おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。
YouTubeやブログをやっている人がとても増えてきましたね。自分のメディアを持つという事は、とても素晴らしいことだと思います。
しかし、ほとんどのYouTuberさんやブロガーさんは、かなりもったいないことをしています。
それは、「リスト取り」をしていない事。これは、顧客名簿をそろえる事で、現代ではメールマガジンやLINE@に人を集める事が主流ですね。
インターネットの性質上、一度見てくれた人が、もう一度見てくれるという可能性はかなり低いです。
ですので、YouTubeやブログ、SNSだけだと、せっかくの出会いをかなりの数無駄にすることが多い。
特に伝えたいことは、「せっかく見てくれたユーザーを逃しすぎてるよね?」という事です。
そこで、メールマガジンやLINE@などを導入し、あなたのローカルなコミュニティを作っていく事が、これからは必要となってきます。
そうすることで、YouTubeやブログ・SNSの様々な欠点を克服できるようになります。
広告収入やアフィリエイトしか収入源がない方は、この記事はとても参考になるでしょう。
もくじ
YouTubeやブログやSNSの欠点
多くの方は、これらのメディアを活用し、ユーザーに発信をしています。賢い人は、集客用に活用している人もいるでしょう。
数万人以上という人に、自分の発信が届くという事はとてもメリットです。例えば、知名度や影響力が上がって仕事がもらえたり、自分の商品の宣伝にもなります。
しかも、ほとんど無料で使えますからね。
ファンビジネスである事が多い、音楽や芸能などのエンタメを志している人には強力なツールです。
僕も、音楽人講師としてYouTubeやブログはぜひ活用すべきと教えています。
もちろん、ほとんどのスモールビジネスでも十分に集客の役割を果たせますよ。
ただ、ほとんどの人はメリットばかりを見がちです。
実は、上記のようなメディアには、デメリットも存在する事を理解しておきましょう。
それでは、ビジネス面での集客メディアの欠点を紹介いたします。
- 顧客情報が取れなさすぎる
- すべてがプラットフォーム依存である
- 外部ユーザーが入り込みやすすぎる(炎上しやすい)
- 必ずこちらの発信が相手に届くわけではない
大きく分けるとこの4つですかね。
ビジネス面において、この4つの欠点はめちゃめちゃ痛いです。また、ビジネス面でなくてもめんどくさいことが起きる原因でもあるので、この機会にメディアの特性を理解するのはいい機会だと思います。
現代では、SNSで何かと問題が起こる事もありますからね。
自分の身を守るのも、自分の身を焦がすのも、ほとんどは自分次第で何とかなります。
それでは、一つづつ解説していきましょうか。
顧客情報が取れなさすぎる
まず、ビジネス面において顧客情報がわからない事はとてもデメリットです。
顧客情報とは、自分の商品を買ってくれた人や、自分の活動に興味がある人の情報の事。
主に、メールアドレスなどの連絡先・商品の購入履歴・自分との関わり具合などがありますよね。
ビジネスにおいて、顧客情報があるとかなり有利です。
例えば、音楽教室を運営しているとしましょうか。僕は音楽人講師なので、音楽系でいきます(笑)
それでは、以下の2人の場合、どちらの方がレッスンを購入していただけると思いますか?
- 自分の動画を何度も見てくれていて、3年前から自分の活動を知ってくれている
- 動画を見てくれたことがわかるのだが、それ以上の情報がない
普通に考えて、1番ですよね。
それだけ、自分に対して興味が高いという情報がある人の方が、商品は売れやすくなります。また、自分の活動をポジティブに応援してくれると確信できます。
しかし、YouTubeだけではこの情報はわかりません。
YouTubeで分析できるのは、再生数や再生時間などです。つまり、視聴者一人一人に対しての情報がほとんどとれません。
もちろん、ブログやSNSなどでも同じです。SNSだと、アカウントのプロフィールをたどれますが、フォロワーが沢山いるほどかなりめんどくさい作業。
生産性はかなり低くなってしまいます。
しかし、メールマガジンに登録してもらうと、1人1人の情報がかなり具体的にわかるようになります。
もちろんメールアドレス。そして、登録日時や商品購入履歴、リンクをクリックしたかどうかなど、読者のモチベーションが手にとるようにわかります。
そして、自分や商品に対してポジティブであるほど、商品を買ってもらえる確率も高いです。
なぜなら、それだけ自分や商品に興味があるから。
赤の他人よりかは、圧倒的にお客さんとなりやすいという事です。
もちろん、まだ自分の商品がない発信者さんでも、モチベーションの高い読者を集められるのですから、いずれ商品を売る事だって出来ます。
基本的に、メールアドレスというものはなくなりませんからね。アドレスのリストも、データファイルで保存もできます。
しかし、YouTubeのチャンネル登録だけでは、いざチャンネル凍結などしたら終わりです。
今までの活動が、すべて無になります。
すべてがプラットフォーム依存である
集客メディアの欠点は、基本プラットフォーム依存であるという事です。
YouTubeやSNSなどは、企業が運営しているものです。自分の物ではありません。
よって、意向やルールなども運営している企業次第ですべてが変わります。
YouTubeの広告収入だって、導入初期よりかなり単価が下がっています。これにより、広告収入だけで食べていた人たちはかなり痛手を受けたことでしょう。
また、アカウント削除の決定権も運営側にあります。結構あるのですが、理由もわからずアカウント凍結なんてこともあります。
これで、メディアだけで集客から販売をしている人は、すべてをなくします。
いや~、めちゃめちゃ怖いですよこれ。収入源がこれだけなら地獄ですよね。
一気に事業が停止するのですから。
また、ブログやYouTubeなどのメディアはストック型ですので、また育てるまでにとても時間がかかります。
ですので、集客メディア一つだけですべてを担う事は、かなりリスクが高いです。
そこで、メールマガジンに人を集めておくのです。そうすれば、いざメディアがなくなったとしても、今までのお客さんとのつながりは消えません。
よって、リスクを減らす事が可能です。
外部ユーザーが入り込みやすすぎる(炎上しやすい)
これは、ビジネス面でも普段使いでも欠点です。
集客用メディアは、基本誰でも視聴できる権利があります。もちろん、非公開の物は別です。
新規集客という点では強みでもありますが、外部ユーザーが入り込みやすすぎるという点では欠点です。
その典型的な事例が、炎上です。
よくあるパターンは、何かの発信に対してユーザーが過剰反応する事。良いパターンだとバズると呼ばれています。
しかし、世の中の人はいい人だけではありません。日常の鬱憤を晴らしたい暇な人が沢山います。
よって、自分の活動とは何も関係ない所から誹謗中傷を食らったり、批判されることもしばしばあります。
ほんとにね、エンタメの人が商品売って炎上するパターンとか結構ありますよ。
商品を売ること自体を否定した時点で、今の世界を否定していることにもなるんですがね、、、
商品を買った人が、正当な理由で文句を言うのは健全です。
しかし、炎上のほとんどは何も関係がない人ばかり。これでは、あなたの活動の邪魔をする要因となりかねません。
そこで、メールマガジンを導入します。
ここでは、メールマガジンを登録する人しか発信は届きません。よって、誰にでも見られるという条件がなくなります。
ですので、外部ユーザーが入り込める余地はほとんどなくなります。
そして、あなたのメールマガジンに登録する人は、基本あなたを応援したい人です。
なぜなら、登録という行為をメリットと感じる人は、その人だけだからです。
あなたも、何もメリットが感じないメールマガジンに登録することは、まずないと思います。
炎上目的の人は、ローカルな場所で基本何もできませんからね。そんな人が登録したとしても、ブラックリスト入りをすれば問題ありません。
よって、悪意のある外部ユーザーによって炎上しやすい内容の発信は、メールマガジンで行えばかなり穏やかに活動することが出来ます。
特にセールスや、良くも悪くも濃い発信などには適しています。
そして、そんな発信を全員に届ける必要はありません。メールマガジンに登録していただいている、ポジティブなユーザーに届けばいいのですから。
必ずこちらの発信が相手に届くわけではない
集客メディアは、受けのメディアと呼ばれています。逆に、メールマガジンやLINE@などのリスト取り用のメディアは攻めのメディアと呼ばれています。
その名の通り、受けのメディアでは発信をしてから見てもらうのを待つことしかできません。
チャンネル登録やフォローなどをしていれば、通知は届くかもしれませんが、直通で届くという事はないのです。
これこそ、集客メディアの弱点。
伝えたい発信を、伝えたい時に確実に届かせるという事はかなり難しいです。
特に、商品を売ったり、顧客教育などをしたい場合には、かなり向いていません。
なぜなら、届けたい人以外にも届いてしまうし、届けたい人にも必ず届く確証がないからですよね。
よって、絶対に届けたい発信をする際に不利となります。
しかし、攻めのメディアならこれを解決できます。
文字通り、こちらから直接一対一の形式で発信が出来ます。よって、発信の確実性も増しますし、周りの広告などにも興味を移される心配もありません。
ですので、じっくり自分の発信だけ見てもらいたい場合には、とても有効なメディアとなります。
2つメディアを駆使してお互いを補う
さて、メールマガジンなどの攻めのメディアが最大限効果を発揮する人は、「集客メディアが育っている人」です。
つまり、集客メディアにもいい所や悪い所もあり、攻めのメディアにもいい所や悪い所があるという事なんですよね。
そこでおすすめしたいのが、2つメディアを駆使してお互いを補うという事です。
残念ながら、メルマガだけを始めても読者を集めることが出来ません。なぜなら、人を集める効果はないから。
ですので、集客メディアから人を流していくという行動が必要になります。
これを、2ステップマーケティングとかDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)などといいます。
何が言いたいのかというと、「集客メディアの弱点をメールマガジンで補おうよ!」という事です。
もしあなたが、YouTubeやブログ・SNSだけで活動をしているのであれば、メールマガジンはとてもおすすめできます。
売り上げも、ファンの育成も迅速に進んでいく事は間違いありません。
もちろん、正しい使い方は需要です。なんでもそうですよね。
現代では、集客メディアの強みにほとんどの人が気づいてきました。だからこそ、発信者側も増えてきています。
しかし、弱点まで見えている人は少数派です。
だからこそ、この弱点を克服できない人は、メディア競争に負ける確率は高くなるでしょう。
YouTubeの広告収入も、またいつ単価が下がるかわかりません。SNSだって、mixiのように廃れる日も来るかもしれません。
ですので、どこにも依存しない自分だけのメディア構築はこれから必須になっていくと確信しています。
エンタメ人も、事業主も、何か発信をしてそれを仕事にしていくのであれば、是非取り組んでみてくださいね。
メルマガの発信方法については、実際に購読してみるというのが一番おすすめです。
興味があれば、僕の無料メールマガジンに登録してみてください。
内容は音楽人向けですが、どんなビジネスにも使える本質が学べるように設計してあります。
良ければ是非。
リスト取りを迅速に早める方法
それでは、「メールマガジンを始めよう!」と思った方が少なからずいると思います。
しかし、いくら集客メディアが育っていようと、上手くメールマガジンに登録してもらうことはまた別問題です。
ただ「メールマガジンに登録してください」といっても効果は薄いです。
ですので、しっかりと戦略立ててリストを集めていく事が重要となります。
最後に、リスト取りを迅速に早める方法を解説してこの記事を終わりにしようと思います。
それでは、リスト取りを迅速に早める方法は以下の通りです。
- フリーミアムを活用
- ブランディングを強める
結論から言うと、「登録したい!」と思ってもらうことが前提です。そうなれば、必ず登録してもらえます。
ここでの方法は、以下に登録したいと思ってもらうか?という事に対して出来る策という事を理解しておいてください。
フリーミアムを活用
効率よくリストをとるためには、フリーミアムを活用するといいです。
フリーミアムとは、いわゆる無料で受け取れる特典のようなものです。
有名なものでいえば、アプリゲームですよね。
今では、基本料無料のアプリゲームが沢山あります。そして、基本料無料のアプリゲームには、必ず課金の制度がある。
つまり、無料で自分の商品を知ってもらい、良いと思った人に有料の物を買ってもらうというビジネスモデルです。
ですが、この方法は最初から有料だと成り立ちません。なぜなら、最初に有料というハードルがある故、手軽に自分の商品の良さを理解することが出来ないからです。
よって、フリーミアムを行う際には、自分の最高の商品を無料で提供してしまう事につきます。
この概念をリスト取りで使っていきましょう。
まず、集客メディアに人を集めます。そこで、「今なら無料でプレゼントを受け取れます」と宣伝。
そして、メールマガジンで提供します。という風にすれば、フリーミアムが欲しいと思った人は、メールマガジン登録せざる負えないという事になります。
もちろん、これは悪いことではない。
メールマガジンに登録する代わりに、自分が欲しいものを受け取るという事ですからね。要するに、お金を払って商品を買うのと同じことなのです。
よって、自分の商品に関連するフリーミアムを用意する事で、自分の活動にあったお客さんをリストとして集める事が可能になります。
ブランディングを強める
また、フリーミアムがなくとも、リスト取りが成功する事例があります。
それは、「すでにファンがいるくらいにブランディングが出来ている状態」の場合です。
ファンの人は、少し面倒でも自分にリスクがなければ行動をしてもらえます。これは、発信者の影響力が高い場合に起こる事です。
普通の人であれば、自分の得にならなければ行動する事はまずありません。
しかし、既に相手がファンなのであれば、メールマガジンの発信自体が有益なものと感じます。
よって、フリーミアムがなくともリスト取りを成功できるようになります。
しかし、ほとんどの方はここまでのブランディングはできていません。
よって、フリーミアムを活用しながら、発信を続けブランディングをしていくという事が効率的です。
質のいいお客さんをリストに集めながら、自分の影響力も高めていきましょう。
よって、受けのメディアも攻めのメディアもどちらも育てていく事が重要になります。
ただ、人間は同時並行が苦手です。ですので、まずは集客メディアが育つまではこれだけに集中するが吉です。
まとめ:【リスト取りの重要性】YouTubeとかブログやっている人はメルマガを始めなさい!
いかがだったでしょうか?
いつもは音楽に特化したマーケティングの記事が多いですが、今回は趣向を変えてかなり本質的な事を書いてみました。
とにかく、リスト取りしていない人は今しぐ実践してみてください。
特に、自分の商品を持っている人にはとてもおすすめです。ミュージシャン・芸人・個人事業主の人は、とにかくリストを集めていきましょう。
そうすれば、いつでも発信が届き、コミュニケーションが取れます。そうすれば、商品の売れ行きも数倍レベルで伸びるようになります。
また、メールマガジンのステップ機能を使えば、自動化も出来るようになります。
作品作りなどの商品開発に没頭したいという人ほど、おすすめできるマーケティング手法です。
リストマーケティングやメールマーケティングと調べれば、様々な情報を受け取る事が出来るでしょう。
また、正しいメールマガジン運用が知りたい方は、僕のメールマガジンを参考にしてみてください。
また、自分の活動にあった発信者を3人くらい見つけ、メールマガジンを運用していたらそれで学んでみましょう。
かなりあなたの活動に役立ちます。
以上。音楽人講師の凜でした!