おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。
大学生のの期間中でも、「歌手になりたい」と考える人は多いです。人生のあり方の最初の一歩を考える時期が、大学生の期間中ですよね。
しかし、歌手になるにはどうすればいいか、正しい方法を知らない大学生が99%以上です。
また、ほとんどの人が間違った方法を行い、失敗していきます。簡単な例でも、オーディション活動・練習・ライブ活動などです。
これらの活動をいくら行っても、歌手になる事はできません。
そこで今回は、大学生が歌手になるためにはどうすればいいのか、行うべき活動は何なのかという事を解説していきます。
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もくじ
歌手になりたい大学生の間違った行動指針3選
まず、歌手になりたい大学生がやってしまう間違った活動3つと、それが失敗につながる原因を詳しく解説します。
間違った活動指針は以下の3つです。
- オーディション活動では歌手になるのは難しい
- 練習やレッスンでは歌手になるのは難しい
- ライブ活動では歌手になるのは難しい
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オーディション活動では歌手になるのは難しい
「歌手になるにはオーディションだ!」と思う大学生は多いです。しかし、この方法では、歌手になる事は難しいです。
オーディションとは、事務所やレコード会社が、所属させるアーティストを発掘するためのイベントです。
オーディションは、年齢制限があるものが多いですが、若い大学生は気にする必要はありません。
なのになぜ、オーディションでは歌手になる事が難しいのでしょうか?
それには、2つの理由が存在します。
まだ業界を知らない大学生を狙う悪徳なオーディションの存在
1つ目の理由は、悪徳なオーディションが数多く存在していることです。悪徳業者は、歌手になりたいという大学生の夢を糧として、多額のお金を請求してきます。
彼らは、ネット広告やオーディション情報媒体に募集をかけ、歌手になりたい人を集めます。そして、オーディションを受けた相手に合格通知を出し、舞い上がった相手からお金を奪うのです。
この時点では、悪徳なオーディションかどうかは見分けるのは難しいです。
しかし、僕の経験上「名前が知られていない事務所」が行うオーディションは、悪徳の場合が多いです。
この理由は、レコード会社を名乗るにはある程度の手続きがいるのに対し、事務所は誰でも名乗れてしまう事実があるからです。
ですので、判断が難しい場合は、オーディションの主催者は誰なのかを調べるようにしてください。
本来オーディションとは、所属させるアーティストから直接お金をとる事はありません。
事務所やレコード会社のビジネスモデルとしては、アーティストが出した売り上げから、分配方式で利益を吸収するという形態です。
ですので、直接お金がかかる時点で、悪徳だと判断してくださいね。
悪徳オーディションの詳しい手口は、以下の記事を参考してください。
→ 【夢を守ろう!】オーディション商法を見抜け!オーディション詐欺の特徴や手口・実態を解説します。
簡単な手口としては、オーディションを受けた大学生すべてを合格させます。こうして、「歌手になれる」という気持ちを舞い上がらせます。
その後、大学生から「歌手になるために初期投資がいる」と伝えます。業界を知らない大学生は、この事に疑問に思いません。
また、気持ちが舞い上がってしまうので、簡単にお金を貼られてしまうのです。「所属料」「登録料」「活動費」と称して、多額のお金をだまし取ります。
しかし実際、歌手になれることはありません。そのまま連絡が取れなくなることもありますし、粗悪なサービスで雑なレッスンをして終わりという事もあります。
こうした手口は、「オーディション商法」と呼ばれるれっきとした悪徳商法です。国や自治体も注意を呼び掛けていますので、冷静な判断を心掛けてください。
このように、悪徳オーディションがはびこり、業界を知らない大学生はそれに騙されてしまう事が多くあります。
ですので、オーディションで歌手になる事は難しい理由の一つなのです。
競争率が高すぎて合理的ではない
2つ目の理由は、競争率が高く選ばれる確率が0に等しいことです。
オーディションは、真っ当なものも存在します。しかし、その競争率はとても高いです。
僕自身、オーディション活動をしていたことがあります。その時、最終選考の個人面談でこう言われました。
「このオーディションは、3万人受けている。」
そして合格者は1人か2人です。つまり、倍率で示すなら数万倍といえます。
これは、超難関大学よりもよっぽど高い数値です。ですので、東大に入るよりも何倍も難しいのです。
さらに、オーディション合格するだけでは歌手になる事はできません。
歌手とは、「歌をメインに生計を立てられる人」の事を言います。
日本では、年に300組以上の人がメジャーデビューを果たしていますが、そのほとんどが歌手として食べていけるわけではありません。
ですので、数万倍の倍率を勝ち抜いたとしても、また厳しい現実が待っているのです。
これでは、とても歌手になる事はできません。だからこそ、オーディションという方法は、合理的ではないのです。
現代では、競争率にとらわれずに歌手になる方法が存在しています。この詳しい方法は、この後詳しく解説します。
このように、オーディションという方法では、歌手になれる確率が0に等しいです。このため、歌手になるのは難しいといえます。
歌手になれる確率は、以下の記事で解説しています。
→ 歌手になれる確率ってどのくらい?高確率で歌手になる方法は何だ!
練習やレッスンでは歌手になるのは難しい
歌手になりたい大学生は、歌の練習を特に頑張ります。バイトなどで資金を集め、レッスンに通うことなども普通にありますよね。
確かに、歌が上手いことは魅力的です。しかし、歌の上手さは、歌手になる事と全く関係がないのです。
これは、大学生に限ったことではありません。なぜなら、歌手になる条件は、歌でお金が生み出せることだからです。
例えば、音楽の売り上げランキングを見てみてください。上位のランキングが、歌が上手い人しかいないわけではないですよね。
歌手という職業である限り、売り上げの高さが高いほど、優秀な歌手という事です。そして、歌手として活動が出来るのです。
つまり、売り上げが出せない時点で歌手になる事はできません。そして、売り上げを上げることは、歌の上手さは関係がないのです。
売れている歌手では、歌の上手さ以外でも評価されている人はたくさんいます。容姿や顔、キャラやマーケティングの上手さなど、沢山の要素があるのです。
だからこそ、歌の上手さと歌手になる事はイコールではないのです。
このように、大学生が歌手になるには、練習やレッスンだけでは難しいです。「歌が上手ければ歌手になれる」という誤解は、しないようにしましょうね♪
ライブ活動では歌手になるのは難しい
本気で歌手になりたい大学生は、ライブ活動をする人も多いです。
例えば、路上ライブや、ライブハウスに出演したりをします。こうした活動を経て、事務所やレコード会社の目に留まろうとします。
しかし、この方法では歌手になる事はとても難しいです。なぜなら、現代において業界関係者が外で人材を見つけないからです。
今では、ライブハウスで人材を探すよりも、ネットで探す方が楽です。そのため、スカウト部門の人たちも、まずはネットで探し、そのあとでライブに足を運ぶという流れをとります。
つまり、まずネットで知名度を上げていかないと、ライブ活動をしても歌手になる事はできないのです。
このように、わざわざ足を運ぶメリットがなくなったため、ライブ活動では歌手になる事は難しいのです。
まず見られなければ、興味さえ引けないことを理解してくださいね♪
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歌手になりたい大学生が行うべき正しい活動指針
それでは、大学生が歌手になるには何を行えばいいのでしょうか?
それは、「自分の力でファンを集める事」です。歌手とは、「歌をメインに生計を立てられる人」の事を言います。
ここを目指すのですから、歌で生計を稼げるようになれるようにならなければいけません。
そして、歌手の生計を賄うのはファンです。彼らが、歌手の商品を買ってくれることで、生計を立てられるようになれます。
そのためには、ブログ・YouTube・SNSなどを活用し、世界中に向けて自分の存在を広めることをしていきます。
そうすることで、直接ファンが集まり、あなたの商品を買ってくれるようになります。
例えば、楽曲・ライブ・ファンクラブなどの商品を自分で作り、売る事が出来ます。
そして、「販売実績」という歌手デビューするために必要な最大の条件をクリアすることが出来るのです。
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大学生が歌手になるには「販売実績」が必須
事務所やレコード会社が歌手と契約を結ぶ際、一番重要視する要因は何だと思いますか?
この時、「歌の上手さ」「才能」などと答えるかもしれません。しかし、まったくもって的外れです。
事務所やレコード会社が最も重要視することは、「販売実績」です。
この実績とは、あなたが個人で集めたファンに商品を売った売り上げの実績の事です。
例えば、以下のようなことがあります。
- 楽曲を製作し、〇曲売り上げた
- liveに〇人動員し、〇円売り上げた
- ファンクラブに会員が〇人いて、〇円の収入が出ている
事務所やレコード会社は、立派な会社です。ですので、営利目的になる事は当然です。
よって、所属させた歌手を売り出し、売り上げを拡大したいのです。ですので、売れる可能性が高い歌手と契約することを望みます。
そして、彼らがそれを判断する要因とするのが、「販売実績」なのです。
つまり、デビュー前から個人でファンを集め、販売実績を上げている人材こそ、「うちでデビューしたらもっと売れる」と思ってもらえるのです。
そして、事務所やレコード会社はスカウトに乗り出します。
例えば、「実績がある人」と「歌や容姿は最高だけど実績はない人」では、どちらがスカウトされやすいでしょうか?
それは、「実績がある人」です。それくらい、重要な要因なのです。
この理由として、事務所やレコード会社は「売り出したけど売れずに赤字になる事」を極端に嫌います。
赤字とは、いわば借金です。この状況になるくらいなら、安定して売れる人をスカウトするのは当たり前ですよね。
しかし、無意識のうちに歌手になりたい大学生は、実績以外の要素を追及してしまいます。
例えば、ファンを増やすことを考えず上手さだけを追及などをします。
つまり、業界関係者が最も重視する条件を、歌手になりたい大学生は勘違いしているのです。しかし、これでは事務所やレコード会社はあなたの事を見向きもしません。
そうではなく、今日から地道にファンを集める事こそ、歌手になるためのたった一つの方法なのです。
ここを間違えてしまうと、あなたは一生歌手になる事はできません。
このように、歌手になるためには「販売実績」が必須です。そして、これをクリアすると、事務所やレコード会社からスカウトされます。
地道にファンを増やしていく方法は、以下の記事に詳しき書いてあります、是非参考にしてください。
→ 【これができなければ人生無駄にします】個人でもできる音楽プロモーションの方法を解説 歌手やアーティスト・音楽講師の効果的な宣伝方法はこれだ!
デビュー前からでも歌手として生計を立てられる
ファンを増やすことが出来ると、デビュー前からでも歌手として生計を立てられるようになります。
つまり、事務所やレコード会社に頼らずとも、歌手として食べていけることが出来ます。
なぜなら、歌手として必要なファンを集められれば、個人でもCDやライブチケットを売ったりして、生計を立てられることが出来るからです。
そして、事務所やレコード会社に所属しない方が、歌手になれる確率は高いです。つまり、歌手になりやすいという事です。
この理由は、収入が安定しやすいからです。
契約を果たしてデビューを果たした場合、売り上げのほとんどは受け取れません。例えば、メジャーデビューでのCDの売り上げ配分は、以下のような図の形態となります。
CDの売り上げののかで、歌手が受けととれる売り上げはおよそ1%です。例えば、3000円のアルバムが売れたとしても、30円しか受け取れません。
後の99%は、レコード会社やほかの組織に吸収されてしまいます。
したがって、デビューを果たしたとしても、歌手として食べていける人が後を絶ちません。
しかし、契約をせず個人で活動すれば、そのすべてを自分の利益とすることが出来ます。
よって、100倍以上も歌手として生計が立てやすいのです。
僕の知り合いでも、デビューをしていたアーティストがいます。しかし、それだけでは食べていけず、ほかの仕事で賄っている現状だったのです。
このように、自分の力でファンが集められるようになると、個人でも十分に生計が立てられるようになります。
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縁があれば、是非試してみてくださいね。完成次第、このブログに掲載いたします。
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まとめ:歌手になりたい大学生が行うべき活動方針!大学生から歌手になるには?
いかがだったでしょうか?
今回は、大学生が歌手になるためにはどうしたらいいのか、という事を解説しました。
歌手になるために間違った方法は、以下の3点です。
- オーディション活動では歌手になるのは難しい
- 練習やレッスンでは歌手になるのは難しい
- ライブ活動では歌手になるのは難しい
大学生が歌手になるためには、「自分の力でファンを増やす事」が必須です。
これが出来るようになると、販売実績が作る事ができ、2つの選択肢を選ぶことが出来ます。
- 個人で歌手になる
- 販売実績によりスカウトされ、デビューする
あなたも、今日から地道にファンを増やしていきましょう。そうすることで、高確率で歌手になる事が出来ます。
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あなたの活動を応援しています。
以上。音楽人講師の凜でした!