おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。
弾き語りをしたい人は多いですよね。一般的なイメージは、伴奏楽器を持ちながら歌ういうスタイルです。
でも、言葉上では語るなんですよね。
直訳だったら、弾き歌いでいいじゃないですか。
音楽関係の仕事を教える身としても、プライベートとしてもメッチャ気になったんですよね。
そこで今回は、なぜ弾き語りというのかを僕の知識を織り交ぜて解説しようと思います。
→ 今からでも安定した音楽家になれる方法を解説した全15回・6時間以上の無料動画レッスンを受けとる
もくじ
一般的な弾き語りの意味
まずは、一般的な弾き語りの意味から解説していきます。
これは、ピアノやギターなどを弾きながら歌う事です。もう、あなたのイメージ通りでしょう。
さらに厳密に言えば、メロディーをより引き立たせるために楽器での伴奏をしながら歌うという事ですね。
やはり、アカペラでの歌より、何か音楽が裏にあったほうがよく聴こえます。
そして、バンド形式の演奏が出来ない環境では、こそスタイルが最低限楽曲の意味を残すことが出来ます。
つまり、伴奏楽器+歌という構図が現代の意味での弾き語りです。
→ 今からでも安定した音楽家になれる方法を解説した全15回・6時間以上の無料動画レッスンを受けとる
元々の弾き語りの意味となり立ち
もともとは、三味線で長唄・長歌を歌う事を指していました。三味線を奏でながら、57577のような歌を歌ったわけです。
これは、浄瑠璃の文化ですね。
この時の文化は、これが歌だったわけです。
しかしですね、この事を「弾き歌い」といったんですよね。
本来なら、三味線を奏でる弾き手。長唄・長歌を歌う歌い手の2人で娯楽を行うものでした。
でも、人間考える事は同じです。
「三味線を弾きながら、長唄・長歌を歌うことが出来るじゃん!」と考えたわけです。
そうしてできたのが、弾き歌いです。
多分ですが、この弾き歌いという文化や概念を尊重するために、現代のpopularmusicでは弾き語りと分けられているのでしょう。
または、派生したという事ですかね。
→ 今からでも安定した音楽家になれる方法を解説した全15回・6時間以上の無料動画レッスンを受けとる
なぜ弾き語りとなったのかを考察してみる
ここまでは、確定した知識の解説でした。もう弾き語りの意味と語源はわかったと思います。
でもですね、なぜそのまま弾き歌いではないのか?
やっぱここが気になっちゃうんですよね。
では、なぜ弾き歌いから弾き語りになったのか?
いろいろ考察をしてみた結果、以下の2つの理由が出てきました。
- 現代の歌は何かを伝えるためにあるため
- 弾き歌いと差別化を図りたかった
それでは、なぜこのような考察になったかをそれぞれ解説します。
→ 今からでも安定した音楽家になれる方法を解説した全15回・6時間以上の無料動画レッスンを受けとる
現代の歌は何かを伝えるためにあるから
現代の歌は、人に何かを伝えるという面が強いです。
これにより、歌詞に共感したり、誰かに刺さる歌となるんですよね。だからこそ、有名になったりフォロワーが多くなる歌手が現れます。
この、伝えるという事は言葉を使います。人は、言葉があるからこそ高レベルの意思疎通が出来るんですよね。
その際、歌うというよりかは語るという行為のほうがしっくりきます。
特に、歌詞選の歌などは歌っているより語り伝えているというイメージが出来ますよね。
弾き語りという言葉が一般的なったのは、昭和40年代ごろのフォークソングブームからです。井上陽水や吉田拓郎なんかが流行ったころですね。
この人たちの音楽スタイルは、歌うに特化しているというより、歌詞の思いを歌に乗せるという事にたけています。
この事から、「歌う事より語る事を優先」した結果が弾き語りとなったと考えることが出来ます。
言葉のはやりって、人がコントロールするものです。
例えば、同じ意味でもその時の時代背景などで言葉が変わることがあります。
音楽業界では、そういった面を浸透させるために、メディアを使って弾き語りという言葉を優先したのかなと僕は考察しました。
あなたは、どう思うでしょうか?
何も考えないとただそこにあるものですが、結構深く考えると、人の思惑や時代などが見えてきて面白いですよね。
→ 今からでも安定した音楽家になれる方法を解説した全15回・6時間以上の無料動画レッスンを受けとる
弾き歌いと差別化を図りたかった
2つ目の考えは、弾き歌いと差別化を図りたかったという理由でしょう。
元々の弾き語りの語源って、三味線で長歌を歌う弾き歌いからの派生です。
同じ概念ですので、今のスタイルでも弾き歌いでいいはずなんですよね。
でも、弾き語りという言葉が普及しました。
ここでは、弾き歌いと差別化を図りたかったんじゃないか?という事が考えられます。
昔の流行りが普及するスピードと現代では、まったく違います。現代のほうが、浸透するのもはやいし、人が忘れるのも速いです。
よって、「弾き歌いという文化を薄めたくなかった」という理由から弾き語りという言葉にしたという事が言えますよね。
ここら辺は、流行らせる発信側の感情です。これが正解なら、流行らせた人たちは弾き歌いをとてもリスペクトしてるという事になりますよね。
何も感じなければ、昔の文化がなくなろうが、自分の活動が流行るならいいだろうと考えますから。
こういった理由からも、弾き歌いを弾き語りと派生させた理由と考えることが出来ます。
→ 今からでも安定した音楽家になれる方法を解説した全15回・6時間以上の無料動画レッスンを受けとる
あなたは弾き語りを楽しめばいい
今回は、いろいろと弾き語りの根底について解説しました。
結構難しい話が多かったかな(笑)
とにかく、あなたは弾き語りを楽しめばいいと思います。その活動の中で、プロを目指してもいいし、人生の趣味にしても構いません。
現代では、いろいろな形で音楽を楽しめる時代です。そして、人にも伝えることが出来ます。
充実した弾き語りライフを!
後ですね、あなたが音楽を仕事にしたいと思っているのであれば、ぼくの無料メールマガジンでその方法を解説しています。
副業からでも、好きな音楽で稼げるので、いろいろ不安になるコロナ時代に是非取り組んでみてください。
→ 今からでも安定した音楽家になれる方法を解説した全15回・6時間以上の無料動画レッスンを受けとる
以上。音楽人講師の凜でした!