音楽家のための商品開発攻略と作り方!0ベースから作れるように知識をためておこう
凜

おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。

音楽活動をしていれば、必ず商品を作って売るという場面が来ます。

その時、「何を作っていいかわからない」という人は多いです。

また、楽曲やレッスンなど、商品開発が一辺倒になる時も多いです。

そこで今回は、音楽家のための商品開発について解説していきます。

この記事を最後まで読めば、すべての形態の商品がわかり、あなたが作るべき最適な商品開発が出来るでしょう。

動画版はこちら↓

音楽活動において商品開発は最後の工程

音楽活動において、商品を作る時は最後です。

以外にも、ここを理解している人が少なく、赤字の商品販売をしている人が多いです。

例えば

  • 赤字のライブをずっと続けている
  • 活動初期にいきなり商品を売る

これらを行うと、どんなにいい商品でも売れる事はありません。

なぜなら、お客さんがいないのに商品を売っても売れないからです。

ですので、以下の画像に沿って音楽活動はしていかなければならないのです。

ここの前提だけは理解しておきましょう。

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商品開発の全体像

上記の画像から説明していきます。

商品開発では、以下の2つの考え方で実行していきます。

  • 商品形態構想
  • 商品提供構想

商品形態では、商品の形。つまり、商品のあり方や物理的な形態に沿って考えていきます。

ここで、有形商品と無形商品があり、その2つから選択していくという感じになります。

次に商品提供形態についてです。

ここでは、自分がどの人数に提供できる商品なのか?

という考えから商品開発を考えていきます。

そこで出てくるのが3つ。

  • 1対1(少数)商品
  • 1対複数商品
  • 1対無限商品

ですね。

これは、自分の商品がどの人数に提供できるのか?という事です。

単位では、一つの商品で考えていきます。

例えば、世界に一つだけのギター制作であれば、1人1つにしか提供できません。

よって、1対1商品になるというわけです。

ここでは、これらの全体像を理解しておきましょう。

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商品形態構想の理解

まず初めに商品形態から考えていきます。

決めるべきポイントは、以下の2つです。

  • 有形商品にするのか?
  • 無形商品にするのか?

という事ですね。

例えば以下のように考えるとわかりやすいです。

  • ライブがしたい → 有形商品
  • 楽曲データを売りたい → 無形商品

このように考えて構いません。

ただ、「まだ商品を作ったことがない」「全然商品が売れない」という人は選択肢は1つです。

それは無形商品から商品開発をするという事。

この理由は、上記画像にもありますが、とにかくリスクがありません。

そのため、赤字で音楽活動が続かないとか、在庫が余ってどうしようもないという失敗を防ぐことが出来ます。

よって、個人音楽家や音楽活動で生計を立てられていない初心者の人は、無形商品一択で考えていきましょう。

そうする事で、無駄な失敗を避けることが出来ます。

それでは、有形商品と無形商品の簡単な解説をしていきます。

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音楽家が作る有形商品とは?

有形商品は、その名の通り形がある商品です。

分かりやすいのは楽曲ですね。

有形商品はCDです。曲を聴く商品として、形のあるCDに曲のデータを焼いたものがあります。

基本的には、お客さんの手元に残る商品が有形商品と考えてください。

メリットとデメリットに関しては、上記の画像の通りですので、あなたの商品開発に役立ててください。

簡単にまとめるのであれば、とにかく作る際にコストがかかります。よって、赤字や有形ならではの売れ残りが発生し、リスクが高くなります。

メリットとしては、商品を作った満足度が高い事です。やはり、形に残るものを作ると、「出来た!」と感動するものです。

しかし、お客さんが満足するかどうかは別問題ですので、そこだけは理解しておきましょう。

音楽家の有形商品の例は、以下の画像を参考にしてください。

音楽家としての有形商品は、あなたもイメージしやすいものが多いと思います。

形が残る、一般的な商品だと考えてください。

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音楽家が作る無形商品とは?

無形商品は、物理的に形がない商品です。しかし、映像や音楽として存在は認識できますので、存在自体はあります。

分かりやすいのは、楽曲データです。

物理的には存在しませんが、PCやスマホなどでスピーカーをとおして再生することが出来ます。

基本的に、無形商品はその存在を認識するために有形商品を使わなくてはいけません。

しかし、現代では一人1つデバイスを持つ時代です。よって、誰にでも無形商品を届けられるようになります。

これが利点で、ネットとデバイスがあれば、商品提供のハードルがとても低いからこそ、初心者にはお勧めできます。

また、商品を作る際のコストがかかりません。今なら、DAWソフトも無料のがありますし。動画撮影も、スマホで十分です。

よって、コストがとても少なく商品開発が出来ます。

また、無形商品は複製が可能です。よって、在庫が余るという概念が存在しません。一つ作れば、無限に商品を作りだす事が可能です。

よって、赤字のリスクもなく、初心者には手を出しやすいのでおすすめです。

音楽家のための無形商品の例は、以下の画像を参考にしてください。

基本的に、データ上のコンテンツが無形商品となります。よって、音楽家にはとても相性がいい商品です。

これが飲食店なら、かなり厳しいです。

しかし、音楽や話などは、コンテンツでも十分に商品になります。よって、無形商品でも十分に売れるようになるのです。

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商品形態構想の理解

ここでは、商品提供の視点からの商品開発を解説していきます。

まず、商品提供構想には以下の3つにわけることが出来ます。

  • 1 to you   → 一対一商品 
  • 1 to many  → 一対複数商品 
  • 1 to Infinite → 一対無限商品

これは、自分が作った商品がどの程度の人数に提供できるのか?という事を表しています。

軽く解説をすると。上の方が価値と手間が高く、下の方が下がっていきます。

例えば、楽曲データは無限に複製できてしまいます。

よって、相手に届ける手間は低いです。しかし、今は1曲数百円台です。価値が低いという事ですよね。

これは、1対無限商品の考え方です。

逆に、世界に一つだけのあなたの曲を作りますという商品だとしましょう。

これは、1人に対してオーダーメイドで作るので、1人に対しての手間は多くなります。

しかし、メジャーシーンでは権利付きで一曲当たり50万円とかで取引されています。つまり、価値は高くなるという事です。

このような感じで、あなたが作るべく商品はどこに属しているのか?

という事を考える事で、商品開発のバリエーションが増えるというわけです。

同じ曲だとしても、1対1なのか?1対無限なのか?みたいな感じで、バリエーションを増やしていきましょう。

また、これらを組み合わせるという考え方もできます。

例えば、ライブにチケットを買うと、あなたの名前入りの直筆サインCDを限定配布します。という商品があるとしましょう。

こうすれば、価格は跳ね上がるのです。

これは、1対複数商品であるライブだけではなく、価値の高い1対1商品を組み合わせている例となります。

こうする事で、基本的なライブチケットが8000円くらいであれば、5万円くらいでも買う人が現れるのです。

それだけ、直筆で唯一の限定CDという希少価値が高いという事ですよね。

このように、どれだけの値段を付けたいか?みたいな考え方でも、商品開発を考えることが出来るようになります

ただし、価値が高くなるほど手間も増えます。この場合なら、一枚一枚サインを書き、CDを作るという手間が増えますよね。

ここら辺も理解しておくと、自分が出来る範囲の商品を考えることが出来ます。

ここまでの内容を理解すれば、ほとんどの商品を目的ごとに0ベースで制作することが出来るようになるのです。

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1 to you 商品

1 to you 商品は、1商品に対して一人にしか提供できない少雨品の事を言います。

例えば、マンツーマンレッスンです。これは、1人に対して商品を提供するものです。

このため、たくさん売る事には適していません。しかし、高単価になりやすいものでもあります。

ですので、少ないお客さんしかいないという時には重宝する商品です。

逆に、お客さんが沢山いる場合には、みんなに商品が届かないのであまり向いている商品とは言えませんね。

ここら辺の考え方で、あなたが作るべきかを考えていきましょう。

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1 to many商品

1 to many商品は、1つの商品で複数の人に提供できる商品です。

分かりやすいものは、ライブですよね。

これは、ライブ会場に入れる人に対して商品を売る事が出来ます。1万人はいる箱なのであれば、1万人に提供できる商品です。

これは、複数の人に提供できる商品なので、1対複数商品というのです。

この時の考え方は、有形商品の提供人数での限界値という事です。

地球上の資源が限られている限り、有形商品は無限に作る事ができません。

よって、有形商品は1対無限にはならないという事です。

特徴としては、1対一よりは価値は下がるという事。しかし、1対1よりは手間がないという事です。

これは、レッスンで考えるとわかりやすいです。

マンツーマンレッスンなら、1人に対して教える商品です。

しかし、1対複数商品のグループレッスンであれば、参加人数分1度に教えることが出来ます。

よって、商品提供の手間が1商品単位で下がるという事です。

しかし、その分価値は下がります。よって、沢山お客さんがいるから1対1商品より手間を減らしたいという時に有効です。

この時、売り上げが担保されているため、価値の低い商品を開発しても採算が取れるようになります。

ですので、有名アーティストなどは1対複数の商品しか作っていませんよね。

これは、膨大なファンがいるため、1対1だと全員に商品が届かないのが理由となります。あとは、数が売れるから最終的の売り上げが1対複数のが多くなるからともいえますよね。

ここら辺は、あなたの音楽活動事情で考えるといいでしょう。

まだ少ないファンしかいないのであれば、1対1商品で単価を上げるのが無難です。

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1 to infinite商品

1 to infinite商品は、一つの商品で無限の人に提供できる商品となります。

簡単に言えば、いくらでも複製できるデータという事です。

つまり、動画や音声などのコンテンツ、サイトなどのネット上の存在などです。

これにより、いくらでも商品を複製することが出来ます。よって、在庫の概念もなく、制作もコストがかかりません。

だからこそ、初心者の商品開発にはお勧めなのです。

また、いろいろな商品の組み合わせもできるので、価値も狙って高くすることが出来ます。

よって、価値が低くなるというデメリットも払しょくすることが出来ますので、最初に手をだす商品開発にはおすすめです。

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抑えるべきこと

最後は、必ず押さえてほしいことがあります。

それは、以下のような内容です。

  • 自分の活動が継続するための考え方

音楽を仕事にするという事は、一生付き合っていくものです。よって、必ず長続きさせないといけません。

だからこそ、リスクを減らしたりなどの活動を長く続けるための考え方を身に着ける必要があります。

ここら辺もしっかりと、身に着けるようにしましょう。

また、活動を続けるためにはお金を稼がないといけません。

よって、売り上げの最大化が出来る考え方も身に着ける必要があります。

そこらへんは、僕のメールマガジンで配信しているので、興味があれば登録してみてください。

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まとめ:音楽家のための商品開発攻略と作り方!0ベースから作れるように知識をためておこう

いかがだったでしょうか?

商品開発は、音楽家にとってなくてはならない工程であり、楽しい所でもあります。

今回の記事を参考にして、売れる商品開発に役立てていきましょう。

また、いろんなバリエーションを見つけ、音楽活動に彩を加えていきましょう。

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凜

以上。音楽人講師の凜でした!