路上ライブからスカウトされるのは無理？歌手としてスカウトされる正しい方法を解説します！

歌手になる方法に、スカウトされる方法があります。スカウトといえば、路上ライブなど、街角で行われるものが、一般的なイメージだと思います。

そして、そんな方法で歌手やミュージシャンになりたい人は多くいます。僕も、音楽を仕事にする知識を発信しているので、このような相談を受ける事があります。

ですが、相談をしてくる人や、一般の人が思うスカウトのされ方は、ほとんどが間違っています。だからこそ、スカウトされる人は少ないのです。

進む道を間違ってしまうと、結果が出る事はありません。そこで、僕が、スカウトされるための本質と、される方法をお伝えしていきます。

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スカウトを目指す人が失敗するやり方

まずは、スカウトを目指す人達が、失敗する理由と、そのやり方を解説していきます。もし、このようなやり方をしていたら、もう一度内容を改めるべきです。

歌を上達させることだけをする事はスカウトに繋がらない

スカウトを目指すときに、「歌が上手くなればいい」と思う人は沢山います。例えば、毎日たくさん練習したり、ボーカル教室に通うために、時間とお金をかける事があります。

確かに、歌が上手い人は魅力的ですし、スカウトされそうと思うのは分かります。僕自身もそうでした、「歌さえうまくなれば、誰かが見てくれる」そう思い、歌の練習に沢山の時間を使いました。

ですが、ある時に、この事が間違っていると気づきました。

歌の上達のためだけに、人生を使っているとどうでしょう。歌の練習だけに、時間を使ってしまいますよね。

スカウトされるためには、誰かの目に触れなければ叶いません。また、スカウトをする人の目に届くまでは、かなりの目に触れなければいけないです。

そうです、いつまでも歌の上達にだけ時間を使ってしまうと、目に触れてもらう機会がないのです。

歌の練習は、自分で行うものですので、誰かの目に触れるという事はないでしょう。つまり、スカウトされることは絶対にないのです。

また、歌を上手いと評価してくれるのは他人です。練習だけをしていては、そもそも上手いと思ってもらう事すら叶いません。

また、レーベルや音楽事務所は、歌が上手い人を求めている訳ではありません。つまり、「歌が上手くなれば、スカウトされる」という思い込みは、まったくの的外れだったのです。

この理由は、後程詳しく解説します。

このように、歌を上達させることだけをする事はスカウトに繋がらないのです。

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路上ライブやライブハウスでの活動はスカウトに繋がらない

スカウトをする人の目に触れるために、路上ライブやライブハウスなどで、活動をしている人たちは、いまだに多くいます。

ですが、この活動は、今やスカウトにはつながりません。その理由は、もう路上ライブやライブハウスなどではスカウトをしていないからです。

昔は、歌手やミュージシャンの発掘場所は、路上ライブやライブハウスでした。ですが、今ではインターネットでその人たちの活動を知ることができます。

しかも。デバイス一つあれば知ることができるので、とても手軽です。ですので、たまたま通りかかるという事を除いては、このような方法でスカウトの目に留まることはできません。

もし、目に留まったとしても、それは「運頼み」となります。あなたの活動を、運頼みにするのは、決していいとは言えません。

このように、路上ライブやライブハウスでの活動はスカウトに繋がらないことが分かります。

上京しても、スカウトには繋がらない

さて、上京して音楽活動すれば、人が多い分スカウトの目に留まると考える人も多くいます。また、都会には、事務所などの、音楽業界に属する人たちが沢山いるので、目に留まりそうだとは思います。

ですが、この考えも間違いです。上京しても、スカウトされる確率は変わりません。なぜなら、人が多い分、スカウトの人口も増えるが、プレイヤーの人口も増えるのです。

また、このような考えを持っている方がたくさんいるので、プレイヤーの人口はさらに増えていきます。そう考えると、むしろ、スカウトの確率が下がると言って良いでしょう。

スカウトの目にするものは、目立っているものです。プレイヤーが多いほど、目立ちにくくなっていきます。そのため、上京せず、地元でトップを目指す方が、スカウトの目には留まりやすくなります。

今では、インターネットが普及しているので、地方でもしっかりスカウトの目は届いています。ですので、現代では、上京のメリットはほぼないと考えてください。

上京に関する記事は、こちらの記事に詳しく書いてあります。

→　音楽活動をするために上京するのは時代遅れな理由　バンドや歌手を目指して上京するのはデメリットでしかない

このように、上京しても、スカウトには繋がらない事を理解しましょう。

スカウトの本質から考える成功法則

これまで、スカウトされるための活動の失敗例を解説してきました。では、スカウトは、何を考えて歌手やミュージシャンを誘うのでしょうか。

この事を知ると、スカウトされるための効率的な方法を考えることができます。また、スカウトされるために、どんな事をすべきかも、加えて解説していきます。

スカウトされるための重要な解説ですので、しっかりと読んでみてください。

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スカウトの本質

スカウトは、何のために歌手やミュージシャンを探しているのだと思いますか？

この答えは、スカウトした歌手やミュージシャンで、会社の売り上げを上げていきたいからです。ここでの会社とは、レーベルや事務所の事を指します。

つまり、儲かりそうな歌手やミュージシャンを探します。歌手やミュージシャンで儲かるためには、お金を払ってくれる、「ファン」が沢山いなくてはいけません。

どんなビジネスでも、お客さんが多い方が商品は売れますよね？歌手やミュージシャンは、ライブや曲を商品として売るので、同じことが言えるのです。

よく、「日本の音楽シーンを盛り上げてくれる人材を探している」というスカウトがいますが、盛り上げるという事は、その分お金が回るという事です。

ですので、上手い下手関係なく、売れる人材ならば、必ずスカウトしてきます。

ですので、「上手ければスカウトされる」というのは、間違いなんだと気づけるのです。

スカウトも、仕事で行っています。スカウトした人が売れなければ、会社が赤字になってしまうので、仕方のない事です。

まずは、現実を理解し、どうすればスカウトされるのか？という事を考えましょう。

このように、スカウトの本質は、「売れそうな人材」を発掘することなのです。この事が、会社の利益につながり、音楽シーンを盛り上げる事に繋がります。

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スカウトされるたった一つの条件

スカウトされるには、「売れそうな人材」と判断してもらうほかにありません。では、どのような基準で判断しているのでしょうか。

それは、「すでに売り上げを上げられているか」です。つまり、既にファンがついているかが、スカウトされるために必須の条件となります。

これはなぜかというと、スカウト前から売れているならば、契約しても売れていくだろうし、会社が投資すれば、もっと売れるようになるだろうと考えるからです。

逆に考えると、どんなに技術をもってスカウトがほれ込んだ人材でも、「売れている実績」が無ければ、スカウト側も売れるかどうかわからないので不安になります。

ですので、歌が下手であっても、「売れている実績」があれば、こちらを優先してスカウトします。確実な方を選ぶのは、ビジネスマンとしては優秀ですので、スカウトは責めないでくださいね(笑)

実際、デビューしている人の大半は、実績をもとにスカウトされた人たちです。

したがって、「売れている実績」を個人で作っていかなければ、スカウトされる、はたまたプロになることはできないのです。

ですので、あなたはまず、「ファンを増やす」ことから始めないといけません。これができなければ、実績は作れません。

僕は、音楽人講師として、音楽を仕事にする知識を発信しています。ファンを増やすことについても、発信しています。まずは僕のブログで、学んでみてください。

このように、スカウトされるたった一つの条件は「既に売り上げの実績がある」事です。これができなければ、プロになることは叶いません。

ファンを増やして実績を作る方法

ここからは、スカウトされる事やプロになるために必須な、「ファンを増やして実績を作る方法」を解説していきます。

先ほど解説した通り、ただ歌を上達させたり、ライブをするだけでは、ファンが増える事はありません。

ですが、現代では、誰もが使えるインターネットという、強力なツールがあります。これを効果的に使っていく事で、お金をあまりかけず、ファンを増やしていくことができます。

この方法では、主にブログやYouTubeを使っていきます。相手の興味を引くような、記事や動画を発信して、ファン候補を増やしていきます。これなら地方でも、十分に戦えることができるのです。

まずは、相手に興味を持ってもらう事からです。そうしなければ、ファンになってもらう事など、夢のまた夢なのです。

そして、そのような過程でファンを集め、あなたの曲やライブを売ることができれば、売り上げの実績を上げることができます。また、売り上げを上げるためには、お客さんを集めなければいけないので、集客の実績とも言います。

こうして、売り上げの実績を徐々にのばしていくと、スカウトがあなたに目を向けるようになります。そこで、売り上げの実績が認められれば、あなたをスカウトする決断をするでしょう。

まずは、「売り上げの実績を作る。」この方法が、唯一のスカウトされる方法なのです。

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実績が0なのにスカウトされた場合は気をつけろ

売り上げの実績を出すために、ブログやYouTubeを始めると、まだ一つも実績も出していないのにスカウトをされる場合があります。

例えば、「あなたの歌にほれ込みました」「うちの事務所で活動しないか？」など、甘い言葉でスカウトしてくる場合が多いです。

ただ、まだ実績を出せていない時に、スカウトをされることはありません。ですので、このような場合のスカウトは、ほとんどが詐欺である場合があります。

このような悪徳事務所は、登録料や所属料、レッスン料やノルマなど、本来では要求しないようなお金を請求してきます。

まず、レーベルや音楽事務所は、契約した歌手の売り上げから、分配としてお金を稼ぎます。ですので、投資として歌手にお金をかける事はありますが、歌手自身からお金を取ることは絶対にありません。

また、レーベルや音楽事務所は、名乗ることは誰でも行えてしまいます。つまり、悪いことを考えている人が、スカウトなどをして歌手からお金を取るという事は、簡単に行えてしまうのです。

ですので、まだ実績を出せていない場合に、スカウトをされたら気を付けてください。

そして、スカウトを目指している場合、夢にまで見たスカウトが起こってしまうと、視野が狭くなってしまう事があります。また、悪徳スカウトの言葉を、信じ込んでしまう事があります。

思考停止した人間は、詐欺師にとって絶好のビジネスチャンスなのです。ぜひ、正しい知識をつけ、警戒を怠らないようにしてください。

しっかりとした事務所やレーベルは、実績がない人をスカウトすることはありません。そんな罠にかかるより、地道にファンを増やす事だけを考え、行動していきましょう。

あなたの着実な行動だけが、未来を変えるのです。

音楽事務所については、こちらの記事を読むとより理解が含まります。内容はアイドルですが、歌手にも当てはまるので、是非目を通してみてください。

→　アイドルになりたいなら事務所・プロダクションの仕組みと実態を理解しよう！

まとめ：路上ライブからスカウトされるのは無理？歌手としてスカウトされる正しい方法を解説します！

いかがだったでしょうか？

今回は、歌手としてスカウトされる正しい方法を解説してきました。

まず、「歌の上達」「上京」「ライブをする」「オーディションに受ける」ことを続けたとしても、スカウトされることはありません。

なぜなら、スカウトされるには、その人の目にとどまらなくてはいけないからです。そして、その条件とは「売り上げを既に出せているか」だけです。

いくら歌が上手かろうが、技術があろうが、売れる見込みがない人に、スカウトは声をかける事はありません。

つまり、スカウトされるには「個人で売り上げの実績を出す」しかないのです。そのためには、インターネットを活用し、ファンを増やしていきましょう。

その際、悪徳業者のスカウトにだけは気をつけましょうね。あなたの身を守るのは、あなた自身です。

ほとんどの人は、間違った方法で音楽活動をしています。なぜなら、正しい方法を知らないからです。正しい知識を実践できなければ、音楽を仕事にする事はできません。

僕がこのブログを作った理由は、世の中に音楽を仕事に出来る人が、非常に少ないからです。本来なら、正しい知識をがあれば、誰でも仕事にする事は可能です。

もちろん、楽にとは言いません。むしろ大変な事ばかりです。ですが、間違った方法をしていては、確率は0になってしまいます。

ですのでまず、正しい知識を身に着け、実践していきましょう。僕のブログでは、音楽を仕事にする情報を沢山届けています。ぜひ活用してみてください♪

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音楽活動に励む、あなたと出会えた事を、うれしく思います。

以上。音楽人講師の凜でした！