おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。
この記事を読んでいるあなたは、少なくても「歌手になりたい!」と思っているはずです。また、本気でなりたいと思っている方もいる事でしょう。
ですが、気持ちが先行して、間違った方法をしているのに気づかないという事が起こります。そうなっては、あなたの努力も無駄になってしまいます。
目的地が明確だとしても、進んでいるルートが間違っていれば、たどり着くことはありません。そんな時は、正しいルートに移ることが重要です。
そこで、歌手を目指す人がやりがちな失敗パターンを知る事で、間違った道を進むことを回避することができます。少しの知識だけで、あなたの夢が近くなるのですから、学ぶ価値はあるでしょう。
今回は、歌手を目指す人がやりがちな失敗パターンを紹介いたします。追加で、歌手になる正しいたった一つの方法を解説いたします。
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もくじ
歌手を目指す人がやりがちな失敗パターン5選
それでは、歌手を目指す人がやりがちな失敗パターンを紹介していきます。もし、あなたも紹介することをしていたのなら、音楽活動を改めなければなりません。
ですので、しっかりと理解しましょう。失敗を回避するのも、成功するために必要な事です。あなたの人生の時間は、限られているのですから。
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歌手を目指す人の失敗パターン:技術向上だけをすると失敗する
多くの、歌手になりたい人は、「歌が上手くならないと歌手になれない」と考えることが多いです。また、そのために貴重な時間とお金を使います。
具体的には、以下のような行動を起こします。
- 歌の練習だけをする
- 曲作りだけをする
- ボーカル教室に通う
ですが、このような活動だけしても、歌手になる事は絶対にありません。なぜなら、歌手に必須なファンが増えないからです。
歌手は、自分の活動を応援してくれるファンの存在が必要不可欠です。あなたの、ライブや曲を買ってくれるのは、いつだってファンなのですから。
ですが、技術向上だけをするといつまでたってもファンは増えません。それは、他人に自分を知ってもらう機会が作れないからです。
「上手くなってから知ってもらおう」「上手くないと人に見せられない」と思う方もいるでしょうが、そんなことは関係ありません。
その考えでは、いつまでたっても自分を知ってもらう活動ができないのです。また、世の中の人は「上手い人だけを求めている」わけではありません。
世の中の歌手を見てください。上手い人もいれば、下手な人もいます。しかし、共通してある事は、ファンがついている事です。
ですので、どんな人でもファンがつくようにはなります。今の音楽シーンを見れば、この事が証明されています。
逆に、ファンがいない人で、歌手活動で成功している人はいません。それは、ファンがいない事で、歌手として仕事が成り立たないからです。
つまり、技術向上だけに気を取られ、ファンを増やす活動をしなければ、絶対に失敗するのです。
また、歌手になる方法は、大きく分けて二つあります。それは、事務所やレーベルに所属する方法と、個人で活動していく事です。
この二つの中で、歌手になる事を目指していく事が、現代の歌手になる方法です。しかし、どちらも、歌が上手いだけでは歌手にはなれないのです。
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事務所やレーベルは歌が上手い人を探しているわけではない
多くの方は、事務所やレーベルに所属して、メジャーデビューを目指します。そのためには、事務所やレーベルに認めてもらい、契約にまでこぎつけなければいけません。
そのためには、事務所やレーベルが求めている人材に、自分がならなくてはいけないのです。
では、事務所やレーベルが求めている人材とは、どのような人なのでしょうか?
それは、「売れそうな人材」です。事務所やレーベルは会社として活動しています。ですので、利益が最重要です。そのために、「売れそうな人材」を躍起になって探します。
その方法には以下の2つがあります。
- オーデション
- スカウト
これらを事務所やレーベルがおこない、欲しい人材を発掘します。
では、「売れそうな人材」とはどんな人なのでしょうか?「歌が上手い?」「見た目がいい?」そんなことではありません。
「売れそうな人材」とは、「すでに売り上げの実績がある人」のことを言います。ここでの売り上げとは、個人での活動で、ライブの動員や曲の販売が上手くいっていることです。
デビュー前から売れているのであれば、事務所やレーベルも「うちでデビューさせたらもっと売れるだろう」という予測を立てることができます。
ですので、安心して契約を持ち掛けることができるのです。お金がかかるデビューに、売れるかわからない人を選ぶ方が、ビジネスとしては、不自然ですもんね。さらに、既にファンがいれば、宣伝のための費用も安く済みます。
つまり、歌が上手い下手関係なく、売れればデビューさせるという事です。事務所やレーベルに認められるという事は、そういう事なのです。
ファンがすでにいて、売り上げの実績が出せている。そういう人を、事務所やレーベルは求めています。
だからこそ、技術の向上だけをしていると、失敗します。なぜなら、売り上げに直接かかわる、ファンがいつまでも増えないからです。
このように、事務所やレーベルは歌が上手い人を探しているわけではないのです。
個人でもファンが増えなければ歌手にはなれない
歌手になるもう一つの方法に、個人で歌手になる方法があります。現代では、メジャークラスの活動を個人で行うことができます。
具体的には、以下のような活動です。
- ライブの制作・運営
- 楽曲の制作・販売
- グッズの制作・販売
- ファンを増やすための宣伝
- ホームページの作成
自分一人で行えなくても、業者に依頼すれば、行う事は可能です。今では、ネットで安い業者を探せます。
ですが、歌の練習だけで、ファンが増えなくては、このような活動を行っても、赤字になるだけです。
それでは、歌手になれたとは言えません。また、歌が上手い人だけにファンがつくわけではありません。地道にファンを増やす活動をすることで、少しづつファンが増えていくのです。
また、個人で活動をすれば、すべて自分の好きなように活動ができます。事務所やレーベルに所属すると、いろいろと制約がかかることが多いですからね。
事務所やレーベルの実態については、こちらの記事に詳しく書いてあります。内容はアイドルですが、事務所やレーベルは同じ仕組みですので、歌手にも同じことが言えます。
→ アイドルになりたいなら事務所・プロダクションの仕組みと実態を理解しよう!
このように、個人でもファンが増えなければ、歌手にはなれないということが分かります。
歌手を目指す人の失敗パターン:オーディションに希望を見いだす
歌手を目指すあなたは、オーディションを受けた事があるかもしれません。実際に、歌手になれる方法ではあります。
ですが、ひたすらオーディションを受けても、必ず失敗します。なぜなら、自分が目指す歌手像と、事務所やレーベルがもとめる人材が全くもって違っているからです。また、歌手になる方法の中で、一番確率が低い方法でもあります。
オーディションを受けるために、歌の練習や選曲などに時間をかけますよね。ですが、先ほどにも話した通り、事務所やレーベルは「売れる人材」を求めています。
そこを判断する材料は、歌のうまさなどでもなく、「売り上げの実績」です。オーディション応募時にも、活動経歴などを書く項目が必ずあります。
それは、「売り上げの実績」を判断するためです。ですので、いくら才能があろうが、歌が上手かろうが、「売り上げの実績」がある人がオーディションに参加したら、後者が必ず勝ちます。
ですので、歌手になりたいと思っている人ほど、オーディションには合格することができない事実があります。これは、歌手になりたいと思っているほど、歌の上達に、力を注ぐからです。
ですが、事務所やレーベルはそんな人材を求めているわけではないのです。
このような理由から、オーデションに希望を見いだして、受け続けると、いつまでたっても歌手になる事はできないのです。
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歌手を目指す人の失敗パターン:甘い言葉に騙される
本気で歌手になりたい人ほど、業界の人から声をかけられたら、舞い上がるほどうれしいでしょう。
ですが、この事を悪用する、悪徳業者がいる事をご存じですか?彼らは、狡猾な手段や甘い言葉で、歌手を目指す人に近づいていきます。
- 無料のオーデションを開催して、ほぼ全員を合格にする
- SNSやインターネット上で、スカウトをしてくる
確かに、オーディションに受かったり、スカウトされれば、誰でもうれしいものです。本気で歌手を目指しているほど、その嬉しさは大きくなるでしょう。
ですが、そこが落とし穴です。スカウトやオーディションの合格といった売れに、悪徳業者の悪意が隠れています。
そいつらは、舞い上がった歌手になりたい人に、高額な金額を請求します。舞い上がって視野が狭くなった人は、簡単にその金額を払ってしまいます。
お金を払えば、歌手になれると、本気で信じ込んでしまうのです。
悪徳業者がお金を請求する項目に、以下のような種類があります。このような言葉を聞いたら、まず疑いましょう。
- 所属・登録料
- チケットノルマ
- 作品制作・販売費用
- レッスン料
- 何かと付けた手数料
本来ならば、事務所やレーベルは、歌手本人にお金を請求することはありません。なぜなら、事務所やレーベルの売り上げは、丹精込めて育成・宣伝した所属の歌手が稼いだ売り上げから出るものだからです。
育成・宣伝するためには、それなりに費用がかかります。それを投資するだけの人材を見つけるのが、事務所やレーベルの仕事です。
ですので、歌手本人からお金を取る時点で、かなり不自然です。本来のビジネスモデルとはかけ離れています。ビジネスモデルとは、どんな形でお金を稼ぐかという事です。
つまり、歌手本人からお金を取る時点で、悪徳業者ということが分かります。こうしたところに所属をしても、歌手になる事はありません。
逆に、あなたの貴重な時間とお金を、搾取され続けます。
このように、甘い言葉に騙されると、歌手になる事を失敗します。
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歌手を目指す人の失敗パターン:ライブ活動を続けると失敗する
ライブとは本来、ファンにチケットを買ってもらい、開催するものです。その際黒字になり、収入が発生すれば成功となります。
また、宣伝に使い、無料で行う事はあります。ですが、ライブを行うためには、時間とお金がかかります。
歌手になりたい人は、ファンがいないので、後者のライブを行う事しかできません。20世紀であれば、この方法でも成功することはありました。
ですが、現代ではこのような活動を行うと失敗します。その理由は、以下の通りです。
- 現代人のライブ離れにより、ライブハウスに人が来ない
- ライブ費用が高いわりに、ファンが一向に増えない
- ファンを集める資産が増えない
ライブを行えば、ファンが増えると思う人は多いです。ですが、これは間違った考え方です。
ライブハウスに沢山人がいて、知られる機会が多ければOKなのですが、今では、ライブハウス自体に人が来ない事はざらです。
お客さんが一桁なんてのは、普通に起こる事実です。ですので、ライブ活動をひたすら続けても、一向にファンが増えないという状況がおこります。
これでは、歌手になるなんてのは無理です
また、ライブはファンがいるからこそ黒字を見込め、開催することができます。ですので、そもそもライブの開催手順が違うのです。
現代では、ライブが宣伝にはほとんどなりません。ですので、失敗するとお伝えしたいのです。
そして、事務所やレーベルの関係者が見に来てくれると思う人もいますが、お客さんが来ないライブに、価値があると思われるのでしょうか?
また、今では関係者はライブハウスにはめったに来ません。なぜなら、インターネット上で、「売れる人材」は簡単に見つかるからです。
事務所やレーベルは、ファンが多い人を、「売れる人材」として認めてくれます。ファンが多ければ、人目に触れる機会も多いでしょう。
ビジネスチャンスを狙っている、事務所やレーベルはこんな人たちを見逃すはずはありません。ですので、インターネット上で人材を発掘します。
これらの理由から、ライブ活動で、歌手になる事に繋がらないのです。
このように、ライブ活動を続けると失敗するのです。
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歌手を目指す人の失敗パターン:周囲の理解を得ないと行動しない
歌手になりたい人は、そのために周囲を説得したり、理解が得られないと活動を始めないといった事が見受けられます。
これにより、活動を始めるまでにエネルギーを割いてしまい、活動するまでに時間がかかってしまうのです。
歌手になるためには、時間とお金がかかるものです。ですので、始めるのは早いにこしたことはありません。また、行動を起こさなければ、歌手になれることはありません。
「音楽で生きていきたい」と周囲に言うと、高確率で、反対や信じてもらえません。そして、応援してくれる人は、身近には少ないでしょう。
また、自分の人生に口出しされることもあります。
- 歌手なんかにはなれない
- 就職をしなさい
- そんな無駄な事をするなんて無謀だ
こんな言葉を聞いたら、どんな人だって嫌な気持になる事はあるでしょう。そして、説得するために時間を割き、活動することがなかなかできないのです。
また、説得できず、諦めてしまう人もいます。これでは、歌手になる事など不可能です。
ですが、そもそも説得する必要があるのでしょうか?また、人に反対されたくらで、諦めきれる夢なのですか?
歌手を目指すのはあなた自身です。あなたがやりたいように活動すればいいのです。
ですので、自分の夢を語るのは、あまりしないようにしましょう。そして、実際に歌手になってから、うち開けてみましょう。
歌手になっていれば、文句をつける理由などありません。れっきとした、人のためになる仕事なのですから。
言いたいことは、説得する暇があるなら、歌手になるための活動を一人で行いなさい。という事です。
歌手になるための活動以外に、時間を割く理由はありません。無駄な事は省く。これをしないと、あなたが疲弊します。
相手を納得させるのは、結果でしましょう。
このように、周囲の理解を得ないと行動しない事や、説得することに時間を割いてしまうと、歌手にはなれません。
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歌手になるたった一つの正しい方法
ここまで、歌手を目指す人が行う失敗パターンを紹介してきました。逆に、正しい方法はどんな事なのでしょうか?
あなたがやるべき正しい方法は、たった一つです。それは、ファンを増やすことを学び・実践していく事です。
これを行っていく事で、少しづつ、歌手への道は近づいてきます。逆に、ファンがいない歌手は、仕事として成り立ちはしません。
どんな商品でも、買う人がいなければ大赤字です。よって、事業が続かず、倒産してしまいます。ファンがいないというのは、これと同じことが言えるのです。
歌手になる方法は、2つあるといいました、ですがそれは、形態にしかすぎません。本質的には、どちらにせよファンがいなければ歌手にはなれないのです。
ファンを増やすためには、自分の存在を沢山の人に知ってもらわなくてはいけません。そのためには、自分から発信していくという事が大切です。
今では、インターネットを使って、手軽にかつ効率的に発信することができます。具体的な方法は、以下のような方法です。
- ブログ
- YouTube
- 配信
- SNS
- 多くの人が使う、発信できるサービス
成功している人を観察していると、全ての人がこのような方法を行っています、逆に、知られていない人は、ファンも少なく歌手として活動していけません。
僕は、音楽人講師として、音楽を仕事にする方法を発信しています。歌手になる知識も、沢山記事にしています。まずは、正しい知識を、僕のブログで学んでみてはいかがでしょうか?
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まとめ:【ついついやってない?】歌手を目指す人がやりがちな失敗パターン5選 歌手になりたい人が陥る落とし穴とは?
いかがだったでしょうか?
今回は、歌手を目指す人がやりがちな失敗パターン5選と、正しい方法をお伝えしました。
まとめると、以下のようになります。
- 技術向上だけをすると失敗する
- オーディションに頼ると失敗する
- 甘い言葉に騙されて失敗する
- ライブ活動し続けると失敗する
- 周囲の理解を得ないと行動しない事で失敗する
これらを行ってしまうと、必ず失敗してしまいます。ですので、1つでも当てはまっていたら、活動を改めなおす必要があります。
そして、歌手になるためには、「ファンを増やす」事が必須です。これができなければ、歌手になる事は不可能です。
ファンを増やすことに関わることだけに、時間とお金を使うようにしましょう。そうすれば、実績ができ、業界からも声がかかるようになります。
また、個人でも歌手として生きていけるようになります
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あなたの活動の役に立てば幸いです。以上。音楽人講師の凜でした!