おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。
早速ですが、歌や楽器を練習するために、場所に困ったことはありませんか?
「家だと近所迷惑だし、、」ですが、スタジオを借りるとなると、お金がかかります。
そして、安いところを探して、時間をかけてしまう。そんなことなら、探す時間を、練習に当てたいですよね。
僕自身、自分なりの練習場所が見つかるまでは、カラオケに通っていました。
週に3日ほどで、場所にもよりますが、1回につき1000円はかかります。
月にして、およそ12000円。
年計算だと、144000円もかかってしまうのです。この値段なら、いいギターを買えてしまいますね(笑)
「これではお金がいくらあっても足りない!」と思い、無料で歌や楽器が練習できる場所をひたすら探しました。
そうして、色々と見つけることができたので、あなたにも共有したいと思います。
あなたが損をしないように。
今回は、練習場所についての考え方、無料で行うには実際にどうするか?という所に注目して解説していきます。
もくじ
歌や楽器の練習場所の選択肢は二つ
ズバリ、二つの選択肢は「お金をかける」か「お金をかけない」かです。
これが、一番最初に悩むべき問題です。
「 絶対にお金をかけたくない! 」ってひともいれば、「最小限なら大丈夫」という人もいるし、「 初期投資で奮発してみよう! 」など人それぞれです。
長い目で見るのか、目の前を見るのか、色々ありますよね。
まず、自分がどうしたいか?を考えてから選んでみてください。
「歌や楽器の練習にお金をかけない」を選んだ人
ここでは、無料でできることを解説していきます。
実質無料で考えていきます。
環境によっては出来ない場合もありますので、その場合は違う方法を探してみましょう。
無料でできる歌や楽器練習
それでは、無料でできる歌や楽器の練習場所を紹介していきます。
それは、以下の3つです。
- 家を練習場所にしてしまう
- 音を出しても迷惑にならない場所を探す「主に野外」
- 無料開放しているところを探す
人によっては難しいものもありますので、今の環境で出来るかを考えていきましょう。
家を練習場所にする
これが、一番手っ取り早いですね。自分が住んでいる家を、練習場所にしてしまうといいう方法です。
まずは、メリットとデメリットを解説していきます。
特にいいところは、好きなタイミングで練習ができ、カスタマイズも自由な点です。
練習がしたいときは、人によって違います。ですが、ほとんどの練習場所は、空いている時間が決められています。
ですので、やりたい時にできるというのは、大きなメリットでしょう。
また、練習にはいろんな道具や機材を使うことがあります。それを自由にカスタマイズできるのですから、スタイリッシュに行いたい人にはメリットです。
自宅をスタジオ化するのは、とてもワクワクしますよ!
ここが問題ないのであれば、家での練習をお勧めします。
日本は狭いです。ですので、集合住宅も多いですし、家も密集しています。特に都市部などでは、家であふれていますよね。
そんなところで大きな音を出すのは、少し厳しい時が多くあります。
また、家ですので落ち着きすぎてしまうときがあります。練習は、短期で集中するのが一番いい方法です。
ですが、家ではダラダラしてしまう時がありますよね。学校だと勉強ができるのに、家だとできない人も多いはずです。
これらの点も、デメリットとなります。
防音に関して「出来ないよ!」という方は、ちょっとした工夫で防音対策などができます。
音は、振動です。ですので、振動さえ軽減できれば防音はできてしまいます。布団をかぶると音がこもるように、何かで振動を抑えてしまえば、音は小さくなります。
家で周りに聴こえる音は「空気の振動」「壁や地面を伝っていく振動」の二つになります。
これを軽減させることが、防音に繋がります。
簡単なものだと、歌や生音楽器の場合「部屋の隙間を減らす」ことです。そうすることで、振動が外に漏れにくくなります。
例えば、ドアを閉める、窓を閉めるなどがありますよね。布団をかぶるなども、一つの手ではありますね。
デジタル楽器の場合これは、スピーカーやアンプから音が出るものになります。
この場合、ヘッドフォンやイヤホンなどを使うと騒音防止につながります。
簡単なものでも、これだけあるのです。これ以上は、とても長くなるので
家での防音対策はこちらをお読みください
このように、家での練習は、無料でできることの一つです。
音を出しても、迷惑にならないところを探す
こちらは、何種類かあります。
例えば、「公園」「川沿い」「砂浜」「空き地」など、周囲に住宅地が少ない、音が散らばりやすい場所が候補です。
次に、メリットとデメリットを解説していきます。
- 爽快感が半端ない
- 気分転換には最適
- 野外の音の響きを知ることができる
まず、主に野外ですので爽快感があります。ストレス解消には、とてもいいでしょう。
実践的なメリットは、野外での音の響きを知ることができる事です。音楽を行う人は、野外でライブなんかもよく行われます。
その場合での音の特性を知ることができるので、実戦向きの練習ができます。
- 近くに場所がない
- 夜間はNGが多い
- 細かい練習ができない
- 天候に左右される
そもそも近くに、場所がない。
これは、大都市に住んでいる方に起こります。都市部では、音を出せるような場所が近くにないことが多いです。
夜間は、基本的にNG。
公園などは、不審者扱いされるかもしれないですね(笑)
広い場所ですが、いつもあなただけしかいない状況ということはありません。
細かい練習ができない。
電気が通っていないので、電子機器を使う人は、まず厳しいでしょう。
天候に左右される
当たり前ですが、楽器は雨に弱いです。また、屋根がある練習場所とは限りません。
ですので、天候によっては練習できないなんてことも起こります。
こうしてみると、デメリットの方が多いですね(笑)
メインの練習場所というよりは、気分転換に練習する場所という扱いでいいでしょう。
ですが、無料でできることには変わりありませんし、メリットもしっかりあります。
無料開放している場所を使う
この場合は、結構限られます。
まれに県や市などで、そこの住民なら無料で使えるスタジオなどが存在します。
普通なら、料金がかかるものですが、公共施設やその地域の団体で扱っているものなので無料で使えるのです。
それでは、メリットとデメリットを解説いたします。
- スタジオレベルの設備が付いている。
- 天候に左右されず、集中して練習ができる。
設備が充実している。
普通の音楽スタジオと同じ条件と考えていいでしょう。ですので、スタジオ練習並みのクオリティで練習することができます。
天候に左右されず、集中して練習ができる。
もちろん屋内ですので、天候に左右されることはありません。しっかりと屋根がついていますよ!
- 住んでる所によっては、存在しない
- 使う人が多いと、予約が取れない
- 使用条件が厳しい時がある
住んでる所によっては、存在しない
当然、そんな場所がない地域だってあります。もしあったら儲けもの程度で考えるといいでしょう。
使う人が多いと、予約が取れない
無医療でスタジオ練習ができるのですから、人気な場所も多いです。そのため、予約が取れないなんてことも起こります。
使用条件が厳しい時がある
また、無料開放している場所が、その地域の住民や学生だけなど、様々な縛りがある時があります。
それに引っかかっていないのであれば、使うこともできません。これも、「使えたらラッキー」程度に考えて探していきましょう。
以上が、無料で行える歌や楽器の練習場所になります。
「歌や楽器の練習にお金をかける」を選んだ人
お金をかけるということにも、いろいろあります。人によって、予算や環境がありますので。
「お金はかかるけど、こういう選択肢もある」といった形で読んでみてください。
そして、自分にとって一番のものを探してください。
歌や楽器練習を有料でできること
それでは、有料でできる歌や楽器練習の場所を紹介していきます。少しの金額から、いくらあっても足りない金額まで、たくさんの方法があります。
自分にあった練習場所を、見つけられるようにしましょう!
スタジオなどの商業施設を使う
これは、一般的ですね。
歌や楽器を練習するとなると、まずこのことが思いつくでしょう。
スタジオにも、設備や料金など、いろんな要素があります。演奏パートによっては、カラオケなどでも練習場所になるでしょう。
今では、楽器を接続できるところもありますし、音質もかなり高いです。
基本、一時間1000円程度と見ておいていいです。
何千時間も練習する方なら、家を改造する方が安上がりになるなんてこともありますので 、長期的に考えることも重要です。
家をスタジオ化する
これは、予算の上を見ればきりがありません。
ですが、最低限練習できる場所にするということもできます。
やり方としては、以下のよう流れになります。
- 何を練習するのかを明確にする。
- その練習にあった防音対策をする。
- 道具や機材など、必要なものを揃える
- 練習開始
このような工程になります。
何を練習するのかを明確にすることによって、必要なものが見えてくるでしょう。今では、簡易式の防音室なども販売されています。
自分に最適なカスタマイズをすることが大事です。
また、長い目で見るのならば自宅のスタジオ化が一番効率的に練習を行えます。
なぜなら、時間が一番自由に使えるからです。
移動の時間もない、施設で会計する時間もありません。その分、練習時間に当てることができます。
練習できるようにするまでが、大変ですけどね(笑)
しかし、少しずつ揃えていく楽しみもあります。
家に余裕があり、志が高い人は是非試してみてください。
音楽教室に通ってみる
これは、練習場所と技術をまかなえる方法です。自分でスタジオを借りるよりは割高ではありますが、その分上達も早いです。
独学で長くスタジオに通うよりも、トータルでお金がかからない場合が多いです。
ですが、講師との合う合わないや、自分の努力次第では無駄にお金がかかるときもあります。
こちらも、志が高い人向けです。
また、レッスン中でしか練習場所がないので、少ししか実践できない事が多いです。ですので、たくさん練習したい場合は、別に練習場所を探す必要があります。
でも、右も左もわからない初心者さんなのであれば、一考の余地ありです。
なぜなら、自分にあった練習方法がわからない人は、そこから行なっていかないといけないからです。
歌や楽器が上手くなるショートカットとして通うという解釈が、一番しっくりするでしょう。
グループレッスンなどでは、ほかの生徒さんなどとも交友関係が広がるのが魅力です。
以上、有料でできることです。
まとめ:歌や楽器の練習場所に困ったときの解決方法
今回は、歌や楽器の練習場所に困ったときの解決方法を解説しました。
自分では、思いつかないこともあったと思います。まずは、どんな方法が自分に合うのかを当てはめていきましょう!
わかりやすく、要点をまとめていきます。
- 練習場所に困った場合、最初の選択肢は二つ
- それは、 「お金をかける」か「お金をかけない」かである。
無料でできることは、以下の通りです。
- 家を練習場所にする
- 音を出しても、迷惑にならないところを探す
- 無料開放している場所を使う
有料でできることは、以下の通りです。
- スタジオなどの商業施設を使う
- 家をスタジオ化する
- 音楽教室に通ってみる
少し工夫したり考えてみれば、やれることは沢山あります。効率的な方法を選んでいきましょう。
あなたの活動の役に立てば幸いです。
僕のブログでは、「音楽で生きていく方法」を発信しています。無料でたくさんの記事がありますので、ぜひ活用してくださいね♪
以上。音楽人講師の凜でした!