音楽家の収入や年収の実態と高収入を実現させる3つのコツ/音楽事業を安定させるのは自分次第です!
凜

おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法と収入UPの知識発信しています。

「音楽家になりたい!」と思う人は多いですよね。音楽家とは、音楽を仕事にして生計を立てている人の事。

それを目指す際、やはりお金のことは気になるはずです。

「収入や年収層相場ってどのぐらいなの?」

「上手くいけばどのぐらい稼げるの?」

こんなことを考えて、良い面悪い面どちらも考慮して目指していきたいですよね。

そこで今回は、音楽家の収入相場や立ち位置、最終的に収入を上げるコツなども解説していきます。

個人で飛躍している音楽家を育てている僕が、すべてを暴露していきますよ~

音楽家の年収の収入源の分類

まず初めに、音楽家の収入源について解説します。

実は音楽家って、みんながみんな同じように収入を得ているわけではないんですよね。

そもそも音楽家というジャンル自体、とても大まかなくくりです。

人によってばらばらで、大まかに分けると2つに分類されます。

演奏家の年収の収入源の分類

  • どこかに所属して収入を得る
  • 個人で収入を得る

簡単に言えば、自分が雇われや契約なのか、個人事業主なのかの違いです。

ここが違うと、自分に入ってくるお金の流れが変わってきます。

そうそう、ここで暴露しておきますが所属の方法は低賃金が多い傾向ですね。

本当に有名な人が大きく稼げる領域なので、みんな音楽家は稼げないと言うんですよね。

ただ、そこしか知らない人はそう言いますが、現実は少し違います。

今だと個人で上手く立ち回れば、活動の規模が小さくても所属よりも大きく稼ぐことが出来ます。

よく考えるとわかるんですが、人を介するほどお金は飛んでいくと考えてください。

上から下にお金が流れれば、下に行くほど残るお金は無くなるのが今の社会。

バイトや派遣社員の収入が低いのも、この理由です。

とまあ雑談は置いておいて、これら2つの収入について解説していきましょうか!

どこかに所属して収入を得る

最初は、所属をした際の収入源です。

どこに所属をするの?と思う方も多いと思います。

これは以下のような組織に所属する事になりますね。

・事務所

・事務所もやっているレコード会社

・オーケストラ・楽団

・音楽事業をしている組織

こんな感じになります。

この際2つの収入形態に分かれてきます。

  • 固定給
  • 出来高制(売り上げの〇%もらえる)

こんな感じです。

固定給はオーケストラや楽団・社員制の企業が多いですね。

この時の月収相場は大体月18~40万円くらいですね。

年収でいうと、200~500万円以下って感じです。

もちろん、楽団の規模や自分の知名度やランクによっても変動はします。

後は仕事内容や自分の会社が儲かっているかにもよります。

あ、

給料って会社が払うものですので、会社が儲かっているほど給料は高くなります。

そう考えると、売り上げが下がっても給料が変わらない固定給っていい面もありますよね。

経営者側はそんなリスクもあるので、固定給は低く見積もられることが多いですよね。

まあつまり、売り上げが下がっても人件費が出せるようにしているわけです。

その裏側を知れば、給料の不満につながりにくいですので知っておきましょう。

給料に不満が出る人は、自分で稼ぎましょう。個人事業主の方が、収入の変動が大きくなりますので、多くなる時はとことん増えていきます。

演奏家というポジションでいえば、日本のプロオーケストラだとどの楽器でも均一にしていることが多いですね。

また、アイドルなども固定給の場合があります。この場合は大体均一ですが、センターの人や人気が高い人などでは少し増える場合もあります。売れてない時は基本均一と考えていいでしょう。

続ければ必ず給料が上がるわけでもないので、将来的には少し不安が残る感じですね。

音楽家でジャンル別に目指したいっていう人は、それぞれの記事がありますので以下から読んでみてくださいね~

https://rin-channel.com/article/vocal/become-a-singer-2.html

次に出来高制の場合です。

これは、事務所所属などの割とpopular向けのプレイヤー色の強い音楽家に適用されます。

音楽家というと、多くの人はkっちのイメージが強いのではないでしょうか?

それもそのはず、ソロなどの自分が前に出て演奏をする人に多い形態ですからね。

人目について、イメージがされやすい業種になります。

その際は、コンサート開催や作品の売り上げを分配したものが取り分です。

つまり、集客が強い有名な音楽家ほど収入は高くなります。

よって、音楽家のランクによって収入が大きく変わるわけです。

最低ランクですと、それだけでは食べていけない人がほとんどですし、有名な人は1開催50万円ほど収入が出る事もあります。

ただ、有目な人のコンサートって数千万円単位のお金が動くので、所属の場合は手元に残るお金が少ないですね。

ほとんどは経費と事務所などの所属元の会社に取られていきます。

ですので、有名な人ほど独立する人が多い傾向ですね。

僕の考え方は、「それなら最初から個人でいいじゃん?」っていう考え方ですので、僕の生徒さんやメールマガジンの発信では個人で稼ぐことに特化して指導しています。

そっちの方が効率いいですからね。

縛られないし、自分で責任をとれるし、売り上げも自分でコントロールできる。

正直音楽家の方には、ここまで目指してほしいのが僕の意見です。

成果が出てくると、演奏以外でもお金の計算や集客の考えなど、楽しいことが増えていきますよ。

また、数十人単位のお客さんでも現代ならしっかりと活動できるため、副業からでも始められます。

めちゃめちゃスタイリッシュな音楽家が個人の方法です。

今ではコロナなどで、楽団や事務所も疲弊していますので、是非個人で立ち回れる能力を身に着けてください。

自分を守れるのは自分だけです。興味があったら、僕のメールマガジンで個人音楽家の戦略を学べますので、登録してみてくださいね。

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ではまとめると

所属の場合

固定給→月収18万~40万円程度

出来高制→食えない人多・一部儲けられる

こんな感じですね!

個人で収入を得る

さて次は、個人音楽家としての収入です。

この際は、「商品を売ったときの売り上げから経費を引いたもの」が収入となります。

音楽家の商品は以下のようなものです。

  • 演奏会・コンサート・オフ会
  • 作品
  • 書籍
  • ファンクラブ
  • レッスン
  • 教材
  • スキル提供

こんな感じになります。

分かりやすいのはコンサートですかね。

この時の収入の考え方は、

集客数×チケット代-経費=収入

となります。

例えば、チケット代1万円で100人のお客さんをコンサートに呼べたとします。

100人規模なら、経費は10~20万円もあればOKです。

つまりこんな計算式になります。

100×10000ー200000=800000

そのコンサートでは80万円の収入が生まれます

毎月この成果を出せれば、年収は1000万円近くなりますね。

これが個人の強み、少ないと思われる100人規模の集客数でも、やりようでは数万人会場に集める音楽家よりも収入は高くなります。

実際、所属したアーティストなどでも1000人以上コンスタントに集めていても月収50万円いかない人がほとんどです。

なぜかって?

「経費かけすぎ!(笑)」

所属の場合は関わる人も多くなりますから、人件費やらでメッチャ経費で飛んでいきます。

コスト管理が上手い人と巡り合えないと、自分の売り上げは飛んでいってしまいます。

ただ、音楽業界は経営やビジネスにたけている人が多くないので結構悲惨です。

もう少し演者に還元しないとね、、、

個人音楽家の世界は、何万人もお客さんは必要ありません。

100人コアなファンを集めれば、高収入でくいっぱぐれることはない世界です。

あなたは知っていましたか?

どう感じるかはわかりませんが、選択肢の一つとして考えてもいいと思います。

そんな感じで、個人音楽家として食べていけてる人は実は高収入が多いのが現状です。

僕もこの世界に入ってから人生変わりましたもん。

僕は音楽講師ですが、かんがえかたや立ち回りは同じです。

中には個人だけで年商2500万円を超えるボイストレーナさんが存在するくらいです。

ただ、自分の努力は必要です。

デメリットとして言うなら、音楽活動のすべてを自分でやる事ですかね。

所属のメリットは、裏方をやってくれることですので。

僕自身の感想でいえば、すべてが楽しく感じたので、人それぞれだとは思いますが、音楽だけしたい人にとっては苦痛に感じるかもしれません。

でもやってみると楽しいですよ!

そんな感じで、個人音楽家の収入源は高収入になりやすくなります。

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高収入な音楽家を実現させる3つのコツ

ここまで、音楽家の収入の実態について話してきました。

どうでしたか?

いろいろ新鮮な事が知れたと思います。

あなたの夢の参考材料として活用してみてください。

さてここからは、「音楽家として高収入を実現させるには?」という事です。

せっかく好きな仕事をするんですから、そこで成功してがっぽり稼ぎたいと思うはずです。

うん。

僕は断然思います。

だって、収入が自分に入れば入るほどファンの人に還元できますからね。

僕自身、音楽人講師として得た収入で自分で使いきれない分はスクールの質をあげたりして、生徒さんに還元しています。

自分のファンになってくれた人には、最大限お返しをしたいですからね。

良い楽器にして演奏を磨いたり、良い会場を借りてもっとファンを喜ばせたり、お金の使い方次第で音楽活動の色が鮮やかになっていきます。

あ、よくお金を汚いと感じる人がいますが、お金自体は中立です。だって意識がない有機物ですから。

物理的には汚れますが、人に汚いと思わせるのは使い方と回収の仕方です。

お金はその人の使い方次第で、きれいにも汚くもなります。

きれいなお金を循環させられる音楽家を目指していきましょう!

僕もそうなるように努力しています。

ではでは、前置きが長くなりましたが、音楽家として高収入を実現させるためには3つのコツがあります。

それは以下の通り。

高収入な音楽家を実現させる3つのコツ

  1. 利益率の高い立ち回りをする
  2. 収入源の拡大を図る
  3. LTV(ライフタイムバリュー)を上げる

少し難しい言葉が多いですが、全部かみ砕いて解説していきますので安心してください。

この3つのコツをクリアできると、圧倒的な高収入を実現することが出来ます。解説を聴けば、「そりゃ収入上がるよね」となるはずです。

それでは、それぞれ解説していきましょう。

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利益率の高い立ち回りをする

ここの本質は、「収入が上がりやすい立ち位置や動き方をする」という事です。

悪い例でいうと固定給ですよね。

給料が固定給の時点で、それ以上収入が増える要素が皆無です。

よって、高収入を実現する事は難しいです。

ですので、この選択肢はなくなります。

残るのは、個人音楽家の道か所属の出来高制の道です。

ここで考える事は、「利益率の高いほうを選ぶ」という事です。

つまり、売り上げのほとんどを取られる所属という選択肢はなくなっていきます。

残ったのは、個人音楽家の道。

これは、出来高制かつ利益率が極端に高い立ち回りです。

極論を言えば、集客数×単価-経費=売り上げとなりますので、

集客数か単価を上げるか、経費を抑えるのが収入を上げるコツです。

この立ち回りですと、収入が自分の努力次第で変動しやすいので、高収入を実現するなら一番ハードルが低い方法ですね。

他の立ち回りは、収入を上げる要素が皆無に近いので、高収入を実現するのなら選ばないのが吉です。

このように、利益率の高い立ち回りをする事を意識することが、高収入を実現させるコツです。

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収入源の拡大を図る

ここで伝えたいことは、収入源は何なのか?という事です。

固定給の場合は、固定給自体を上げる努力をするしかありません。ただ、固定という時点で動きません。

ここでは、収入源の拡大は集客数か単価を上げるという事なんですよね。

商品の値段が高ければ、その分収入が増えます。

例えば、チケット代5000円から1万円に上がれば、同じ集客数なら収入は2倍になります。

逆に、集客数を増やしても収入は上がります。

どちらが簡単か?と聴かれるのであれば、単価のほうがハードルは低いですね。

本当に必要な人に最高の商品を提供できれば、それなりの単価を実現することが出来ます。

僕自身、1年間200万円の個人レッスンを行っていますし、オンラインスクールは40万円ほどです。

これが実現できているのは、本気でお客さんに価値を感じてもらう努力をしたからになります。

これでもしっかりと納得して購入してくださる生徒さんも沢山いますので、お互いに良い関係になる事が出来ています。

また集客を増やす方法は、オンラインを活用した集客を取り組みましょう。

  • blog
  • YouTube
  • SNS
  • 配信
  • 広告

いろいろなウェブメディアで、集客を実現することが出来ています。

僕も、このブログだけで数万人規模の集客を実現させています。

ちなみに、おすすめはブログとYouTubeです。これは、とても音楽家と相性がいいメディアですので、是非取り組んでいきましょう。

ここのメディアの攻略は、僕のメールマガジンで有料レベルの動画講義で解説していまので、興味があれば登録してみてください。

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LTV(ライフタイムバリュー)を上げる

最後のコツは、LTVを上げる事です。

これは、1人のお客さんが自分に支払ってくれる対価の量を増やすんだよって事です。

例えば、コンサートに1回来てくれる人と10回来てくれる人では、LTVは後者のほうが高いです。

チケット代を1万円だとすると、前者はLTVが1万円・後者が10万円となります。

これは顧客単価といって、ビジネス界でも意識している人が少ない要素なんです。

ただ、ここをしっかりと上げる事をすれば少ないお客さんの数でも十分に高収入を実現することが出来ます。

そして、LTVが高いほどお客さんを満足させられているという事でもあります。

だって、納得する商品じゃなければお客さんは買おうとしません。

なので、LTVを高める事はお互いにとっていい効果が働くようになります。

これを高めるには、2つのコツがあります。

  1. 月額商品を作る
  2. 単価を上げる努力をする

月額商品に関しては、毎月商品を買ってくれていることと同義ですので、当然LTVは高まります。最近では、サブスクといって当たり前になってきていますので、是非取り組みたい戦略ですね。

また、単価を高めてもLTVは高まります。一つの商品の単価が高いのですから、当然顧客単価も上がってくるんですよね。

ですので、音楽家としての価値を高めてLTVを高めていきましょう!

まずは個人で活動を始めて、副業からでも1円を稼ぐことを目指しましょう。

商品が一つでも売れたら、活動はどんどん進んでいきますので、ぜひ頑張ってください。

また、高収入な音楽家になるための全知識は、僕の無料メールマガジンで公開していますので、興味があれば登録してみてくださいね。

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まとめ:音楽家の収入や年収の実態と高収入を実現させる3つのコツ/音楽事業を安定させるのは自分次第です!

いかがだったでしょうか?

今回は、音楽家の収入実態と高収入を実現する3つコツを解説しました。

音楽家の収入って、ほとんどが低いものばかりです。

特に、所属の場合は講習になる要素が皆無なんですよ。そのせいもあってか、伸びてきた音楽家はみんな独立をしています。

音楽家が独立する理由って、結局お金関係なんですよね。

「今の自分の活動でこの収入は納得できない」という人が多いからこそ、このような現状となっています。

高収入を実現するためには、個人で活動して集客数と単価を高める事。

もうほんとにここだけです。

少ないファンからでも十分に収入が得られる、今の時代にあった個人音楽家という道を選ぶのも、一つの選択肢にしてもいいですね。

もしあなたが、「個人で大きく成功したい!」というのであれば、僕のメールマガジンで学んでみてください。

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それでは、充実した音楽家ライフを楽しんでくださいね~

そのための学び・行動を惜しまず行っていきましょう!