おいす!音楽人講師の凜です。主に、音楽を仕事にする方法を発信しています。
歌手やアイドル・俳優やモデルなどになる場合、オーディションを受けるというのも一つの手です。
その時、気をつけるべきことが一つあります。それは、悪徳事務所による「オーディション商法」です。
人の「〜になりたい!」という夢を食い物にするとても悪質な詐欺じみた事です。いや、もうオーディション詐欺と言っていいでしょう。
「オーディション商法」は、国や自治体までもが注意を呼びかけている悪質な手段です。
そして僕も、何度かその手口を直に目の当たりにしたことがあります。
このようなオーディションに引っかかってしまうと、莫大な借金やあなたの財産を無駄にします。また、挙げ句の果てには誰も信じられなくなってしまうなど、精神を壊してしまう事があるのです。
僕はそんな人たちを助けたい。だからこそ音楽人講師として活動しています。勿論、オーディション詐欺を回避する方法も心得ています。
そこで今回は、オーディション詐欺の特徴や手口・実態を解説します。そこから、騙されないための悪徳オーディションを見抜く方法も加えて解説いたします。
僕の知識が、夢を追う人の助けとなれば幸いです。
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もくじ
オーディション商法とは
オーディション商法とは、オーディションに合格したと見せかけ、その流れの中でお金を要求してすると言う物です。
お金を取る名目でいうと、「レッスン料」「所属料」「登録料」「チケットノルマ」などが挙げられます。あとは、芸能・音楽活動にかかる費用ほとんどを要求してきます。例えば、「CD制作料」「撮影料」などですね。
次からは、それらの様な事で金銭を取られないように、オーディション商法の手口・特徴を解説いたします。
ここを理解できるようになれば、いざあなたがオーディション受けた時に、冷静に判断が出来るようになります。
オーディション商法の特徴一覧
オーディション商法の特徴は、以下の3つがあります。
- 無名な事務所なのに、たくさん費用をかけたような広告が出されている
- 募集する年齢幅が大きすぎる
- ほぼ全ての人が合格できる
これら3つが、オーディション商法の特徴です。
それでは、具体的に解説していきます。
無名な事務所なのに、たくさん費用をかけたような広告が出されている
現代では、インターネットからオーディションを探すことができます。また、応募や実際の試験まで行えるパターンもあります。
あなたも、ネットでオーディション情報を探したことがあるかもしれません。
その情報の中には、2つのパターンがあります。それは、「有名な事務所の募集」か「無名な事務所の募集」です。
有名な事務所やレコード会社は、あなたも聞いたことがあるような所です。
例えば、avexやポニーキャニオンなどですね。こうした有名なところは、比較的安心して受けられます。
なぜなら、オーディション商法は、その事務所の評判を下げてしまうからです。
今では、ネットですぐに情報が行き渡る時代です。ですので、悪い評判も広がっていきます。
こうした事態を避けるためにも、有名なところは、真っ当なオーディションが多いのです。
逆に、「無名な事務所やレコード会社」の場合、あまり人に知られてはいません。その分元々の評判がないため、イメージダウンを怖がる必要がありません。
そのため、オーディション商法を行う悪徳事務所である場合も多いのです。
もちろん、しっかりとオーディションを行うところもありますよ!
そこで、悪徳事務所と判断する特徴が一つあります。それは、「無名な事務所であるのに、たくさんの費用をかけたような広告・サイトがある」と言うことです。
無名ということは、その分売り上げも少ないため、資金もそこまでありません。
そして、大手並みの宣伝費をかけてオーディションを行えば、そこだけで使えるお金はなくなります。
ということは、オーディション後のサービスやマネジメントにお金が使えないということになります。
つまり、オーディションに人を集めることだけが目的と言えるのです。
そして、オーディションで集めた人自体からお金儲けをすれば、オーディション後のサービスやマネジメントはやらなくていいのです。
だからこそ、宣伝費だけにお金を使っていると言えます。
普通の事務所なら、売りたい人材を発掘し、育て、有名にさせる。この全てに資金を費やし、質の良いものを提供します。
そして、発掘した人材の売り上げを管理し、ギャラを配分するのです。
つまり、事務所が利益を出す部分は、所属している人材からの売り上げであると言えます。
ですので、いかにも資金がなさそうなオーディションなのに、大手レベルの宣伝がされていたら、いかにも怪しいですよね。
カモを集めるための、罠を張っていると言っていいでしょう。そんな時は、必ず募集している事務所のサイトをのぞいてみましょう。
資本金や会社情報も掲載されていますし、所属アーティストだって乗っています。
ここで、誰も知らないようなアーティストや事業者情報などがあったら、グレーゾーンです。
人気商売である芸能関係は、人に知られているか?ということはとても大事な要因です。
なぜなら、ファンが多いほど売り上げも取れるからです。ですので、有名なほど信頼性も高いのです。
ですので、無名すぎるというのも、悪徳事務所の特徴なのです。
また、事務所の大きさに見合っていない広告や宣伝が行われていたら、集客した人からの金銭要求目的である可能性が高いと言えます。
もちろん、頑張っている無名な事務所があるというのも、理解しておきましょうね♪
今の時代、オーデションを行わなくても、いい人材はたくさん見つかりますから。
このように、無名な事務所なのに、たくさん費用をかけたような広告が出されている時は、悪徳事務所である場合が多いです。
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募集する年齢幅が大きすぎる
オーディションは、「売れそうな人材」を発掘する場所です。そして、発掘した人材を売れさせるためにも、活動方針を決めたり、育成をします。
これらの事から、募集する年齢層は低い方が適しているという事実があります。これは、「育成するなら早い方がいい」事と「若い方が売れやすい」という理由があります。
だからこそ、ほとんどのオーディションは10代から20代までの間でしか募集していません。
ですので、募集する年齢幅が大きすぎる場合、悪徳事務所のオーディションである時が多いです。
例えば、デフォルトで全年齢募集していたりする場合ですね。たまに企画で、30代以上を募集する場合もあります。ですが、これは希少例です。
募集する年齢幅が大きいい理由は、適齢期を逃した人に夢を見せる事で、お金儲けがしやすいという事があります。
30代を超えてくると、募集しているオーディションも少なく、芸能界入りの夢も諦めかけています。
ですので、事務所探しに躍起になっているという事があるのです。
そこに、悪徳事務所はつけ込んできます。芸能界デビューに躍起になっていれば、その分判断力も下がります。
そこで、いろいろな手口使い、金銭を要求するのです。手口の方は、後程詳しく解説しますが、以下の記事に30代以上の人が、歌手になる時に気を付ける事が書いてあります。
また、他のジャンルの事でも同じことが言えます。
→ 30歳からはオーディションや事務所頼りにはなるな!30代を過ぎたあなたでも歌手になれる理由
また、巧みな手口を行うためには、オーディションに参加してもらわなくてはいけません。だからこそ、募集する年齢幅が大きくして、夢を急ぐ人たちに参加してもらうのです。
そこから、「オーディション商法」を行っていきます。これに引っかからないようにも、募集する年齢幅が大きすぎるオーディションには気をつけましょう。
ほぼ全ての人が合格できる
オーディション商法は、参加した人から金銭を要求することを言います。つまり、合格した人から金銭を取るという事です。
この理由から、悪徳業者は参加者を不合格にする理由がありません。なぜなら、お金儲けができればいいと考えているからです。
ですので、悪徳事務所が開催するオーデションは、ほぼ全員合格する場合が多いのです。
この時、確かめる手段があまりありませんが、その際は手口の方から見分けることができます。
合格後の事務所の対応で、見分けるようにしましょう。
このように、悪徳事務所が開催するオーデションは、ほぼ全ての人が合格できる場合が多いです。
そうすることで、カモを増やしていきます。
オーディション商法の手口一覧
次は、オーディション商法の手口を解説していきます。
その手口は、以下の7つがあります。
- 巧みな手段で合格者からお金を取る
- 一対一の面談で、相手の判断力を奪う
- 費用がかかるという事を、事前に伝えてこない
- 合格者の不安と高揚感を煽る
- 長期契約を結び、詐欺と気付いても抜け出せないようにする
- お金が払えない理由で断ると、借金を勧める
- 提供するサービスの質が悪い・そもそもされない
それでは、それぞれ解説していきます。
巧みな手段で合格者からお金を取る
芸能活動をするには、多額の費用がかかります。宣伝・ライブ・イベント・衣装・マネジメントなど、種類は様々です。
まっとうな事務所ならば、この費用を負担して、所属者を売り出します。もちろん、その人に対してのギャラもです。
逆に悪徳事務所は、巧みな手段で合格者からお金を取る行為をします。先ほどにも話しました、様々な名目で課金をさせます。
この行為は、本来の事務所経営とかけ離れた行為です。なぜなら事務所は、所属させた芸能人の売り上げから利益を得るからです。
ですので、所属してもらう人からお金を取る事はあり得ません。むしろ、サポートや出資という形で、お金を出してくれます。
この理由は、そうして投資をする事で、事務所が儲かるという事を知っているからです。
本来、こうすることにふさわしい人材を発掘するのがオーデションです。よって、応募者からお金を取るという時点で、詐欺や悪徳事務所と断定してください。
ですが、このような事を知らない人が多いのが現状です。だからこそ、悪徳事務所の数が減るどころか、増えている一方です。
あなたの身を守れるのは、自身の知識と判断です。必ず、事務所に所属する際にお金を要求されるようなら、警戒してくださいね。
次からは、巧な手段の紹介です。
一対一の面談で、相手の判断力を奪う
この事は、実際に僕が経験したことです。
オーデションの最終選考を通過し、面談をする事になりました。
その時、自称プロデューサーという人と一対一での面談でした。この事は、事前に話されてはいないため、普通の人ならまず緊張するでしょう。
また、「ほぼ合格に近い」という状況ですので、気分も高まります。
悪徳オーディションは、このような状況を作り、相手の判断力を奪ってきます。こんな状態では、少しの話術や仕込みなどで、お金を要求される契約書にサインさせられかねません。
僕は、悪徳オーディションの手口を事前に知っていたため、事なきを得ました。また、他のオーディションにも面談があったため、即決はしなかったのです。
しかし、このような事を知らない人からしたら、高確率で契約してしまう事でしょう。特に、まだ社会に出たての若い人や、夢に燃える30代以上の人たちは、騙されやすいです。
このように、一対一の面談で、相手の判断力を奪う行為をされ、金銭がらみの話をされるなら、悪徳オーディションだと断定してください。
費用がかかるという事を、事前に伝えてこない
オーディション商法の手口の一つに、「費用がかかるという事を、事前に伝えてこない」という事が挙げられます。
先ほどの僕の体験談では、費用がかかる盲を伝えられましたが、事前に伝えてこないという悪質なパターンも存在します。
例えば、普通の契約書のサインに見せかけて、とても小さく金額がかかるという事が書かれていたりします。あるいは、その事を隠そうとしたりします。
漫画チックな事ですが、実例として存在するのです。
先ほどの、冷静な判断能力を奪われるような事と同時に行われては、見抜くのはかなり難しいです。
また、他人に意見が言えないような優しい人ほど、騙されやすいし、見逃してしまう事があります。
そして、合格や契約後に金銭を要求します。この時、契約書にサインしてしまっては、逃れる術を知っている人は少ないでしょう。また、言葉を鵜呑みにして、払ってしまう人もいます。
まっとうなサービスや事務所・企業なら、こんなことは絶対に行われません。
スーパーの商品に値段が張られているように、学校の授業料や入学料が明記されているように、必ずお金が発生するところには、その盲を伝える事が明記されています。
なぜなら、消費者が「本当にお金を払うだけの価値があるのか?」という事を判断してもらうためです。
それをせずに悪評が広まっても、提供者からしたら損でしかありませんからね。
したがって、費用がかかるならかかるだけの説明をされない・隠そうとする時点で「私たちはお金をだまし取ろうとしている・プロにはならせてあげられない」といっているようなものです。
このように、費用がかかるという事を、事前に伝えてこない場合は、悪徳事務所と断定してください。
また、小さくお金がかるという事を書かれていないか、必ず確認するようにしましょう。書いてあれば、断る一択です!
合格者の不安と高揚感を煽る
巧みな手段で合格者からお金を取る「オーディション商法」は、合格者の不安と高揚感を煽ります。
僕は、このような言葉を投げかけられた事があります。
「このオーデションは、一万人以上が参加してる。その中から選ばれたのは君だ」
「そして、まだ君の技術は伸びるし、まだ世に出すのは早い。まずはうちと契約して、技術を上げていこう」
この2パターンです。他にもいろいろな言葉をかけられましたが、わかりやすいのが上記のパターンです。
一つ目は、相手の「高揚感」を煽る言葉です。「選ばれた」という事が、相手を高揚させ、判断力を奪います。
実際には、一万人の参加者ほぼすべてが合格しているでしょう。また、そんなに参加もしていないかもしれません。
売り文句としてとらえていいでしょう。
2つ目は、相手の「不安」を煽る言葉です。「君には厳しい」といいつつ、それを解決させるような事を言う事で、相手を契約に持ち込むという手口です。
ひどい場合、複数人に罵倒されたり、かなりひどい言葉をかけられたりします。そうして失望させ、希望を見せる事で、そこに手を伸ばさせるのです。
このように、合格者の不安と高揚感を煽る言葉を投げかけてくるのも、悪徳事務所の手口です。
最終的に「契約」につながるようなら、あなたを誘う言葉だと断定していいでしょう。
長期契約を結び、詐欺と気付いても抜け出せないようにする
オーディション商法では、相手に長期の契約を迫る事があります。
本来なら、長い契約は嬉しいものでしょう。芸能界は入れ替わりが激しいので、安心することができます。
ですが、この契約が悪徳だと大変です。これは、契約という事で縛り「詐欺と気付いても抜け出せないようにする」ための手口です。
なぜなら、契約書にサインしている事で、拘束力があるためです。
多くの場合、2~5年での契約で迫ってきます。この間、ずっと高い金額を払い続けるとなるとゾッとします。
逆に、契約を切ろうとしても、「違約金」や「解約金」という形でお金を要求してきます。
一度契約してしまうと、誘いに乗っても断ってもお金が奪われるので、とても悪質です。
まず契約しない事が、一番の対応策です。
あなたも、気を付けるようにしてくださいね。
お金が払えない理由で断ると、借金を勧める
また、オーディション商法では「借金を勧めてくる」事があります。これは、「お金がないから契約できない」という断り文句から、上手く契約に持ち込むための手口です。
例えば、消費者金融やカードローン。または自社の金融などで借金を勧めます。悪徳事務所の、何としてもお金を払わせたい「しつこさ」がうかがえますね。
この結果、事務所への支払いと、借金の返済にまで追われる事となります。そうなってしまえば、あなたの人生も狂いかねません。
まっとうな事務所や普通の企業なら、身内の人間に借金を勧める事はあり得ません。
本来借金とは、何かの事業を起こし、返済できる見込みがあるからこそ行います。そして、事業資金を集め、事業で稼ぎ、返済を行うのです。
ですので、リターンがない物に借金をして投資をするのは、合理的ではないです。
ですが悪徳事務所はお構いなしです。自分たちが稼げればいいので、借金を勧めてくるのです。
正常な感覚を失っているのです。そんな人たちとは、関わらないようにしましょう!
提供するサービスの質が悪い・そもそもされない
オーディション商法を行う悪徳事務所は、巧みな手段であなたからお金を取ります。
その時、手厚いバックアップを約束するそぶりも見せるでしょう。ですが、このようなバックアップは行われません。または、とても質が低い物であるといえます。
この事は、特徴のところで話しました「無名な事務所なのに、たくさん費用をかけたような広告が出されている」事につながります。
悪徳事務所は、そもそも所属者をバックアップする資金も人材もいません。だからこそ、悪徳な手段でしか活動ができませんし、詐欺を目的とします。
そして、バックアップをするところでも、とても質の低いものとなります。これは、少しでもバックアップすることで、詐欺だと悟らせないためです。
僕が知っている具体的な内容は、「レコーディング自体の質が悪い、完成品が粗悪品」「アーティスト写真が汚い」「約束したことをやってくれない」などがあります。
このように、悪徳事務所に所属しても、芸能界で成功することはありません。なぜなら、提供するサービスの質が悪い・そもそもされないからです。
また、悪徳事務所の目的は「お金儲け」です。この事から考えられることから学び、あなたの身を守ってください。
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オーディション商法に掛からないために
オーディション商法を見抜くヒントは簡単です。そのキーワードは「悪徳事務所は、オーディション応募者からお金を取りたい」という事です。
最終的にすべてこの理由に行きつきます。逆に考えれば、悪徳事務所の目的のための過程が分かれば、見抜くことができるようになるのです。
あなたの身を守るのは、あなたしかいないという事を自覚しましょう!
そして、オーディション商法にかからないために、知っておいてほしいことが5つあります。
- 応募者からお金を取る時点で、オーディション商法である
- 受けてみないと、悪徳かわからないことが多い
- オーディション自体は誰でも開催できる
- 個人でできてしまうのでオーディションは受けなくていい
- オーデションは時代遅れ
この5つを知る事で、夢を急ぐこともありませんし、オーディション商法に妃引っかからないようになります。
しっかりと理解し、あなたの芸能活動に繋げてくださいね!
応募者からお金を取る時点で、オーディション商法である
ここまで書いてきたことは、オーディション詐欺の実態と手口でした。それらから分かる事は、応募者からお金を取る時点で、オーディション商法であるという事です。
そして、悪徳事務所の手口は巧みです。これに引っかからないためにも、「事務所は所属者からお金を取る事は絶対にない」という事を胸に刻んでください。
この事が、あなたの判断の手助けとなります。
オーデションとは、事務所が売り出すにふさわしいかを見極める行事です。所属者から稼いでいる事務所の時点で、事務所は売り出す気は毛頭ありません。
つまり、事務所からお金を要求されたら、あなたは選ばれ知人ではないという事を知りましょう。
受けてみないと、悪徳かわからないことが多い
今回解説したオーデション商法の手口は、受けた後の出来事がほとんどです。つまり、受けてみないと、悪徳かわからないことが多いという事でもあります。
また、悪徳事務所のオーディションでも、ネットや雑誌などのオーディション情報に掲載されています。
何かに掲載されている事で、「まっとうなオーディションなんだ」思う人がほとんどでしょう。ですが、これは間違いです。
ネットや雑誌は、「広告料」を払えばだれでも情報を掲載できます。ですので、真っ当な物も悪質な物もあるという事を理解してください。
そして、オーディション参加費は基本的に無料です。
このような事から、悪徳事務所のオーディションに出会う確率も高いです。ですので、「オーディションを受ける前に見極めるのは難しい」事も現実としてあります。
オーディション自体は誰でも開催できる
国や自治体が注意を呼び掛けているのにもかかわらず、オーディション商法を行う悪徳事務所が減りません。
また、被害件数もなかなか減っていっていません。
この理由は、「誰でも事務所やレコード会社を名乗れる」という事によります。資格なども一切必要とせず、試験などもないので、資金さえあればなれてしまうのです。
そして、この事を知らない応募者は、ただの悪徳事務所なのに「このオーデションを開催している人は凄い人なんだ!」と勘違いしてしまうのです。
こうした考え方の人は、オーディション商法に騙されやすいです。基本的、どんな事務所でも凄いと思う必要はありません。
自分が有名になる踏み台くらいで考えていきましょう。そのくらいの考え方の方が、真っ当な事務所の方も目をつけてくれます。
このように、オーディション自体は誰でも開催できる出来る事から、悪徳事務所は減りません。
よって、騙されるきっかけが多い事も理解しておきましょう。
オーディションは受けなくていい
正直、オーデションは受けない方が無難です。なぜなら、生き残る確率が最も低い方法ですし、悪徳事務所もはびこっているからです。
また、悪徳事務所は以下のようなサポートを約束してくれます。
- レッスン
- ライブ
- 曲やCDの作成
- カラオケでの楽曲配信
- アー写の撮影・編集
- サイトの構築・配信
こんな「サポート」から、契約してしまう人も多いです。ですが実際には行ってはくれません。
芸能・音楽業界の事を知らない人からすると、確かに凄いことかもしれません。
ですが現代では、このような事も、個人や外注でできてしまいます。つまり、事務所に入らずとも芸能・音楽活動はできてしまうのです。
例えば、「曲の制作」や「カラオケ配信」でさえも、ネットで探せば行ってくれる業者は存在します。
それだけ、個人にやさしい時代なのです。それなのに、個人に厳しい悪徳事務所に所属するのは愚策といえます。
なぜなら、悪徳業者はぼったくるからです。例えば、10万円で行える音楽活動でも、100万円請求してきます。
残りの90万円を、じぶんたちの利益にしようとするのです。100万円あれば、それなりの芸能活動もできますし、仕事にする事だってできます。
その事を教えているのが、芸能人・音楽人講師である僕です。
確かに、わからない事を行うのは不安が多いでしょう。ですが現代では、自分で活動した方が、結果的に質の高い音楽活動ができます。
自信を持ってください。
そうすれば、オーデションを受けるという方法すら、必要ないことだと理解できるはずです。
このように、現代ではオーデションを受けるのは愚策といえます。
この理由は、個人の方がオーデションよりも、音楽・芸能を仕事にする確率が高いからです。この事を詳しく書いた記事を、音楽人向けですが書きました。ぜひ、活用してみてください。
もちろん、他の芸能活動にも応用が利く内容です!
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オーデションは時代遅れ
結論から言います。オーデションは時代遅れです。その理由は、オーデションから成功している人が、現代では少なすぎるからです。
今の事務所の新人発掘は、「売り上げの実績」で決めています。これは、個人での活動で「どのくらいファンを集められているか?」を重要視するからです。
真っ当な事務所は、発掘した人材を通じて、売り上げを上げます。だからこそ、手厚いサポートや、活動費を沢山出してくれるのです。
そこから売り上げが見込め、黒字になるための活動が事務所の本質です。
だからこそ、「売れそう」かわからないオーデションからの人材を発掘することを煙たがっています。
今は、ネットから個人がデビューしています。これは、「売り上げの実績」が認められた発信者をスカウトしたからです。
つまり、オーデションなんかよりも、個人で活動していった方が、芸能人になれるのです。もしくは、プロですね。
自分の好きな事で生計を立てれる喜びは、何事にも変えられない喜びがあります。
自分の人生を、他人に任せるのは不安定です。やはり、自分の事を一番理解している自分で活動していく事が、遠回りに見えて一番の近道です。
また、自分で全力を出すので、後悔もありません。
僕は、「個人で生きれる音楽人」をテーマに、そのための知識を発信しています。もちろん、好きな事対象ですので、芸能関係もです。
まずは僕のブログで、最低限の知識を学んでみてください。無料で沢山の記事が掲載されています。
もし音楽だけで生きていきたい人がいるのなら、こちらの記事をお勧めします。
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あなたの活動が身になる事を祈っています♪
まとめ:オーディション商法を見抜け!オーディション詐欺の特徴や手口・実態を解説します。
いかがだったでしょうか?
今回は、オーディション詐欺の特徴や手口・実態を解説しました。
この記事を読んだあなたは、以下の知識が手に入ったはずです。
- オーディション商法の手口
- オーディション商法の特徴
- オーディション商法の見抜き方
- オーデション無しで生きていける事実
これを生かし、あなたの活動に取り入れてみてください。もちろん、オーデションを受けたい人は受けるべきです。
人前で何かパフォーマンスをする事は、とてもいい経験値となりますから。
もし契約する場合は、今回の事に注意して臨んでください。
あなたがやりたい活動を、正しい知識・方法でやっていきましょう!
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それでは、今回の事をまとめていきます。
真っ当な事務所やレコード会社は、所属する人からお金は取りません。むしろ、サポートしてくれる組織です。
もちろん、自分の売り上げから事務所に分配はされます。
ですが、悪徳事務所のオーディション商法では、受ける人がお客さんです。ですので、「所属者からお金を取ろうとした時点で、悪徳と判断」してください。
あなたの身を守るのは、あなたの知識と判断だけです。
最も安全なのは、オーデションを受けない事です。そして、自分の力でプロを目指していく事が、一番の近道です。
現代では、事務所に入らずともプロにはなれます。また、「販売実績」を出せるようになれば、事務所側からスカウトされるようになります。
スカウトのされ方については、以下の記事に詳しく書いてあります。
→ 路上ライブからスカウトされるのは無理?歌手としてスカウトされる正しい方法を解説します!
僕の発信で、あなたの人生の手助けができれば嬉しいです。応援しています!
以上。音楽人講師の凜でした!
“【夢を守ろう!】オーディション商法を見抜け!オーディション詐欺の特徴や手口・実態を解説します。” への10件のフィードバック