【結論:練習の質を上げ、それを継続しなさい】6つのギターが上手くならない理由と上達しないときの原因を徹底解説!
凜

おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。

ギタリストにあこがれて、初めてみたはいいものの、「全然うまくならない!」と思っている人は多いのではないでしょうか。

そして、才能のなさや向いていないと勝手に思い、やめていってしまう人がいます。せっかく熱中出来る事かもしれないのに、もったいないですよね。

僕自身、中学校からギターを始めましたが、満足に弾けるようになったのは、20歳を過ぎてからです。おいおい、5年くらい何やってたんだよ!と言いたい所ですよね(笑)

それは、こんな悪循環にはまっていたからです。

  1. なんかやる気がでる
  2. ギターを手に取る
  3. 練習方法も調べず、ただひたすらに練習
  4. 一向にうまくならず、数か月放置

こんなループをしていました。これでは、時間の無駄です。現に、僕は5年も無駄にしています。

ですが今では、満足に思うほど、弾けるようになっています。それはなぜだと思いますか?今回の記事で、その答えが分かると思います。

そして、時間は資産です。僕のような失敗者を増やしたくもありません。そこで、ギターが上手くならない理由と、上達しないときの原因を徹底解説していこうと思います。

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そもそも上達はどうやってしていくのか?

まず、上手くならない原因を突き詰める前に、上達するためには、何が必要で、どうやってなるのかを解説していきます。

ここを理解すれば、自分の行動が、上達に繋がっているのかを考える事ができます。

まず、ギターが上達するには、練習が必要です。関係性を表す式は、こちらになります。

上達=練習

ですが、これだけでは、抽象的過ぎて、わかりずらいですよね。また、練習の内容や、量によっても、人によって上達する量が変わってきます。ですので、このような式となります。

上達量=練習量×練習の質

また、いくら練習をしようが、質が良かろうが、人それぞれ、吸収率が違いますよね。このため、練習したことをいきなり100%出来る人は、まずいません。

ですので、一般人なら60%を吸収出来れば十分です。このため、計算式に、このような項目が加わります。それは、個人の吸収率(ほとんどの方は60%だと考え、ここでは0・6とします。)です。

上達量=練習量×練習の質×個人の吸収率(0.6)

つまり、ほとんどの人は、練習量×練習の質の、60%の値が、上達量となるわけです。ということは、「練習量」と「練習の質」を増やしていけば、上達量はどんどん増えていくのです。

と、言いたいところですが、これで終わりではないのです。もう一つだけ、重要な要因があります。それは、応用値です。

この理由は、算数で例えると分かりやすいでしょう。算数は、足し算や引き算から学んでいきます。また、難しい問題になると、そもそも足し算ができなければ解けない問題などがあります。

つまり、土台ができてくると、急に上達したりする現象が現れます。応用が利くという事ですね。この事が、初心者にとって最大の壁です。

ほとんどの方は、この土台ができる前に諦めてしまいます。なぜなら、土台が出来るまでは、著しく上達量が落ちるからです。

だからこそ、諦めずに続けてください。そうすれば、一気にうまくなるレベルまで、到達するようになります。

最終的に、このような式となるのです。

上達量=練習量×練習の質×0.6×応用値(ここは、応用ができるレベルになると入ってくる)

まずは、「練習量」と「練習の質」を増やすことを考えましょう、すべてはここから始まるのです。

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ギターが上手くならない理由と原因

さて、ここからはギターが上手くならない理由と原因を解説していきます。

まず、以下のように6個書き出してみました。

  1. 練習量を時間で考えると上達しない
  2. 同じことをしても上達しない
  3. モチベーションに頼ると上達しない
  4. 習う事だけに満足すると上達しない
  5. 録音をしないと上達したかわからない
  6. 小さな目標を決めないと、長続きしない

これを知ることで、あなたの失敗を避けることができます。それぞれ、解説していきましょう。同じことをしても上達しない

練習量を時間で考えると上達しない

先ほど、上達には練習量と練習の質を増やしていく事が大切と書きました。ですが、この練習量を誤解している人たちがいます。

それは、練習量を「時間」で考えてしまう事です。

今日は3時間練習した!」や「30分しかできなかった」など、あなたもこういう風に考えたことはありませんか?

ですが、ここに上手くならない要因が隠れています。

時間=練習量ではない

さて、このような人たちを紹介します。毎日一時間、ギターの練習している兄弟がいます。ですが、兄の方が圧倒的に上手いことが分かっています。

その原因は何だと思いますか?

そうです、一時間の中で、練習量が違うのです。人によって、一時間でできる練習量は違います。例えば、一時間みっちり集中して練習した場合と、一時間練習してはいるが、スマホでアニメを見ながら行っているという場合です。

この場合、圧倒的に前者の方が上達します。ですので、同じ1時間でも、上達量が変わってくるのです。

また、人は楽をしたがる生き物です。その理由は、人間という種族の本能がそうさせています。

昔の人は、家や食べ物も十分にありませんでした。ですので、獣を狩りに行ったりもします。そこでは、命のやり取りをしなくてはなりません。

ですので、いかに楽に狩りができるかを考えました。それが、武器や罠などです。こうして楽をする事に、人間は知恵を働かせてきたのです。

そして、その本能が、悪い方向に流れると、楽をするためにさぼるという事に繋がるのです。本来なら、将来楽をするために考えたり行動したりするのですが、今では、命は保証されています。このようになるのも仕方がないのです。

ですが、楽をしていてはギターは上手くはなりません。ですので、時間で考えると、手を抜こうと考える本能が作用するので、この考えはやめましょう。

このように、時間=練習量ではないのです。また、時間で考えると、人は手を抜きやすくもなります。

練習量は明確な物で考えろ

さて、練習量を時間で考えると上達しないと解説しました、では練習量を何で考えればいいのでしょうか。

それは、回数など明確な物で考えましょう。例えば、「コードを3個を覚える」「コードを覚えるために今日は50回弾く」などです。

このような目標ならば、手を抜きにくくなります。そのさい、時間の概念は忘れましょう。「結果何時間かかった」という状態がベストです。

そして、その時間が短くなっていけば、上達してると実感もできます。僕は、この考えになってから、上達のスピードが圧倒的に早くなりました。

参考にしていただけたら幸いです。

同じことをしても上達しない

どんな人も、好きなフレーズや曲が弾けるようになると嬉しいですよね。そして、何度も練習してしまいがちです。

これが、上達しづらくなる落とし穴でもあります。確かに、何回も練習することは大切です。ですが、出来る事を何回やっても、他のことはできるようにはなりません

ギターは、色々なテクニックが合わさってやっと次のステップへ進める楽器です。つまり、同じことを繰り返しても。いつまでたっても進めないのです。

コードが一つだけしか引けなくては、曲は弾けませんし、一曲だけしか引けなくては、何曲も行うライブには参加できません。

上達とは、出来なかったことができるようになるという事です。出来る事を何回もやるのは、技を磨いているという事なのです。

ですので、同じことをしても、上達はしないのです。

時間は有限です。効率的に使う事を考えましょう。

モチベーションに頼ると上達しない

僕もそうでしたが、モチベーションに頼ると、上達はしません。なぜなら、やる気がある時にしか練習をしないからです。

上達するには、練習は必要不可欠です。つまり、圧倒的に練習の量が減ってしまいます

何事も、上達には毎日行う、「習慣化」が大事です。そうすることで、息をするように練習を行えますので、とても上達するのです。

このように、モチベーションに頼ると上達しないのです。

習う事だけに満足すると上達しない

ギターを上達させるために、ギター教室に通うという方法があります。この記事を見ているあなたも、ギター教室に通っているかもしれませんね。

ですが、1つ注意してほしいことがあります。それは、「習う事だけに満足すると上達しない」という事です。

例えば、週に一回一時間レッスンを受けるとします。ですが、一週間は、168時間あります。その中のたった一時間だけで、果たして上達していくのでしょうか?

こたえはNOです。ギター教室というものは、本来自分が足りないものを補いにいくところです。そこで、改善策や練習方法を聞いてもらい、自分で復習してもらうことがギター教室の存在意義です。

ですので、ギター教室に通う事だけに満足し、自分で復習をしなければ、上達しないのは明らかですよね。

ですので、ギター教室は「練習をしに行く場所」として捉えず、「自分が上達するヒントをもらいに行く場所」と捉えましょう。

このように、習う事だけに満足すると上達しないのです。

録音をしないと上達したかわからない

さて、いくら練習をしたり、質を上げる事に力を注いでも、上達した実感がなければ、辛いままですよね。

そこで、自分の上達を実感する方法は、自分の演奏を「録音」していく事です。

この事は、練習ごとに行うと、過去の演奏を比較することができます。そうすることで、どこが上手くなったのか?などを実感することができます。

上達が実感していると感じられなかった人は、是非行ってみてください。

しっかりと練習を継続していれば、上手くならないなんてことはありません。ただ、自分が気付いていないだけなのです。

そして、自分で気づけるようになると、もっとうまくなりたいなどの気持ちがわいてきます。

そうすれば、もっと練習の質が上がっていき、すべてにおいていい効果が表れるようになります。

このように、録音をしないと上達したかわからないのです。

小さな目標を決めないと、長続きしない

ギターにおける上達の秘訣は、継続です。そのためには、毎日続けられる習慣化が大切です。

この習慣化に必要なのは、小さな目標を決め、何回も達成していく。これを続ける事で、段々と習慣になっていきます。

まずは、自分が達成できる小さな目標を決めましょう。なんでもいいです。「このフレーズを起きたら絶対に引く」や「寝る前にコードを1つ弾く」でもいいです。

そしてその内容を、段々と大きくしていけば、練習を習慣化でき、長続きするようになります。

そうすれば、上達することは造作もないでしょう。

このように、小さな目標を決めないと、長続きぜず、上達に繋がらないのです。

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まとめ:6つのギターが上手くならない理由と上達しないときの原因を徹底解説!

いかがだったでしょうか?

ギターが上達しない原因は、全部で6つありました。それは、以下の通りです。

  1. 練習量を時間で考えると上達しない
  2. 同じことをしても上達しない
  3. モチベーションに頼ると上達しない
  4. 習う事だけに満足すると上達しない
  5. 録音をしないと上達したかわからない
  6. 小さな目標を決めないと、長続きしない

そして、上達のための計算式は、以下の通りです。

上達量=練習量×練習の質×0.6×応用値(ここは、応用ができるレベルになると入ってくる)

是非とも、あなたの活動に役立ててみてくださいね♪

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以上。音楽人講師の凜でした!