おいす!凜です。
バンドなどの音楽活動をしている方ならよく聞く言葉があると思います。プロを目指す場合に必ず視野に入れる目標。
それは、「メジャー」や「インディーズ」でデビューすることです。しかし、実際にはそれらの言葉の意味や違いを正しく理解していない人は多いです。
どちらもレーベルとしての言葉ですが、「俺はメジャーに行きたい」や「インディーズでやっていく」などの考えが人それぞれ違います。
そこで、「メジャー」と「インディーズ」の意味と違いを解説していきます。
また、現代ではデビュー以外の新たなプロのなり方があります。
それを踏まえ、解説していきましょう。
この事を正しく学び、あなたの将来に役立てていただければ幸いです。
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もくじ
メジャーレーベル:メジャーデビューとは
メジャーレーベルという言葉は、多くの方が聞いたことがあるでしょう。
メジャーという言葉を調べると、「主要な」や「大きい」という意味があります。
メジャーリーグなどがあるように、その業界の中での一番主要な物などを表します。
音楽業界でのメジャーとは大手レコード会社のことを示します。日本においてその定義とは、「日本レコード協会」に入会しているレコード会社のことを「メジャー」と呼んでいます。
メジャーレーベルとは、メジャーのレコード会社が傘下に持っているレーベル(ブランド)のことを言います。
例えば、マイクロソフトで言うとWindows、Appleでいう、iphoneみたいなものです。
また、メジャーレーベルと契約を結びCDなどの作品を発売(リリース)することを、メジャーデビューといいます。
よくメジャーシーンといわれているものがありますが、それはメジャーレーベルがひしめき合っている音楽業界での事象のことを表しています。
メジャーのレコード会社を調べたい場合、「日本レコード協会」の会員のレコード会社を調べれば済みます。
このように、「日本レコード協会」に入会しているレコード会社のレーベルをメジャーレーベルといい、メジャーレーベルと契約してCDなどの作品を発売(リリース)することをメジャーデビューといいます。
インディーズレーベル:インディーズデビューとは
インディーズという言葉があります。バンドをよく聞く人なら聞いたことがあるでしょう。ですが、その意味をしっかりと理解している人は多いでしょう。
インディーズとは、indepenndent(独立した)という単語を省略したものです。
indepenndent(独立した)という事は、メジャーレーベルのように大手レコード会社の傘下などではなく、それに属さない独立したレーベルという事です。
つまり、日本レコード協会に入会していないすべてのレーベルはインディーズレーベルとなります。
インディーズレーベルがメジャーレーベルとなるには「日本レコード協会」に入会しなければなりません。
そのためには、売り上げの実績が必要となります。という事は、インディーズレーベルはまだ大きく売り上げていない小規模なレーベルという事になります。
具体的なメジャーとインディーズの違い
ここまで、メジャーとインディーズの大まかな違いと意味を解説していきました。
ここからは、具体的な違いからいざ所属したときのメリットやデメリットを解説していきます。
資金や流通網の違い
資金や流通網とは、所属しているアーティストに使えるお金や全国に作品などが出回りやすいかを表しています。
この恩恵が大きければ大きいほど、有名になれたり全国規模でファンを増やせたりします。
この点では、メジャーレーベルが圧倒的に有利です。皆さんが知っているアーティストはメジャーレーベルばかりではありませんか?
この点からわかりやすいように、皆さんが知るくらい知名度を得るにはお金が沢山必要なので、メジャーレーベルが資金と流通網では優れているといえます。
という事は、インディーズは不利となるのです。
収入印税と活動の自由度の違い
レーベルと契約した際のアーティストの収入は印税と呼ばれるものがあります。これは、作品が売れるごとにアーティストに入る分け前です。その割合は、契約ごとに違います。
結論から言うと、印税の多さはインディーズの方が大きいです。
なぜなら、インディーズレーベルは小規模なため、コストが少ないのです。つまり、会社の利益とは、売り上げ-コスト(経費)なので、コストが少ない分アーティストへの分け前が大きいのです。メジャーレーベルとの差は数倍にもなることがあります。
契約にもよりますが、インディーズからメジャーにいって、収入が減る場合なんてのもざらにあるという事です。
次に、活動での自由度を考えてみましょう。この点も、インディーズの方が優位にあると言えます。
なぜなら、メジャーレーベルは規模が大きいので、契約したアーティストに関わるスタッフも大量にいます。こうなると、活動のペースや音楽性まで制約がかかってしまうのです。
自分たちだけの仕事ではなくなってしまうのです。
インディーズの場合は、小規模なのでメジャーレーベルと逆のことが言えます。そのため、かなりアーティストの意思を組んだ立ち周りをしてくれるでしょう。そのかわり、アーティスト自信が立ち回りを考えなければならない場合もあるので、やる仕事が音楽以外もある場合があります。
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違いをまとめると
さて、「メジャー」と「インディーズ」の強みや弱みをまとめてみましょう。
メジャーレーベルは、資金や流通網が強いのでアーティストの知名度や売り上げは伸びやすいが、活動の自由度や印税割合などの収入配分は低い
よく、メジャーレーベルから独立して個人事務所や個人レーベルなどを立ち上げる有名なアーティストが多くいます。
その理由は、メジャーレーベルと契約のままなら収入が低くなるからです。個人ならばすべての売り上げを自由にできるのでこの選択肢をする人は多いでしょう。
メジャーで知名度を上げ、個人に移る。かなり合理的な動き方だと思います。
インディーズレーベルは、資金や流通網は弱いのでアーティストの知名度などは伸びにくいが、活動の自由度や印税割合などの収入配分は高い
昔のゴールデンボンバーさんなどのように、インディーズで居続ける人も多くいます。
活動の自由度や収入面が優れている場合、人気が出て売れてくるとそのままの方が恩恵が大きい場合があるのです。
これもまた、合理的といえるでしょう。
このような、強みや弱みがあります。あなたはどこに魅力を感じるでしょうか?
目指したい音楽活動に沿って選ぶといいと思います。
現代では、所属しない立ち回りがある
今までは、レーベルに所属することを前提に話しましたが、現代では個人で活動していく方法があります。
それを可能にしたのが、インターネットの普及です。
今では、YouTuberなどがCDをリリースしている環境です。
この方たちはもともと、事務所やレーベルに所属していたでしょうか?
いいえ、違います。
個人で活動している動画投稿主なのです。
それを可能にしたのがインターネットの普及そして、発信の低コスト化です。そもそもテレビなどの発信媒体はかなりお金がかかります。
番組を作るのでも、数百万単位です。ですが今では、個人でも簡単に始められる時代です。
つまり、個人でもプロになるハードルが下がったと言えます。レーベルの制約はゼロです。すべて、自分の好きなことができます。
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色んな音楽家への道のりがあるのが分かりました、新鮮な情報をインプットしてあなたの活動に役立てましょう♪
あなたの活動の役に立てれば幸いです。
以上。凜でした!
“デビュー時のメジャーとインディーズの違い そして、現代でのプロになる新たな道とは ” への2件のフィードバック