音楽活動におけるマーケティング戦略とは?サルでもわかる手法をアーティストやミュージシャン向けに徹底解説します!

おいす!音楽人講師の凜です。

プロを目指すアーティストやミュージシャンにとって、もっとも必要な事はマーケティングです。なぜなら、マーケティングを怠ると、音楽活動においてあなたの曲やライブなどが一つも売れていかないからです。

ただ、マーケティングをすると言っても、どうすればいいかわからない人がほとんどでしょう。僕自身、音楽の専門学校に通っていましたが、何一つ教えてもらえませんでした。そのエピソードは以下の記事です。

音楽の専門学校に行って後悔した話

それもそうなんです。教えられる人がほとんどいないのです。だからこそ、音楽で成功する人は少ないのです。音楽のマーケティングを知っている人など、あなたの周りにいないですよね?

ですが安心してください、僕なら教えることができます。なぜなら、音楽人講師として、音楽を仕事にするための事を教えているからです。

音楽を仕事にするためには、マーケティング知識が必須です。だからこそ、教えることができるのです。是非僕のブログで、学んでみてくださいね♪

今回は、音楽活動におけるマーケティング戦略を、サルでもできる手法でアーティストやミュージシャン向けに徹底解説していきます。

時代の変化に目を向けることが、ミソですよ!

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音楽活動のマーケティングとは?

マーケティングといいますが、いったいどんな意味が込められているのでしょうか?

簡単に言いますと、商品を売るために行うべき戦略・活動です。

音楽を行っていく人であれば、自分自身が商品となります。成功しているアーティストやミュージシャンは、自身の知名度が高いです。つまり、自分が商品であり、それを広めていく事で、アーティストやミュージシャンにお金を払う人が増えていくのです。

この、広めていき、商品を売っていく知識や活動を学び・実践していく事が、音楽活動における「マーケティング」なのです。

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マーケティングの必要性

例えば、音楽活動をしているアーティストがいるとしましょう。その人は、とても素晴らしい作品が作れ、特出した技術を持っています。

ですが、この事だけでは、誰かに存在を知られることはありませんファンもつかず、音楽で食べていく事はできません

そこで必要になるのが、「マーケティング」の存在です。この素晴らしいアーティストを広めていく活動を行っていく事で、少しずつ存在が認知され、ファンがついていきます。そして、音楽で生活できるようになるでしょう。

つまり、マーケティングを行わなければ、「ただの上手い人で終わってしまうのです。誰かに知られなければ、その素晴らしさもわかってもらえません。それでは、好きな事で生きていくのは、無理です。

このように、マーケティングを行わないと、音楽で生活していく事に繋がらないため、最重要の要因といえます。

時代におけるマーケティングの変化とその内容

音楽活動において、マーケティングは最重要と述べました。そして現在、マーケティングにおいて大きな変化が起きています。

音楽活動におけるマーケティングは、二つの時代で分類できます。それは、20世紀型と21世紀型です。

大きな変化とは、20世紀型から21世紀型へとマーケティング手法が変わったことによって、個人でも十分にマーケティングが行えるようになった事です。

そう、インターネットの登場によって、、、

この事によって、事務所やレーベルと契約しなくても、個人でもプロとして活動できるようになったのです。ですのでこの記事を読んでいるあなたは、21世紀型マーケティングを行っていきましょう

では、20世紀型と21世紀型の具体的な内容を解説していきましょう。

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20世紀型の音楽マーケティング

20世紀型の音楽マーケティングは、一言でいうと分業型であると言えます。この事から、個人で行うのはほぼ不可能だったのです。

その内容は、以下のような方法がありました。

  • テレビ
  • ラジオ
  • 雑誌
  • 都市の看板

これらの媒体でしか、マーケティングを行えなかったのです。そして、莫大な費用が掛かり、ツテやコネがないと扱えませんでした。

テレビが無料で見れるのはなぜでしょう?それは、テレビCMなどが番組の間などに入り、その広告費として、CMごとに莫大な金額を頂けるからです。

アーティストのマーケティングの中に、知名度を上げる活動があります。そのためには、広告を行わなければいけません。つまり、テレビCMやラジオCMなどです。

これらの媒体で広告を行うと、莫大な費用が掛かります。だから、個人では無理なのです。

そこで、20世紀の人たちは、「分業型」として活動していく方法を見いだします。

莫大な資金を扱える、事務所やレコード会社がその費用をまかなって、アーティストの広告などのマーケティングをやってくれるようになりました。

事務所やレーベルが行うマーケティングは、以下の図の左側です。21世紀型の、ネタバレをしてしまいましたね(笑)

つまり、音楽などの商品を作るのは、アーティストが行い。広告や商品を売っていくマーケティングは、事務所やレーベルが行っていたのです。

ですのでこの時代では、事務所やレーベルと契約することでしか、プロにはなれなかったのです。なぜなら、個人でマーケティングが行えなかったからです。

アーティストは死に物狂いで、事務所やレーベルと契約するために活動したのです。ですが、この仕組みにはデメリットがあります。

それは、事務所やレーベルと契約したとしても、トップクラスの知名度や人気がなければ、生活できない事です。

この詳しいことは、こちらの記事に書いてあります。

そもそも、事務所やレーベルと契約できるのは、ごく少数です。なぜなら、事務所やレーベルの理念は、お金儲けが目的であり、売れると確信されない限り、契約できないからです。

また、事務所やレーベルと契約にこぎつけても、アーティスト側の収入はとても低いのです。これには、明確な理由があります。

アーティストはCDなどの商品を作ります。ですが、そのためには、様々な過程を経なくてはいけません。

レコーディングから撮影、CDの流通、権利の登録など、かなりコストがかかるのです。その資金を出しているのは、事務所やレーベルです。売り上げのリターンも、事務所やレーベルが多くなるのは当たり前のことでしょう。

つまり、CDの売り上げは、この過程を経ることにより、アーティスト側には1%ほどしか分配されないのです。

この事から、アーティストが収入を上げていくのが難しいのです。そして、すべての商品がこの構造で成り立っています。

「音楽で成功するのは難しい」というのは、この背景があるからこそです。ですが、現代ではこの考えが覆されています。次の項目で解説していきましょう。

このように、20世紀型のマーケティングは分業型であり、アーティスト個人が行えません。そのため、音楽で生活できない人がほとんどだったのです。

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21世紀型の音楽マーケティング

現代では、20世紀型の構造とは一変して変わっています。それは、アーティストやミュージシャン個人で、マーケティングをすべて行えるようになったのです。

その変化は、以下の図に集約されています。

21世紀になり、インターネットが普及していきました。今では、動画もスイスイ見れるまで進化しています。

すべて個人で行える理由は、インターネット上のツールが豊富にそろい、ユーザーも莫大な数になっているからです。

マーケティングの一つ、集客があります。それは、広告などにより、人に見てもらい認知度を上げていくというものです。

だからこそ、人がいるところに打たなければ意味がありません。インターネットは、ほぼ世界中の人が使っています。さらに、距離と時間の概念がなくなったので、今ではテレビ以上に人に見られます。

また、無料で使えるツールばかりなので、資金がない個人でも、マーケティングができるのです。

例えば、以下の方法があります。

  • ブログ
  • YouTube
  • SNS

なぜこのようなツールなのかというと、ターゲットを絞って集客をすることができるからです。

インターネットを使う際に、ほとんどの人が行う事は、知りたい事や見たいものを検索して見る事です。この、知りたいや見たいという事は、興味があるからですよね。つまり、最初から意識が高い人が見に来てくれます。

ということは、こちらが発信したことに高確率で食いついてくるので、お客さんとなりやすいのです。

学校の授業のように、興味のないことを見させられても、人は関心を示しません。だから、このツールは、マーケティングに向いていると言えるのです。

よって、事務所やレーベルに頼らずとも、自分でお客さんを集め、好きな事で生きていけるようになるのです。

また、個人で活動できるという事は、売り上げもすべて自分のものとなります。たとえ、売り上げが契約した時よりも低い場合でも、収入自体は安定するようになります。なぜなら、売り上げ全てが自分のものになるからです。

つまり、少ないファンの場合でも、好きな事で食べていけるのです。

このように、21世紀型のマーケティングはアーティストやミュージシャン個人で行えます。これにより、多くの人が音楽を仕事にできるようになったのです。

僕のブログでは、個人で生きていく音楽人をテーマに記事を書いています。是非、上手く活用してみてくださいね♪

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サルでもわかる21世紀型マーケティング手法

マーケティングが大事なのはわかったけど、実際にはどうすればいいのかわからないという人は多いです。

そこで、サルでもわかる21世紀型マーケティング手法として、具体的に解説していきます。

マーケティングとは、売るためには必要な事を実践することです。つまり、自分に収入が入るまでになにをするか?という事です。

商品を売るためには、大きく分けて3つの要因が必要です。

  • 集客
  • 教育
  • 販売

この3つの要因から具体的に学んでいきましょう。

21世紀型マーケティング:集客

音楽活動におけるマーケティングの8割は、集客で決まります。つまり、どれだけの人に知ってもらえるか?という事です。なぜなら、知ってもらわなければ、商品が売れることはないからです。

ですが、多くの人はここで失敗をします。その具体例を見ていきましょう。

  • オリジナル曲だけを発信する
  • ライブ活動をひたすらする
  • MVを作る

少し考えてみてください。無名の人がこのような事をするとどうなるでしょうか?

そうです。誰にも知られることはありません。まぐれで見てくれた人がいればいい方でしょう。なぜなら、見つけてもらえる要因が少なすぎるからです。

何かを調べるためには、その名称を知っていなければいけませんよね?名称を打ち込まなければ、検索結果は出ません。

無名の人のオリジナル曲の名称なんて、ほとんどの人は知りません。その人の知人くらいです。だから、無名のまま失敗していくのです。

この事を解決するには、「すでに知られている物からコンテンツを発信する」ことが大事です。そうしなければ、相手から見つけてもらうことはできません。

一番簡単な物を上げると、「有名な曲のカバーをする」ことが挙げられます。すでに認知されている曲から、自分のところにまで来てもらうのです。

有名な曲を調べるのは、それを聴きたいからです。ですので、その曲のカバーなら、興味をもってくれる確率が高いです。そして、再生はされなくても、誰かの目につくこともあります。

そして、たまたま見てくれた人でも、それがいいと思ってもらえれば、あなたの活動に興味を持ってもらえます。そうする人を増やしていく事で、認知度を上げていくのです。

他にも、相手が知りたいようなものを発信しても、興味を持ってくれるでしょう。集客において一番大事な事は、見られ知られることです。

インターネットにおいては、いかに調べてもらうか?ということにフォーカスしていけば、集客は上手くいきやすいです。

このように、21世紀型マーケティング;集客は、「すでに知られている物からコンテンツを発信する」と上手くいきます。本質的に、いかに調べてもらうか?ということにフォーカスしていきましょう。

21世紀型マーケティング:教育

商品を買ってもらうためには、お客さんとの信頼関係が大切です。そこで、集客した人に、教育していく事で、価値観が共有でき、信頼関係が深まっていきます。そうして、商品が売れやすくなっていきます。

そのために最適なツールがあります。それは、メールマガジンやline@です。

集客するためには、相手から来てもらう必要がありましたね。ですが、集客した人に、メールマガジンやline@を登録してもらう事によって、こちらからアクションがかけられるようになるのです。

そうすることによって、相手と信頼関係が深められやすい状態になります。たとえるなら、恋愛が分かりやすいです。

自分の気になる相手がいたとして、交友を深めたいと思います。そのためには、連絡先を交換することが効果的です。そうすれば、こちらから、アクションをかけられ、関係を深めていけます。

ですが、連絡先を交換できなければ、どうしようもありません。合コンなどで、一度しか会うことができない場合、関係は終わってしまいます

それだけ、連絡先交換というものは大事なのです。そこで、メールマガジンやline@に登録してもらうのです。

自分の価値観や相手にとって有益な事を発信し続ける事で、接触回数が増え、どんどん興味を持ってもらうことができます。

そうすると、自分の商品を売った時に、相手が買ってくれる確率も上がっていくのです。

このように、メールマガジンやline@を使い、こちらからアクションをかけられるようになると、相手に教育を行えます。そうすることで、さらに商品を買ってもらえやすくなるのです。

21世紀型マーケティング:販売

商品を売らなければ、収入が入ることはありません。そのためには、商品を売らなくてはいけません。そのために、マーケティングを行なっていきます。そして、商品を売っていきます。この事が、販売です。

集客して教育を行い、いよいよ販売です。販売のコツは、集客したコンテンツと同じ属性のものを売ることです。ここを間違えると、せっかくのマーケティングも無駄になってしまいます。

集客したコンテンツと同じ属性とは、音楽で集客したなら、音楽に関わるもの。恋愛ならば、それと同じジャンルのものです。こうしないと、いくら教育をしても、買ってはくれません。これは、スポーツジムで、ビジネスを教えてしまうようなものです。

フィットネスを学びに来ているのに、ビジネスを教えてもらっても、お客さんからすると、唖然としてしまいます。ここだけは、注意しましょう。

また、商品を買ってもらう場合に、お金のやり取りが生まれます。その場合、銀行振り込みやPayPalなどのクレジット決算を使いましょう

そうすることで、安全で手軽なやり取りが行えます。自分の販売ページなどを作って、決算サイトのURLなどを貼れば、すぐに買ってもらうことができます。

こうすることで、時間短縮にもつながるのです。

それと、楽曲を売るサイトなどが存在しますが、使わない方がいいです。なぜなら、手数料が高いからです。自分で売れるものは、自分で完結した方がいいです。

このように、商品を販売する場合は、集客したコンテンツと同じ属性のものを売りましょう。それと同時に、銀行振り込みや決算サービスなどを使い、お金のやり取りを行いましょう。

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しつこさをもとう!

人間である以上、失敗することは当たり前のようにあります。むしろ、絶対に失敗すると考えてください。

ですが、成功までの選択肢を一つ消すことができます。例えば、成功するまでの道が10本あるのなら、一回失敗したので、あと9本あります。そして、正解は1本だけです。

こう考えると、あと8回失敗すれば、必ず成功することになりますね。このように、失敗とは成功までの過程なのです。

多くの人は、1回や2回の失敗で諦めてしまいます。さらに、なぜ失敗したのかを考えない人が多いです。こんなにも多くの失敗例が世の中にあふれているのに、同じ道を歩んでいきます。

なので、失敗はしてもいいのです。ただ、同じ失敗は必ず避けましょう。そして、

しつこく続けることが、成功するために必要な事です。

ですので、音楽を仕事にしたいのならば、しつこくマーケティングを行ってください。5年でも10年でも、続けてください。

最後までたっていた人が、勝者なのです。

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現代は、むしろ音楽を仕事にしやすい

インターネットの普及により、個人でマーケティングを行えるようになりました。それにより、自分の商品を売ることができるようになりました。

つまり、ミュージシャンやアーティストになるために必要な条件が少なくなったのです。今までは、事務所やレーベルと契約しなければなれませんでしたから。

すべて個人で出来るようになったため、スタートラインはみんな一緒です。あとは、どれだけ行動できるか?で未来が変わります。

さらに、この事に気付いていない人がとても多いです。つまり、ライバルが少ないため、始めたやつが成功していきます

これからは、行動したものが勝っていく、フェアな時代となります。ですが、「何をしたらいいかわからない」と思います。

そんな人たちのために、僕のブログで個人で音楽を仕事にする方法を発信しています。ぜひ、活用していってください。まずは学んで、スキルを身に着けていきましょう!

あなたの活動の役に立てれば幸いです。

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まとめ:音楽活動におけるマーケティング戦略とは?サルでもわかる手法をアーティストやミュージシャン向けに徹底解説

いかがだったでしょうか?

今回は、音楽活動におけるマーケティング戦略とは?サルでもわかる手法をアーティストやミュージシャン向けに徹底解説しました。

重要な点は、以下の通りです。

  • マーケティングとは、商品を売るために行うべき戦略・活動
  • 21世紀型マーケティングにより、個人でも音楽を仕事にすることが可能
  • マーケティングには、集客・教育・販売の3要素がある。
  • 行動した奴が勝てる時代

恵まれた環境の現代で、勝負できることをしっかり理解してくださいね。行動した奴が勝つのです。

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以上。音楽人講師の凜でした!