高い声の出し方。原点回帰!高音は赤ちゃんから学ぶべし 歌が上手くなる方法。

おいす!凜です。

ところで皆さん、もっと高い声を出したいと思ったことはありませんか?

好きな曲を歌いたいのに、サビが出ないよ!

一度でいいから、気持ちよく声を出したい!

練習してるのに、高い声が出ない、、

など、色んな悩みがあると思います。

歌が上手くなりたいと思っている人が、必ず通るであろう問題。

それが、高い声の出し方。高音練習になります。

でも大丈夫。

人間誰もが、高い声を出せていたのです。赤ちゃんの時にね。

ですから本来、高い声は誰にでも出すことが可能なのです。

高い声を出せれば、歌える曲の幅がグ~ンと広がります!

なので今回は、赤ちゃんから学ぶ、高い声講座をテーマにコツやポイントを解説していきます。

赤ちゃんは、高い声のボイストレーナー

皆さんは、赤ちゃんの泣き声を聞いたことはありますか?

電車の中で聞いたことがあるとわかるんですが、凄い声量だし、凄い高い声で泣いていますよね。

しかも、声も枯れずに。ある時ふと思ったんです。

これ、めっちゃいい発声法なんじゃね!?

と、

声も枯らさずに、凄い音量で凄い高い声を出している

あの小さな体で、これだけの音量を鳴らせているなんて、

まさに理想的です。

なので僕は、高い声の出し方は赤ちゃんに詰まっていると考えたのです。

高い声が出ない一番の要因

では、なぜ歌を練習している人たちが、高い声を出すことに悩むのでしょうか?

赤ちゃんの時は、あれだけ高い声が出せていたのに。

これは、様々な要因がありますが、一番は気持ちと情報の問題です。

高い声を出すのに悩むということは、焦りといった感情。

技術や練習方法を学び、失敗、そして考えてしまう。

負のループ

悩む

探す

練習

失敗

これの繰り返しです。

今は、ネットなどで簡単に練習方法などが知れます。

ここに落とし穴があります。

ネットなどにある、高い声の練習方法はテクニックや技術に関してなどが多いです。

ですがそれらは、高い声を、高い歌声にするもの。

がほとんどです。

腹式呼吸やら腹筋やらの練習方法、この記事を読んでいるのなら

一度は見たことがありますよね?

確かに、歌上達に関わることではあります。

ですが、こういったものは、声を歌声にする練習方法なのです。

なので、そもそも声が出ないと成立しないこと、というのが分かります。

そして負のループです。

なぜなら、そもそも成立しないことをやっている限り、失敗という結果にしかならないからです。

このように、悩む気持ちから、間違った情報を実践してしまう。

これが一番の要因、気持ちと情報です。

では、高い声を高い歌声にするものではなく、ただ高い声を出すことについて話していきます。

赤ちゃんの時どうしてた?

皆さん、赤ちゃんの時って覚えていますか?

僕は、三歳以下の時はほとんど覚えていないですね(笑)

じゃあ、なぜ覚えていないのでしょうか。

様々な要因が考えられます。

脳が発達していないや、印象に残っていないなどですね。

印象に残っていないっていうのが高い声において、大事な事柄になります。

赤ちゃんの泣き声が高い声に繋がると書きましたが、

泣くときって、細かいことを考えていないですよね?

大体一つか二つまでですよね。

悲しいとか、眠いとか、お腹がすいたとか。

単純なものです。

ですが、高い声を練習する時はどうでしょうか?

色々なことを考え、意識しますよね。

姿勢だとか、喉を閉めないとか。

この、複雑な意識があなたの高い声を阻害していると

僕は考えています。

このように、印象に残っていないということは、意識していないのです。

なので、意識すればするほど、高い声は出しずらくなります。

高い声は心と体の脱力にあり

意識すればするほど、高い声は出しずらくなる。と、高い声までの答えが狭まってきました。

では、意識をするとどうなってしまうのか?について話していきます。

皆さん、緊張したことはありますか?

「初めてのクラスになじめるかな」

「好きな人と二人きりになってしまった」など、いろんな理由で緊張することがあると思います。

このようなときに、体はどうなるでしょうか?

話し方がぎこちなくなったり、いつもどおりに体が動かないなど、

緊張すると、体にまで影響が及びます

言い換えれば、意識すると体にまで影響が出るということです。これは、いい面も悪い面もあります。

意識すればできる。

意識するほどできない。

(してもできない。)

こんな要因が生まれます。

意識すればできるならば、この記事を読んでいないので、

ほとんどの人は、意識するほどできないに当てはまると思います。

このように、

意識して、心と体が緊張すると高い声は出ずらくなることが分かります。

逆に言えば、

意識せず、リラックスした状態の方が高い声は出しやすくなるのです。

高い声を出すにはどうするべきか?

意識せず、リラックスした状態の方が高い声は出しやすくなる という答えが出ましたので、その方法をご紹介いたします。

一つだけ、何かを思って発声

発声練習をするときは、普段色々なことを意識していると思います。

高い声を出すには、これが邪魔になりますので、何か一つ考えて発声します。

泣き声が、高い声に繋がるので、悲しいことでもいいですし

楽しいこと、うれしいことでもいいです。

高い声をだすことに意識しないことが、重要になります。

そして、その思いを吐き出すように叫んでみてください。

今までよりも、高い、そして大きな声が出ると思います。

補足として、恥ずかしさは捨ててください。

それが力みに繋がったり、思い切り出来ないことがありますので。

力を抜くには力を入れる

人間は、力を目一杯入れた後にやめると、

力が抜けるようにできています。

例えば、寝起きに伸びなんかをやりますよね。

ん~~、あぁ!

みたいな感じです(笑)

このん~~のときに力が入り、

あぁ!で脱力します。

この状態で発声してみましょう。

ん~~の時に声をためるような感じで、

あぁ!の時に声を出してみてください。

ただし、息を抜いてはいけません。

声が出にくくなります。

一旦ためることで、声をあまり張り上げなくても、いい声が出やすくなります。

原理原則からは、外れてはいけない

原理原則とは?

唯一不変であり、物事を成り立たせたる根本的な決まり、ルールである。

例えば、

生まれてくる子供は、親を選べませんよね?

生まれ持った、体や顔は変えることはできません。

こういった物です。

外れてはいけないとありますが、この理由は、

原理原則から外れてしまうと、

何かしら異常をきたしてしまうからです。

声においても、原理原則はあります。

それは、その人の声質や、音域などです。

今あげたものを、無理矢理に変えようとすると必ず異常をきたします。

声質ならば、風邪をひいたときやヘリウムガスを吸った時などに

変わることがあります。

風邪をひいているときは体に異常が出ていますし、ヘリウムガスを吸う状況もそもそも異常と言えます。

さらに、無理に変える行為はほとんどマイナスにしか働かないのです。

風邪をひいている時に、「いつもより元気だ!ヒャッホーイ!」

とは、ならないでしょ(笑)

いくら高い声を出したいからとはいえ、限界を超えた練習などは

控えるのが無難です。

自分の限界を知るために、限界まで出すなら分かりますが。

喉を壊したとなったら、せっかく練習したのに逆に音域が狭くなることもあります。

それだと、もったいないですよね。

このことから、原理原則からは、外れてはいけないと言えます。

一番言いたいことは、

原理原則内で、上手く自分と付き合っていく

こうすることで、大きな失敗は起こさないでしょう。

まとめ

高い声の出し方について話していきました。

要点をまとめていきます。

  • 高い声の出し方は赤ちゃんに詰まっている
  • 高い声が出ない一番の要因、 気持ちと情報
  • 高い声の練習方法やテクニック は 高い声を、高い歌声にするもの
  • こういったものは、 そもそも声が出ないと成立しないこと
  • なので、赤ちゃんの時出せていた高い声の出し方を思い出すべき
  • 赤ちゃんの泣き声が高い声に繋がる
  • 複雑な意識があなたの高い声を阻害している
  • 意識すればするほど、高い声は出しずらくなる
  • 意識すると体にまで影響が出る
  • 意識して、心と体が緊張すると高い声は出ずらくなる
  • 意識せず、リラックスした状態の方が高い声は出しやすくなる
  • 一つだけ、何かを思って発声する
  • 力を抜くには力を入れる
  • 原理原則からは、外れてはいけない
  • 原理原則とは
  • 唯一不変であり、物事を成り立たせたる根本的な決まり、ルールである。
  • 原理原則から外れてしまうと、 何かしら異常をきたしてしまう
  • 原理原則内で、上手く自分と付き合っていく

以上です。

最後に

いかがだったでしょうか?

本来あなたが持っているものを最大限生かせれば、少しでも高い声は出せます。

悩むことはいろいろありますが、

たまに、自然な自分で練習するのも

新しい発見があって楽しいと思います。

歌は気持ちから

本来の楽しさを忘れずに練習に励んでくださいね♪

あなたの幸せを願っています。

凜でした!