「歌手は歌が上手い人がなる職業」と思い込んでいる節があります。このため、歌に自信がない人は「自分は歌手になれない」と思ってしまう事は自然なことです。
しかし、実際にはそんなことはありません。歌が下手でも、音痴でも歌手になる事は可能です。
事実、歌がうまいとは言えない人も、歌手として活動している人はたくさんいます。
では、なぜそのような人たちが歌手になれているのでしょうか?
今回は、音痴でも下手でも歌手になれる決定的な理由と、歌が下手な人が今すぐやるべきことを解説していきます。
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もくじ
音痴でも下手でも歌手になれる決定的な理由
まずは、歌がうまくなくても歌手になれる理由を紹介していきます。
その理由とは、以下の通りです。
- 歌で生計を立てられる人だけが歌手である
- 事務所やレコード会社は、歌が上手い人を求めていない
- 歌が下手だとしても、編集技術でカバーできる
- 歌が下手でも、練習次第でカバーできる
歌手になりたい人は、歌が全てだと思っているかもしれませんが、実はそうではありません。
まず前提として理解してほしいところは、「歌で生計を立てられればもう歌手である」という事。
つまり、歌が下手だとしても、歌でお金を稼げれば歌手になれるというところです。
それでは、上記4つの理由を詳しく解説していきます。
音痴でも下手でも歌手になれる理由1:歌で生計を立てられる人だけが歌手である
歌手になりたい人は、みなこぞって歌の上達に励みます。その裏には、「歌がうまくないと歌手になれない」という思い込みがあるからです。
しかし、厳密には違います。
歌手とは、「歌で生計を立てている人」の事を指します。つまり、歌がうまくないと歌手になれないという理由は存在しないのです。
では、歌手が生計を立てるために必要なものはなんでしょうか。
それは「ファン」です。どんな歌手も、ファンが商品を買うことによって生計を立てることが出来るのです。
つまり、「ファンがいる人」が歌手になる事が出来ます。
そして、ファンを増やすためには「歌の上手い下手」は関係がないのです。
この事は、アイドルやYouTuberなどがCDデビューしていることが物語っています。
彼らは、歌がうまいとは言えないことが多いです。ですので、ほかの要素でファンを増やす要因があるという事です。
その要因が、「マーケティングの上手さ」です。この事がうまくできる人は、ファンが増え歌手として食べていけるようになります。
参考までに、歌手向けのマーケティングを解説した記事を載せておきます。
→ 【歳は関係ない】歌手になれる年齢は何歳まで?遅い年齢だけど歌手を目指してもいい?
音痴でも下手でも歌手になれる理由2:事務所やレコード会社は、歌が上手い人を求めていないから
歌手になりたい多くの人は、「メジャーデビュー」を目指します。そのために、オーディションやスカウトなどを目指し、日々活動していることでしょう。
そして、「歌が上手い人がメジャーデビューできる」と勘違いしています。
なぜなら、事務所やレコード会社は「歌が上手い人をデビューさせるわけではない」からです。
そもそも、メジャーデビューをさせる事務所やレコード会社の目的とは何なのでしょうか?
それは、「会社としての売り上げ」です。より会社が儲かる人材をデビューさせるために、彼らはオーディションやスカウトを行います。
オーディションを受けたことのある人は、こんなことを思ったことはありませんか?
「自分よりも歌が下手な人が合格していた」
この事が、上手い人を求めていないという事を証明する事実です。事務所やレコード会社は、「より儲かる人材」を集めます。
だからこそ、合格者やデビューさせる人材の判断は歌の良し悪しではないのです。
その判断基準とは「ファンの多さと販売実績」です。
この事実がある人は、喜んで事務所やレコード会社からスカウトが来ます。なぜなら、以下のようなことを考えることが出来るからです。
- すでにファンがいるのなら、うちで売り出せばもっとファンが増える
- ファンが増える見込みがあるから、ライブを行えばもっと儲かる
このような事を彼らは考えます。
逆に、歌が上手いことだけが取り柄の人には、以下の事を考えます。
- お金をかけて売り出しても、ファンが増えないのではないか
- 歌がうまいだけだし、ファンがいるほかの人と契約したほうが儲かるな
だからこそ、「歌が上手い人とは契約せず、ファンがいる人と契約をします」
この事実がある限り、歌が下手でも歌手になる事が出来ます。事実、「ファンが多く、販売実績」さえ自分で何とか出来れば、スカウトされます。
また、自分でファンを集められるのですから、個人で歌手になる事だってできます。
そのことをうまく活動していくために、「マーケティング」が存在しているのです。
マーケティングとは、物事でお金を稼げるようになれる仕組み作りの事を言います。
例えば、宣伝をしてファンを集める・商品を作る・販売をするなどですね。これを効果的に行っていくのがマーケティングです。
ですので、歌が下手でも歌手になれることは可能なのです。
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音痴でも下手でも歌手になれる理由3:歌が下手だとしても、編集技術でカバーできる
現代では、レコーディングや音声編集技術が発達しています。
僕自身、ミックス・マスタリングという作業で稼いだこともあります。有名VTuberの歌ってみたの編集も経験があります。
実際に届いた歌を聴くと、ほとんどがライブでは人に聴かせられないようなものばかりでした。
実際に聴いてもらうのがわかりやすいですが、個人の批判となってしまうので、やめておきます。
ですが、この歌をすごく上手い風に編集することが出来るのです。僕自身、この工程を行い、歌を完成させました。
例えば、空間処理をして声をうまく響かせたり、音程のズレを治したり、リズムの修正をしたりします。
これを行うと、ある程度うまい歌手くらいまでにはなります。
今世の中に出ている作品は、ほとんど信じられないものばかりです(笑)
僕自身、ライブで歌が上手い人しか、尊敬はしてはいません。ですが、上手くない人たちも、売れています。
僕が担当した人の動画は、20万再生くらいまでのびていました。つまり、20万人にみられているということです。
これだけ見られれば、ファンだって多くなるはずです。
結果、生計が立てられ歌手として活動できるのです。
このように、歌が下手だとしても、編集技術でカバーできます。そうすることで、上手い作品を提供することが出来ます。
音痴でも下手でも歌手になれる理由4:歌が下手でも、練習次第でカバーできる
現時点で歌が下手であっても、克服することはできます。勉強や仕事などと同じように、歌も練習や経験を積めばうまくなる事が出来ます。
お金に融通が利くのなら、ボイストレーニングを通うこともいいですし、今では無料で歌を学べてしまいます。
また、「歌は才能だ」という人もいるでしょう。僕自身、周りの人は皆そういっていました。
しかし、彼らは考えなしにただ言っているだけです。もしくは、以下のような思考を持った人間です。
- 歌を実際にやったことがないのに、憶測だけでものをいう人
- あなたの夢をあきらめさせたい人
- すべてを才能のせいにして、自分が努力しないことを正当化したい人
ですので、相手にする必要がないです。構うだけ、あなたの精神を削っていくだけですので、自分の努力の事だけを考えてください。
子供が物事を覚えるように、誰でも練習をすればある程度上手くなることはできます。
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歌が下手でも歌手になる方法
ここまで話してきた通り、「歌手は、歌が上手い人がなる職業ではありません。」
あなたも、「歌手は歌が上手い人がなるものだ」と勘違いをしているのなら、今すぐただす必要があります。
なぜならこの思い込みは、あなたの可能性をつぶしてしまうからです。
歌が下手な人でも、ファンを喜ばせられることはできます。事実、そのような人たちもたくさん世の中にいます。
僕は、音楽人講師として活動しています。音楽人が音楽で食べていける正しい方法や活動を教えています。
この中で、有名な歌手よりも上手いのに、消えていっている人たちをたくさん見てきました。
僕は、そんな人たちの手助けをしたい。そんな思いで、今の仕事をしています。
歌手になれるのは、「ファンを増やせる人」ただそれだけです。
ここからは、個人でファンの増やし方と、そのあとの活動指針を解説していきます。
個人でファンを増やすことは、どの道を選んでも必須
先ほど、事務所やレコード会社は「ファンの多さと販売実績」を最重要視すると解説いたしました。
つまり、「個人でファンを集められない限り、事務所やレコード会社は見向きもしない」という事です。
ですので、メジャーデビューをしたい人でも、まず自分の力でファンを集めなければ歌手になる事はできません。
しかし、個人でファンを集めていくと、「そのままでも生計が立てられる」状態になります。
例えば、自分の力でファンに商品を売る事が出来ます。
つまり、事務所やレコード会社に頼らずとも、歌手になる事が出来るのです。
この事を要約した図が、以下の通りです。
今まで、自分でできなかったことが、インターネットの普及によって全て出来るようになりました。
さらに詳しいことは、以下の記事をお読みください。
→ メジャーシーンにとらわれず、個人で音楽家になる方が成功する理由
もっと言うと、デビューをしない方が、歌手になれるハードルは圧倒的に低いです。
なぜなら、商品の売り上げが、すべて自分の物となるからです。
レコード会社と契約した場合、歌手はほとんど収入は得られません。例えば、CDを売ったとしても、1%しか利益は得られないのです。
例え、1000円のCDが売れたとしても、10円しか歌手は受け取れません。
生活費として20万円担保する場合、2万枚もCDを売らなくてはいけないのです。現代では、CDは2万枚も売れません。
売れたとしても、ごく一部の人だけです。
一方、個人で活動すれば、売り上げはすべて自分の物です。つまり、デビューした時よりも100分の1の枚数で、生計を立てることが出来ます。
もちろん、商品の価格を自分で決めることが出来るので、もっと少ないファンからでも生計を立てることが可能です。
さて、ファンを集めた後に選べる道は2つです。
- 事務所やレコード会社と契約し、デビューを果たす
- 個人で歌手として生活する
ファンさえ集められれば、自分でこの選択を選べるようになります。
メジャーデビューをしたい人は、ファンを集めレコード会社からのスカウトを待つ。
個人の場合は、そのままファンを増やしていき、生計が立てられるラインまで活動する。
シンプルに考えれば、この2つの道しかありません。
しかし、ファンが集められなければ、道すらも歩めないのです。
そこで、あなたが今すぐやるべきことは、以下の事です。
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今すぐファンの増やし方を学び・実践しよう!
歌の勉強やレッスンをしているだけでは、一向にファンが増えることはありません。また、考えなしにファンは増えるものではありません。
ファンを増やすためには、「正しい知識と実践」が大事です。
そのためにまず学び、だんだんと行動に移していきましょう。
昔なら、テレビやラジオでしかファンを増やすことはできませんでした。
しかし、今ではインターネットがあります。以下のツールを使えば、誰でもファンを増やすことが出来るようになります。
- ブログ
- YouTube
- SNS
- 発信が出来るアプリ
これらの正しい使い方を学べば、努力次第でファンを増やすことが出来ます。
僕は、この道の専門家です。音楽人講師として、「音楽家の正しいネットの使い方」を教えています。
現在、無料レッスンを作成中です。
完成次第、ブログのトップページに掲載しておきます。年末から年始にかけて公開する予定です。
楽しみに待っていてくださいね♪
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まとめ:【歌手になりたいけど歌が下手!】そんな時は歌手の本質を知りましょう。音痴でも下手でも歌手になれる決定的な理由
いかがだったでしょうか?
今回は、音痴でも下手でも歌手になれる決定的な理由と、歌が下手な人が今すぐやるべきことを解説しました。
まとめると、以下の通りです。
- 歌で生計を立てられる人だけが歌手である
- 事務所やレコード会社は、歌が上手い人を求めていない
- 歌が下手だとしても、編集技術でカバーできる
- 歌が下手でも、練習次第でカバーできる
これらが、歌が下手でも歌手になれる理由です。
また、歌手になるためには「ファンを増やすこと」が必須です。
まずは、この方法を学び・実践していく事から始めましょう。人生は、努力次第でたいてい何とかなります!
あなたの活動を応援しています。
以上。音楽人講師の凜でした!
“【歌手になりたいけど歌が下手!】そんな時は歌手の本質を知りましょう。音痴でも下手でも歌手になれる決定的な理由” への1件のフィードバック