凜 おいす！音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。
世の中には、講師業とよばれる業種があります。その中に、歌を教える仕事があります。その人たちのことを、ボイストレーナーやボーカル講師と呼びます。
自分が磨いてきた歌の知識や技術を相手に教え、生徒が上達する様を実感しながら活動することができます。さらに、講師業という職種上、コミュニケーションが多く、沢山の人から感謝される仕事です。
そのため、ボーカル講師になりたいと考えている人は多いでしょう。ですが、実際にどうすればボーカル講師になれるか明確に理解している人は少ないです。
僕は、音楽人講師という立場上、音楽を仕事にすることを教えています。ですので、ボーカル講師になる方法とそのために必要なスキルを解説していきます。
動画版はこちら↓
→ 最先端のボーカル講師になる方法を解説した、全15回・合計6時間以上のレッスンを無料プレゼント中！
いろんな視点で見ていきましょう。
もくじ
ボーカル講師になる方法は2つある
ボーカル講師やボイストレーナーになるには、以下の2つの方法があります。
- 既にあるボーカル教室に所属する
- 自分でボーカル教室を開く
それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
既にあるボーカル教室に所属する
ボーカル講師になる方法の一つに、既にあるボーカル教室に所属する方法があります。
それぞれの教室の求人から応募し、それに採用されれば、晴れてボーカル講師になることができます。
まずは、その特徴から見ていきましょう。
→ 高収入なボーカル講師になる方法を解説した、全15回・合計6時間以上のレッスンを無料プレゼント中！
ボーカル教室に所属する方法の特徴
この方法の特徴は、会社員のように雇われ側であるという事です。さらに、教室ごとに、方針や給料が決まっています。
所属する流れとしては、書類選考から実技試験があります。これを通過することにより所属することができます。
基本的には、声楽などの音楽学校を出る人たちがなる傾向が多いです。今では、ボーカルインストラクター専門の学校もあります。
ですが、基本的に歌の経験があればなんとかなる場合が多いので、無理して専門の学校に行く必要はないでしょう。なぜなら、高い学費を払って学校に通うのは、将来のコストパフォーマンスが低いからです。
これらが、大まかな特徴です。次は、メリットとデメリットを解説していきます。
メリット
ボーカル教室に所属する方法のメリットは以下のものがあります。
- 方針やカリキュラムが決まっているので、脳死でできる
- 最初から生徒が集まるので、すぐに指導実績が積める
方針やカリキュラムが決まっているので、脳死でできる
それぞれの教室によって、方針やカリキュラムが決まっています。そのため、そのことに沿って業務をしていけば仕事として成立することができます。
その点、何も考えずともレッスンを行っていけることができます。そこから自分のスタイルと昇華していけるので、初心者からでも安心してボーカル講師となることができます。
最初から生徒が集まるので、すぐに指導実績が積める
個人で教室を開く場合、生徒数が増えるまで時間がかかります。ですが、ボーカル教室に所属する場合、元々生徒がいます。なぜなら、生徒を見切れなくなったから講師を募集するのです。
ですので、生徒数には不安がない事にメリットがあります。
そのため、すぐに指導開始することができるので、指導実績を積みやすいのです。
この事が、ボーカル教室に所属するメリットです。
デメリット
ボーカル教室に所属する方法のデメリットは以下のものがあります。
- 所属するボーカル講師の大半は、正社員ではない
- 収入が増えずらい
所属するボーカル講師の大半は、正社員ではない
教室に所属するボーカル講師の大半は、正社員として雇ってもらえません。多くの場合、アルバイトでの採用となります、その際、時給での給料となることが多いです。
塾講師と同じで、レッスン中にしか時給がつかない場合があるので、沢山働けない場合があります。このため、教室に所属する場合、十分な収入を得ることができません。
そして、金額も1000円程度が相場です。
このように、所属するボーカル講師の大半は、正社員ではなく、収入も低いことがデメリットとなります。
収入が増えずらい
正社員になりずらいという事は、給料が上がりずらいという事です。何年も働いたとしても、数万円程度しか上がらないでしょう。
なぜなら、業務内容がずっと変わらないからです。普通の会社なら、役職などが上がれば給料が上がっていきますが、ボーカル講師はただの講師です。それ以上の役職などはほとんどありません。
給料が上がるとすれば、レッスン数を増やして、勤務時間を増やしていく事でしょう。時給の場合がほとんどですので、この方法でしか給料を上げる方法がないのです。
この、給料の上がり辛さが、所属するデメリットです。
自分で教室を開く
ボーカル講師になる方法の一つに、自分で教室を開く方法があります。
この場合、個人事業主として活動していきます。自分でお客さんを集め、教室を開き、レッスンを行っていくのです。
資格も何もいらないので、自分の好きな活動形態で行えます。
→ 0からボーカル講師になるに方法を解説した、全15回・合計6時間以上のレッスンを無料プレゼント中！
自分で教室を開く方法の特徴
この方法の場合、個人事業主です。そのため、生徒が払うレッスン費があなたの収入になります。ですので、給料に天井がないのです。月収100万円を稼ぐのも現実的に手が届きます。
この事が、大きな特徴となります。
また、自分の好きなように活動できるので、指導の仕方、レッスン内容など、すべて好きなように選べます。
例えば、自分で教室を構えなくてもレッスンは行えます。スタジオを借りたり、スマホやパソコンからオンラインでレッスンも行えます。
現代の流れに合った、事業形態といえるでしょう。
メリット
自分で教室を開く方法のメリットは、以下のようなものがあります。
- 所属するのと比べ、収入が多くなりやすい
- 自分のしたいように出来る
- 資格がなくても始められ、初期投資も少なく済む
- 経営やマーケティングを学べるので、転職する場合も有利
- インターネットを使えば、ほぼ無限の人に教えることができる
所属するのと比べ、収入が多くなりやすい
個人でボーカル講師となるのですから、収入はすべて自分のものとなります。生徒数×レッスン料があなたの収入となるわけです。
生徒の数を増やすか、レッスン料の単価を上げることで、その分収入は上がっていきます。
例えば、1人1万円のレッスン料ならば、20人生徒がいれば収入は20万円です。100人いれば、100万円となります。
逆に、一人10万円のレッスン料で成立すれば、2人で収入は20万円です。10人いれば、100万円です。
このように、収入を上げる要素が沢山あります。この事から、所属するのと比べ、収入が多くなりやすいことがメリットの一つです。
自分のしたいように出来る
自分のしたいように選択できるのが、自分で教室を開くメリットの一つです。
レッスンの方針、教える知識や技術、扱う楽曲など、自分の好きなようにカスタマイズすることができます。
そうすることで、自分で考える癖がつき、自己成長へと繋がります。失敗や成功を重ね、とてもやりがいのある仕事になる事でしょう。
このように、自分のしたいように選択できるのが、自分で教室を開くメリットの一つです。
資格がなくても始められ、初期投資も少なく済む
個人で始めるので、資格など必要な物はありません。あなたのやる気と努力次第で始めることが可能です。
今では、オンラインでのレッスンが行えるので、生徒さえいれば、初期投資もかなり少なく始めることができます。
インターネットを使えば、無料でお客さんを集めることができますので、お客さんにも困ることは少ないです。ブログやYouTubeで集客を行う事で、無料で大量にお客さんを集められます。
あなたの無料レッスンや、歌に関する知識や技術を発信することで、歌に興味がある人を集めることができます。
さらに、発信をしていくうちに、あなたのスキルも上達していくので、ボイストレーナーとして成長することができるでしょう。なぜなら、コメントなどの反応から、ボーカル講師に必要なことが見えてくるからです。
そして、それを継続することにより、お客さんから「レッスンを受けたい」と申し込みが来るようになるのです。
このように、資格がなくても始められ、初期投資も少なく済むことが、メリットの一つです。
経営やマーケティングを学べるので、転職する場合も有利
自分で教室を開く場合、レッスンだけが仕事ではありません。お客さんを集めたり、商品を作ったりなど、経営やマーケティングを行っていく必要があります。
経営やマーケティングというのは、どのビジネスも必要になってきます。また、経営やマーケティングが出来る人は重宝されます。
なぜなら、経営やマーケティングを行える人は、自分で行わない以上経験できないからです。そのことを自分で経験していくのですから、当然スキルは身につきます。
そして、いざ転職したい場合にも有利です。どの会社からも重宝されるので、転職に困らなくてすむでしょう。
このように、経営やマーケティングを学べるので、転職する場合も有利なことが、メリットの一つです。
→ ボーカル教室を経営する方法を解説した、総額15万円・合計6時間以上のレッスンを無料プレゼント中！
インターネットを使えば、ほぼ無限の人に教えることができる
個人で教室を開く場合に、オンラインレッスンという選択肢を取ることができます。オンラインレッスンならば、時間や場所をこえて教えることが可能です。
この事から、レッスンを受けられる生徒数が、ほぼ無限に増えるのです。
レッスン動画を撮影することで、もう一人の自分がレッスンを行ってくれます。動画は、インターネットを通していつでも何回でも見れるので、動画が再生されるたび、もう一人のあなたがレッスンを行ってくれるのです。
つまり際限なく、あなたのレッスンを受ける人たちを増やせます。
直接のレッスンなら、自分が実際に合わないといけないので、教室に来た人しか教えられません。そうなると、生徒数も上限ができてしまいます。
この事から、収入も増やしやすいのです。ですが、際限なく生徒数を増やせるオンラインレッスンならば、収入も生徒数が増えるほど増えます。
そして、価格も抑えられるので、お客さんも喜んであなたのレッスンを受けることができます。
このように、インターネットを使えば、ほぼ無限の人に教えることができることも、メリットの一つです。
ボーカル講師になるために必要なスキル
ボーカル講師に必要なスキルは以下のものがあります。
- レッスン相手の悪い所を見抜くスキル
- レッスン相手の悪い所を改善するスキル
- お客さんを集めるスキル (個人でなる場合)
それぞれ解説していきましょう。
レッスン相手の悪い所を見抜くスキル
ボーカル講師の使命は、レッスン相手の歌の上達がすべてです。そのためには、悪い所を見抜いて改善させることが重要です。
まずは、見抜かなければ改善は不可能なので、見抜くスキルを身に着けましょう。
悪い所を見抜くためには、「原因」の究明が必要です。「何が悪い所になっているのか」を理解してあげましょう。
人それぞれ、声というものは違います。そのためには、自分の悪い所を見つけられると経験が積めます。
日々の練習は、歌をたしなんでいる方ならしていると思います。そのたびに、この事を意識してみるといいでしょう。
レッスン相手の悪い所を改善するスキル
悪い所を見抜いて改善させることが、ボーカル講師の使命です。
悪い所を見抜いた後は、改善の方法を模索することになります。同じ悪い所でも、人によって改善方法が違う事があります。なぜなら、人それぞれ体のつくりや考え方が違うからです。
そのため、精神的な改善方法や身体的な改善方法を駆使しなければいけません。まずは、何をどうすればよくなるかを、色んな角度から見れるようにしましょう。
そうすることで、いざレッスンを行ったときに、落ち着いて対処ができるようになります。
あとは、知識と経験を積んでいく事だけです。歌の本などで学んでいく事がいいでしょう。
お客さんを集めるスキル (個人でなる場合)
個人でボーカル講師になる場合には、お客さんを集めるスキルが必須です。なぜなら、お客さんがいない限り、仕事として成り立たないからです。
資金があれば、広告を出す方法があります。ですが、最初からそのような金額を持っている人はいないでしょう。そこで、無料で「集客」できる方法があります。
それは、インターネットを使って生徒を集める方法です。先ほどにも少し触れましたが、ブログやYouTubeを使って生徒を増やしていけます。
そのためにまず、「集客」方法を学んでいきましょう。この事を学んで出来るようになれば、どんなビジネスでもお客さんを集められるようになります。
そうすることで、音楽を仕事にすることができますし、個人でボーカル講師になることができます。
僕のサイトでは、音楽を仕事にするスキルのすべてを発信しています。よかったら活用してみてください。
→ 最先端のボーカル講師になる方法を解説した、全15回・合計6時間以上のレッスンを無料プレゼント中！
まとめ；ボーカル講師になる方法とそのために必要なスキル
いかがだったでしょうか？
今回は、ボーカル講師になる方法とそのために必要なスキルを解説していきました。簡単にまとめていきます。
ボーカル講師になるには、2つの方法がありました。それは、すでにあるボーカル教室に所属する方法と個人でボーカル教室を開く方法があります。
特徴としては、前者の稼ぎは少なく、後者の方が圧倒的に収入が高い事があります。
所属していきたいなら、ボーカル教室の求人を検索していき、自分に合った条件のものを探しましょう。
個人でやっていく場合には、まずインターネットで行える集客をしていきましょう。レッスンの方法は、スタジオを借りて行えますし、オンラインレッスンならば、ZOOMや動画サイトを活用して行うことができます。
→ 自分の力でボーカル講師になる方法を解説した、全15回・合計6時間以上のレッスンを無料プレゼント中！
レッスンを行っていくためにも、まずお客さんを集めるところから始めることが大切です。
あなたの活動の役に立てば幸いです。
以上。凜でした！
“稼げるボーカル講師になるには？2つの方法となるために必要なスキル！ ボイストレーナーの教科書” への2件のフィードバック